「審査会」カテゴリーアーカイブ

東西対抗

11日は、予備審査ということで本番と同じ形式で2人の先生と立合いをさせて頂きました。

攻めと溜め、間合い詰め、単純な打ち切りなど多々課題が浮き彫りになりました。次の審査まで全てを完璧にこなそうとしても無理なので、焦点を絞って取り組んでいこうかなと思案しています。

立合いをご覧になったある先生から「T範士にかかるつもりで臨めばいいんだよ」と貴重なアドバイスを頂きました。確かに上手に掛るつもりの方が、捨てられる気がします。

そのT範士、18日の東西対抗に東軍大将として出場されます。会場入りできない場合には動画で見る方法もありますので、T範士をはじめ、東西対抗に出場する選手をイメージしてみましょうか。

審査会2022夏

先日行われた社会人大会の結果と写真が支部HPにアップされていますので是非ご参照ください。

さて、例年夏には行われない審査会が行われたため受審してきました。この季節多々ある台風の影響で新幹線が遅れ、受審時間が30分遅れてスタートのオマケつき。

1人目のお相手は一際目立つ長身で面に届くイメージが湧きません。しかし、下手に小手に潜ると墓穴を掘る可能性もあるため慎重を期すことにしました。先を取る意識を継続しつつ、初太刀を繰り出したところ、竹刀と竹刀がぶつかる相面となり、打突部位は捉えませんでしたが、出足としては悪くない感触を得ました。ところが、その後、当たらない相面1回と届かない面の空振りを2回してしまい、総合的な自己採点で合格ラインに届かない立ち合いとなってしまいました。

2人目のお相手には空振りこそありませんでしたが、応じ技を出さなければいけない場面で見てしまうなど「後の先」に課題が残りました。まぁ、これは課題の一部に過ぎず深堀すれば果てしないことは言うまでもありません。

受審回数が増えることをポジティブに捉えるとすれば、良いことの一つは知り合いが増えていくこと。しかも今回は海外の方と知り合いになれたことは大きい財産でした。また次回、反省して挑戦したいと思います。

吉報を受けて

コロナの影響で世の中が停滞している中、本県ではまん延防止法が適用され、益々先行き不透明感が増しています。

そんな中、土曜日に行われた七段審査会で本県の先生が合格されたと、ある先生からご連絡を頂きました。こういう嬉しいニュースは沈みがちな気分を吹き飛ばしてくれます。

同日、大学の後輩からも七段合格の知らせを貰い、話を聞くことができました。電話での印象では2人とも完璧な立合いだったように思えました。

ポジティブなニュースはこちらも力を貰えます。自分なりの完璧を目指して頑張ろう!

続 祝!八段合格

10月の八段審査に続き、11月のハ段審査においても黙行会に参加されている石原一幸先生がご昇段されました。

たまたまコートが一緒だったので一次審査を拝見したところ、1人目の終了間際で切れ味鋭い小手が、2人目の後半で見事な面が決まりました。午前の部最後の立合いだったこともあり、会場全体が固唾をのんで見守っていると打突力のある打ちが館内に響き渡りました。

前回審査に引き続き、身近な先生のご昇段は本当に嬉しく思います。大変おめでとうございました。

祝!八段合格

10月20日の八段審査会において黙行会に参加されている小池政一先生が見事合格されました。

同じ支部でもあり、お世話になっている身近な先生が合格されると励みになります。

すぐにでも黙行会でお祝いしたいところですが、来るべき時に盛大にお祝いしましょう!大変おめでとうございました。

20年秋代替審査会

19日は昇段審査会。会場は厳重なコロナ対策が講じられており、部外者の立入は一切禁止の徹底ぶりでした。今回はアップ会場の用意はなく、ロビーで竹刀を振ることも許されず、まさにぶっつけ本番の審査会となりました。

私は午前の前半の組。今回のテーマは下半身からしっかり出られる打ちをすることと決めていました。それはそこそこ。でも1次敗退となりました。

自分では何本か手応えみたいなものを感じることもありましたが、ご覧になっていた先生からは「1人目で捨て切る打ちが見られなかった。」とのこと。

審査を受審している時は必死で記憶にないところがあります。しかし、客観的なご指摘から、伸るか反るかの場面、打たれるかも知れない場面で捨て切れなかったのが敗因であることが分かります。自分では溜めたつもりが「待ち」や「受け」に見られ、早々に審査対象から外れたのかも知れませんね。

まぁ、済んでしまったことを悔やんでも仕方ありませんので今度はギリギリのところで捨てられるように、次回の審査に向けて心身ともに修練したいと思います。

昇段審査

めっきり涼しくなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、10月15日の七段審査会におきましてY師寺先生が見事合格されたとの連絡を頂きました。大変おめでとうございます。

本来であれば黙行会でお祝いしたいところではありますが、少なくとも今年中は中止と決定されていますのでお祝いできないのが残念です。またいずれ稽古が再開した時には目一杯お祝いしましょう!

