「試合」カテゴリーアーカイブ

全日本予選会

日曜日は全日本予選会が行われ、選手として出場してきました。私のお相手は最年少の選手。図らずも最年長になった自分と最大年齢差になってしまいました。

しかし、試合になればそんな事は何の関係もないので自分の持てる力を出せるように心掛けました。前回の段別戦の反省から、居つかないように足を動かしてみるようにしましたが、延長の後、上段からの鋭い打ちに小手を切られ、1回戦敗退に終わりました。

試合は稽古以上に思うようにいかず、お相手の圧力に身体のバランスを崩したり、千載一遇のチャンスを一本に決め切れなかったりと反省材料が満載になります。

まだまだ気力の衰えを感じることはなく(ないつもり)、試合で勉強出来るのは貴重な経験であることは間違いありませんが、年齢という現実を突きつけられると心に秋風が吹き始めます。まぁ、あまり深く考えず、これからもやれることをしっかりやっていくだけですけどね。

それにしてもベスト8くらいからの試合はどの試合も見応えがありました。選手・役員・審判の先生方、お疲れ様でした。

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打ち上げもまた楽し

先日の社会人大会終了後にチームで打ち上げが行われ、大いに飲み食いをしました。この大会はお祭り的になっているところもあり、「打ち上げが楽しみ」というチームも少なくないようです。来年こそは「勝利の美酒」で乾杯したいものです。

翌日、冷静に自身の試合を振り返ると相手を凌駕する気迫が足りなかったと思い至りました。相手に向かっていく気迫がないと技の冴えはないし、たとえ当たっていたとしても審判の心に響かない結果になってしまいます。

上位に進出した選手の中には堂々とした構えから中心を割って捨て切った技を出していた人もいて、まさにお手本になるような試合展開をしていました。「心技体」の素晴らしいところは是非見習いたいものです。

ちなみに社会人大会と同日に行われた関東七県大会は、ある先生から伺った情報によれば本県は決勝進出まであと僅かの3位ということでした。県代表の皆様、お疲れ様でした。

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社会人大会

予想通り厳しい暑さの中、200名以上の選手が集まり社会人大会が行われました。軽い熱中症の症状が出た方はいらっしゃいましたが、病院に搬送されるほど大事に至ることはなく、また大きな怪我をした人もなく、無事に行われたことは何よりです。

健闘したチームや個人の方がある一方で残念な結果に終わったチームや個人もあります。

それはそれとして試合に出場出来る幸せを感じました。

選手、役員、審判員の先生方、暑い中、お疲れ様でした。

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梅雨明け間近

天気予報によれば梅雨明けが間近に迫っているとのこと。梅雨明け前でも30℃超えが珍しくない昨今では昔ほど梅雨明けの待ち遠しさを感じられなくなっているのはやや寂しい気がします。

さて、連休の3日間は剣道行事に関わり、日曜日には段別選手権に選手として参加してきました。今回は「試合は稽古のように」を課題に掲げて臨みました。自分のクセとして相手を煽ったり、身体を沈ませたりして相手を崩すことが多く、その戦い方を変えてみました。結果は1回戦で二本負けの完敗。

短い試合でしたが、相手を煽らず、極力沈まない剣道が出来たことは一つの収穫でした。今後はこのスタイルをベースに駆け引きをもっと上手くしていきたいものです。

勝ちへの執念がないと勝てないし、勝たないとモチベーションも上がりません。と言って内容がナイヨウでは年齢的に虚しくなっています。自分のスタイルを確立し、勝てるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。

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14日は黙行会

土曜日はT林市で七段戦が行われ、選手として参加してきました。当日の最高気温は36度。立っているだけでも汗が滴り落ちるほどの猛暑日となりました。ちなみに今月の写真は分福茶釜で有名な同市のお寺の写真を掲載しました。

1回戦のお相手はS県の選手。技の尽きたところにタイミングを合わせるのが上手い選手で危ない場面もありましたが、面が決まって何とか1回戦を突破しました。

2回戦のお相手は本県のT澤(弟)選手。過去に何度か対戦したこともあり、概ね手の内は分かっていました。T澤選手の守りは堅く色々と試みるものの決めきれず、最後には見たところを打たれてしまいました。

