「試合」カテゴリーアーカイブ

八段選抜大会

19日(日)は八段選抜大会があり、いつものように観戦に行ってきました。T八段が欠場のために本県からの応援者はいつもよりも若干少なめ。しかし、本県からお見えになった先生方や黙行会に参加されたこともある地元の先生に会場でご挨拶することができ、私にとって20数年ぶりに偶然お会いした先生との出会いもあり、昔を懐かしむ場面もありました。

1回戦から非常に見応えのある試合が展開され、勝った負けたというだけでなく、会場がどよめくような見事な一本も多くあって本当に心に響きました。

また、1回戦で試合時間が一番長かったであろうと思われる試合(計測した方の話によれば33分)は最後まで緊張感が途切れず、両者の集中力が際立って見えました。最後は片手突きで勝負が決しましたが、拝見している私の方が燃え尽きて、次の試合を見る態勢を整えるのにしばらく時間を要しました。

2回戦からはT八段と共に観戦することになり、実況解説付きの贅沢な時間。昨年まで出場されていらしたので試合者の心境などは手に取るように分かるのでしょうね~。より理解が深まります。

優勝したF先生の遣いっぷりはこれまでとは何か一味違っていましたし、久しぶりに拝見したM崎先生のスピードは現役選手と引けを取らず、上位常連のI先生の圧力も凄まじいものがありました。

残念ながら何時間も試合を観戦したのに「これだ!」という上達のヒントは掴むことが出来ませんでした。ただ、大技が決まった瞬間の感動だけは心に刻まれたのは事実です。そんなことを同乗させて頂いた帰りの車の中でT八段夫妻とおしゃべりしながら楽しく帰ってきました。

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14日(火)は黙行会

日曜日は国体予選に引き続き、支部総会も開催され、盛りだくさんの一日となりました。

国体予選では2回戦でU兄先生と対戦し、面を取られて敗退。振り返って考えると、技が単調だったとか、捨て切れなかったかとか、打ちの冴えがなかったとか敗因を考えると切がありません。でも終わったことは仕方ないか~。

ということで14日(火)は黙行会です。新年度最初の黙行会となりますので皆様のご参加よろしくお願い申し上げます。

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実業団チームの記念行事

先週の土曜日、隣県のT県において某企業の剣道部創部30周年を記念する行事が行われ、ある先生のお声がかりで私も参加させて頂きました。午前中は小中高生の試合、午後は大人の練習試合と稽古会という内容で、もちろん私は午後からの参加。

一通りの説明が終わるとすぐに試合が始まり、本県の大人6名に本県出身の大学生1名を加えて7人のチーム編成でT県選抜チームと対戦。何故か年齢順という話となり、実年齢が一番上の私が大将を命ぜられました。

先鋒の大学生は動きが良く、幸先よく1勝をもたらしてくれ、これを弾みに副将までに2勝1敗のスコアで私に回ってきました。たとえ、ここで私が2本負けを喫したとしても本数で引き分けになるので気持ちが優位であったことから、何とか勝利を手にすることが出来ました。その後の1試合は本県の若手選手とT木県のベテランで構成された混成チームがS県の実業団チームと対戦し、1勝2敗とこちらは惜しい結果でした。

全試合が終わり、七段以上が元立に立っての地稽古が約30分、お互い稽古が約20分へと移ります。来賓で来ておられた本県のW邉八段曰く「打った打たれたではない、交剣知愛だ。」の言葉通り、多くのお相手にかなり打たれましたがほとんど初めてお手合わせする方ばかりだったので頭はフル回転し新鮮味は抜群。稽古の最後には黙行会に参加して頂いたこともあるT県のS山先生ともお手合わせができ、充実した稽古会となりました。

段位、年齢、男女関係なく稽古が出来るのは剣道の良さでもあり、普段と違うタイミングのお相手に打てない自分の未熟さも認識できるので自分の剣道を高めるきっかけになるかも知れません。機会があったらまた参加したいものです。

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都道府県予選速報と24日(火)の黙行会

22日(日)は都道府県対抗の県予選会があり、当剣道談義場でもお馴染みのpapasさんが見事!大将の部で優勝し、本選出場権を勝ち取られました。大変おめでとうございます。

タイミングが良いことに今週の24日(火)に黙行会が行われますのでお祝いをしたいと思います。そこで誠に勝手ながら有志の皆様には1人200円のお花代を頂ければ幸いです。何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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鑽士カップ

日曜日、鑽士カップに出場しました。参加者は若手から昔若手だった人までの11名。トーナメント方式で行われ今回の優勝者はO江選手。

結果はさておき、自分自身の剣道ができたかどうかを考えると「イマイチ」、というか家に帰ってビデオを見ると今まで積み上げてきたと思っていたことが、全く積み上がっていないことが分りました。頭から冷水をかけられたような…久しぶりにガツンとした衝撃でした。

あまりのショックor疲れ?でお腹が減り、夕飯は飲み過ぎ、食べ過ぎてしまいました。

でも、この試合があったからこそ現実を直視する機会が得られた訳で、これからまた積み上げていきたいと思います。

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県民大会に出場して

日曜日に県民大会があり、私はT支部の選手として出場させて頂きました。T支部は1回戦はシード。その後の2試合を勝ち上がり、決勝戦でM支部と善戦するも負け、準優勝に終わりました。

優勝を逃したとは言え、チームの皆さんのお蔭で決勝まで進むことが出来たのは私にとって大きな収穫です。私個人の結果は1勝2分け。少しだけチームに貢献できたと思う反面、私が勝っていれば流れが変わったかもしれないと思うと若干複雑な心境です。

今回の課題は「崩さない剣道」と「機会で捨てる技を出す」ことを目標にしていました。大会の取り決めでチーム編成は国体に準じた構成になっており、ベテランの選手は総じて崩さない人が多かったのでいつもよりは崩さない剣道が出来たように思います。

何れの試合でも捨て切れるチャンスが何度かありました。ところが、「ここで面に行ったらお相手に先に乗られる」とか「小手を打たれるかも」という潜在意識が働き、躊躇して技が出ませんでした。実力がまだまだお相手を超えるレベルまで行っていないのが良く分かりました。いつか躊躇しないで打てる実力をつけて勝負に挑みたいものです。

それにしても試合前になると自然と緊張しますし、負けたらチームに迷惑がかかると思うと余計に硬くなります。それでも試合に出場したくなるのは、試合好きだからなのでしょうか?