これから昇段審査に臨まれる先生方におかれましてもY師寺先生に続き結果が出ますよう、ご健闘をお祈りいたします。

審査会(2019秋季)に行ってきました。

29日は審査会に臨んできました。

今回はCということで1組目を見てからの自分の立ち合い。1人目のBの先生はサイズ的には自分と同じくらいの体形で正剣派。初太刀、ここは自分の攻めを効かせ、溜めて、入る流れをつくり先をかける気持ちで面に飛びました。体移動は上手くいったと思ったのですが、ギリギリのところで胴に返されてしまいました。会心の打ちの思惑が崩れたものの、ここで焦ると墓穴を掘ると思い、また初太刀からという気持ちで攻め続けました。1本だけお相手が崩れたところで出した小手はタイミングはよかったのですが、有効打突とまではいかない程度で時間切れ。

2人目のDの先生は長身で遠間から面を仕掛けられてきます。チャンスがなかったこともなかったのですが、咄嗟の場面で応じ技が出ないなど、有効打突を出すことができませんでした。

お二方とも強い印象でしたが、どんな相手に対しても有効打突がなければ通過は困難です。しかも、体調は良好で自分の力を発揮してこの結果ということは単に実力がレベルに達していないことに他なりません。

そんな心が折れそうな私でも沢山のご指導や応援を頂いているのでもう少し頑張っていきたいと思います。

昇段未満

先日の土日は全国審査会があり、本県からも合格された先生がいらっしゃいました。合格された先生方、たいへんおめでとうございます!

その審査が終わった18日に東北地方からはるばる受審しに来た大学の先輩が本県に立ち寄り、先輩数名と同期数名で反省会が行われました。実は実技合格だったので本来なら祝賀会のはずなのになぜか反省会。それ以上の深い詮索は不要です。

先輩があえて審査の話題を提供したので盛り上がったのは言うまでもありません。小太刀が特に稽古不足だったらしく、娘さんにも指摘されていたとか。次は太刀、小太刀とも頑張ってもらいたいです。

それ以外、主な話題はうん十年前の学生時代が中心。なのに昨日のことのように思い出されるのが不思議です。それだけ充実した時間を過ごせたということでしょうね~。

ジタンの神様

このGW、比較的好天に恵まれた中で10年ぶりに審査を受審してきました。
1次審査の1人目は演武大会の朝稽古でよく顔を合わせている先生。こちらが出る所、全ての面が当たり、「神様が降りてきた!」というくらい自分でも信じられないような出来でした。2人目はその出来から見ると残念な立ち合いになり、「これで終わった」と不合格を確信し肩を落として戻ってきました。

1次の発表を見る気もおこらず、観覧席にいると私の近くで双眼鏡で発表をご覧になったT範士から「受かってるよ!」と声を掛けられ、実感が掴めないまま2次審査の準備をしました。

2次審査の1人目の初太刀で左拳が浮いて受けてしまい、その時点で「ダメだ」と思った後はあまり記憶がありません。合格ラインを満たす有効打突が一本もないまま1人目終了。2人目はS風館の稽古でよくお世話になった先生でお互い手の内を知っている部分もありましたが、結局技を決め切れずに終了。今度は自分の確信通り、不合格となりました。

翌日の3日に柳生同期会でT木のO島八段に審査の話をすると「1次は実力で通って、2次で神様が降りてこなけりゃダメだよ、1次で神様が降りてきちゃぁ、そりゃ通らんな~。ジタンの神様ってことだよ!」「はぁ?ジタンの神様って何ですか?」と聞くと「ジタンだよ時短、最近は働き方改革で出勤時間が短いんだよ。」と本気とも冗談ともつかない言葉で大爆笑。

今回の審査では心掛けていた課題ができた部分もあり、少しずつ前に進んでいる気はします。審査後に色々な先生方からアドバイスを頂いたことを励みにまた頑張りたいと思います。