ある先生に撮ってもらったビデオを後で見ると、試合全体を通して、からだの「出」のスピードはやや増したように思う反面、あまり美しくないクセが目につきました。T口範士からも「しっかり反省し、しっかり稽古しなさい。」と評を頂きました。酷暑の中、選手役員審判の先生方、大変お疲れ様でした。

さて、月曜日は黙行会。最高気温は35度と予想されています。約1時間の回り稽古が休みなく続きますので水分補給や一旦休憩を入れるなどご自身の判断で無理のないようにお気をつけください。

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死闘が繰り広げられた国体二次予選会等

6月も終わりに近づき、1年の約半分が過ぎてしまいました。月日が経つのは早いものです。また、圏央道が開通し関越ー中央ー東名が接続したというニュースがありました。これで海側の温泉地も近くなりますね。

さて、日曜日は国体二次予選会等があり私は観戦しに行ってきました。選手・審判でなく試合を観戦するのは総じて気楽なものです。

男子の中堅以下は4人総当たりのリーグ戦。1人3試合することになります。一次予選を勝ち上がってきた選手同士なので最初から緊迫した試合で手に汗握る一進一退の展開に見ているこちらの方が参ってしまうほどでした。レベルの高い選手の真剣勝負を間近で見ることができ、贅沢な時間を過ごせました。

死闘を繰り広げられた選手、役員・審判の皆様お疲れ様でした。結果は黙行会HPにアップしてありますのでご覧ください。

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理工科系大学大会

本来であれば、この日曜日の朝はサッカーを見るのが日本人として一つのあり方なのかも知れませんが、前々から本県地元大学主催の理工科系大学大会の審判を仰せつかっていたのでサッカーも見ずに朝から会場に向かいました。

会場となった本県武道館には関東の理工科系大学32校が集結し、盛大な大会となりました。理工系だけあって授業や実習、実験等で時間が割かれるなか、稽古時間は少ないながらも工夫して稽古に取り組んでいる姿が試合中に垣間見えました。

それでも強い選手は強いし、強い大学は強い。また、かつて支部稽古会で一緒に稽古をしたリケジョの試合もチラチラ横目で見ながら、心を乱さないように持ち場の審判に集中するよう心掛けました。

終盤、男子個人の決勝審判を務めさせて頂き、最後は文句のつけようのない会心の打ちに3人同時に旗が上がり、気持ち良く試合を終えられました。

この両日、完全にオーバーヒート。仕事に支障が出ないか不安になるほど想像以上のヘビーな剣道三昧となりました。

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予想外の国体強化練習会

土曜日は県内某所で国体強化練習会が行われました。近県はもとより前回国体開催県や今回の開催県も遠路遥々本県にいらっしゃいました。

私はお手伝いということで朝からコートの設営やパソコンの設置をしていました。一息ついたところで、K原先生に「試合中のパソコン作業の流れをご指示ください。」と伺うと「かんりにんの名前が選手一覧表にあるぞ」と衝撃の一言。確認すると確かに私の名前があるではありませんか!聞けば本来出場予定だった選手が出場できないことになったそうです。「かんりにんは選手って言えばいつでも喜んで試合するだろ?」ごもっともです。私の性格をよく読んでいらっしゃいます。「ハイ喜んで!」とは言いませんでしたが、その代わり変な汗が出てきました。

その会話から約30分後に第1試合。今年の国体開催県との試合です。前半の若手の活躍により優位なポイントで私に回ってきて、私が勝利すればチームの勝ちが確定します。開始約10秒、お相手の小手が見えたと思って打ち込んでいくと小手抜き面を決められ、開始早々の一本献上。ひょっとして2本負け?という悪い予感を振り払いながら、私にしては珍しく面を取り返すことが出来、引き分けに終わりました。大将のT八段が勝ち、その試合は本県チームが勝利しました。

その後、M澤先生と交代しながら3試合に出場しました。私自身の結果は3戦3引き分けとチームには貢献できませんでしたが、どの試合も持てる精一杯の力を出せました。至らぬ点は多々あるので反省しつつ改善していきたいと思います。

ある選手がぼそっと「結果はどうあれ、この場に居られることが幸せです。」とつぶやきました。全く同感です。元全日本選手権者対八段選抜優勝者の対戦をはじめ、強豪選手同士の試合を拝見したり、超一流の先生に稽古をつけて頂いたりと正に至福のひと時でした。この練習会に関係する全ての皆様に感謝申し上げます。

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