19日は昇段審査会。会場は厳重なコロナ対策が講じられており、部外者の立入は一切禁止の徹底ぶりでした。今回はアップ会場の用意はなく、ロビーで竹刀を振ることも許されず、まさにぶっつけ本番の審査会となりました。
私は午前の前半の組。今回のテーマは下半身からしっかり出られる打ちをすることと決めていました。それはそこそこ。でも1次敗退となりました。
自分では何本か手応えみたいなものを感じることもありましたが、ご覧になっていた先生からは「1人目で捨て切る打ちが見られなかった。」とのこと。
審査を受審している時は必死で記憶にないところがあります。しかし、客観的なご指摘から、伸るか反るかの場面、打たれるかも知れない場面で捨て切れなかったのが敗因であることが分かります。自分では溜めたつもりが「待ち」や「受け」に見られ、早々に審査対象から外れたのかも知れませんね。
まぁ、済んでしまったことを悔やんでも仕方ありませんので今度はギリギリのところで捨てられるように、次回の審査に向けて心身ともに修練したいと思います。