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もう一つの優勝

本県のマスコットキャラクターが見事、ゆるキャラ日本一に輝きました。地元紙によれば優勝報告会には400名もの県民(県外民含む)が集まったそうです。今年は午年、世界遺産登録もあったので是が非でも優勝したかったのではないでしょうか?ゆるくない努力が実を結び、優勝されたことに心よりお祝い申し上げます。ただ、ゆるキャラ優勝で経済効果もあるやに聞きましたが、勝ち馬に投票した我が家には今のところ何の恩恵もありません。これからに期待しましょう。

さて、火曜日のM署稽古会や木曜日の支部稽古会では本県選手や本選の様子が話題の中心となり、現場で見ていた私に「どうだった?」というお尋ねもあって、私なりに思ったことを述べてみました。本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんけど。

後日、録画した全日本の映像を見て感じたことは武道館の臨場感は画面ではなかなか伝わりづらいということ。ある場面で会場が一斉に沸き立った時は地鳴りがしましたが、映像では大きな拍手と少しの歓声が流れていたに過ぎませんでした。また、不思議なことですが、会場全体がどちらを応援しているかが分かるときがあります。明らかに「判官びいき」であったり、その逆であったり…。

剣道の試合はもし可能であるならば現場に行って観戦することをお勧めします。特に若い人にとってはあの日あの時あの場所で見た経験が後々の優勝に繋がるかも知れませんからね。

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心躍りました(後編)

3日は全日本選手権大会。複数の先生方からS道範士の剣道形の映像をご所望されるリクエストがあり、撮影する前にはこれから自分の試合か!というほど緊張しました。撮れなかったら責任重大、手の震えを抑えながら何とか最初から最後まで撮影が終わり、試合前にも関わらず既に「本日の業務終了」気分となりました。

1回戦は延長戦が多く、予定よりかなり長引いてお昼でお弁当を食べた後はウトウトと寝てしまうこともありました。しかし、1回戦の最後に本県代表選手が登場する頃には目が覚め、期待をしながら観戦しました。残念ながら本来の持ち味をお相手に封じられた形となりましたが、まずは本選に出場することが大事。普通の人は1回でも出られないのですから。

全般を通して結果通り若い選手の活躍が目を引きました。特に優勝した選手には悲壮感は全く感じられず、背負うものがない「軽さ」が責任感の強い選手の「重さ」を凌駕しているように映りました。

新聞各紙は史上最年少優勝の記事を大きく取り上げて、ニューヒーローの誕生を祝っているかのようです。自分としては最年少出場が出来ない以上、こうなったら最年長出場を目指すしかなくなりました。しかも、理論的には年齢を増す毎に更新できる訳ですから俄然やる気になります。目標に向かって心躍ります(ちょっと無理やりですね)。

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予定通り14日(火)は黙行会

日曜日は県連主催の小学生の大会、月曜日は市民大会があり、私は両大会に審判として参加してきました。

市民大会では小学生から大人まで幅広い年齢層が参加し、日頃の稽古の成果を発揮している選手が多く見られました。ただ、試合中に足の怪我をした選手が1人いて大変お気の毒なことでした。1日も早い怪我の回復をお祈りします。

台風進路の状況は刻々と変化していますが、火曜日の朝には台風が過ぎ去るとの予報ですので黙行会は予定通り行います。皆様のご参加をよろしくお願いします。

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土日の剣道行事

日曜日は支部主催の一級審査会があり、そのお手伝いに行ってきました。小学6年生から大人まで幅広い年齢層が受審され、実技審査では大きな発声が出来ている人が多く、木刀による剣道基本技稽古法も皆さん練習されてきた成果が発揮され、私が受け持ちの会場の方は間違いなく出来ていました。全体的に出来が良かったのではないでしょうか。

審査会前後には数名の先生から「八段戦はどうだった?」と聞かれ、先生方は八段戦への関心が高いようにお見受けしました。

その八段戦、S玉県N岸先生、O江先生と共に観戦してきました。本大会は女王殿下もご臨席になられる八段選抜大会です。 T八段は2試合目に登場しました。お相手は大学同期のN尾先生。旧知の仲なのでお互いの手の内は承知しているご様子で勝負のみにとらわれず八段としての品格を重視した試合内容に映りました。そういうこともあってT八段としても中心を割って思い切って技を出されているように思いました。結果、一本目はひと溜めした飛び込み面、二本目もそれに近い面でT八段が勝利しました。

2回戦のお相手は昨年対戦したO塚先生。前年は面で先取した後、二本小手を取られて惜敗したお相手です。昨年同様、O塚先生の粘り強い剣道は健在で、N岸先生は「危険察知能力が高い」と評されていました。T八段は終始攻勢をかけておられましたが、お相手の守りが堅く最後は胴を抜かれて惜敗しました。

T八段曰く「相手が一枚うわてだった」と反省の弁を述べられていらっしゃいました。しかし、見ている私からは試合で捨て切る技を出せること自体、素晴らしいことのように思えました。他の試合もレベルが高く良い勉強になりました。

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