先週放送された「笑ってコラえて!」のギリシャのコーナーは思いのほか尺が長く、面白く見ることができました。奥さんはじめ出演者の皆さんもいい味を出していましたね。
実は黙行会に参加されたギリシャ在住のA井先生はS玉県屈指の進学校出身とのこと。「ということは浅見先生の高校・大学の後輩ということですか?」と尋ねると「ハイ」とのご返事。
「U高校→TB大学」=「crazy」and 「love Europe」?
上記の式がすぐに頭に浮かびました。もちろん「crazy」は既成の枠に囚われないというポジティブな意味ですよ。
先週に引き続き1月31日(水)19:56~日本テレビ「笑ってコラえて!」でギリシャ後編が放送される予定です。是非ご覧ください。
日曜日は広域地区の中学校剣道大会が行われ、男子女子それぞれの団体・個人戦で白熱した試合が展開されました。
個人的に最も印象深かったのは男子個人の準々決勝。お互い一歩も譲らず延長戦へ。それでもなかなか決着がつかず、要項に従い延長戦の所定時間を過ぎたので「水入り」の指示が出されました。しかし、その後も延々と試合は続き、2度目の「水入り」の指示。
まさに死闘の様相を呈し、会場がシンと静まり返って2人の試合に釘付けになっていました。まさにどちらが勝ってもおかしくない一進一退の状況。ところが残念なことに、2度目の「水入り」の際、一方の選手の足に疲労が原因と思われる不具合が生じました。棄権することも選択肢の一つと考えられましたが、「やります」とのこと。
しかし、試合が続行してしばらく経った頃、足に不具合の出た選手がとうとう力尽き、その場に崩れ落ちてしまいました。
2度目の「水入り」の時点で棄権した方が良かったのか、どうなのか色々な意見はあるでしょうが、私は最後まで戦った選手の勇気を称えたいと思います。まぁ、実力のある選手なのでしばらくしたら鍛え直して再起することでしょう。
「ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ~♪(引用:ファイト・作詞作曲:中島みゆき)」
お互いが力を出し切ったナイスな試合でした。
1月24日(水)19:56~日本テレビ「笑ってコラえて!」に黙行会に参加されたギリシャ在住の剣道関係者が出演します。是非ともご覧ください。
2月の黙行会は13日(火)となりました。次回は大雪になりませんように!
23日(火)の黙行会は大雪のため中止と決定しました。
Facebook等で周知いただけますと助かります。
2月は日時が決定し次第お知らせ致します。
よろしくお願いいたします。
1月にも関わらず温かい陽気に包まれた日曜日、広瀬川で有名な杜の都からE藤範士をお迎えして県剣連主催の講習会が行われました。
剣道形に入る前の所作に重点を置かれたり、少年指導の視点だったりと一味ちがった厚みのある講習会となりました。印象深かったのはE藤範士の安定感。ぶれない心身の安定は「調身・調息・調心」とおっしゃっていたお言葉にヒントが隠されているのか?メモを取りながらそんなことを考えていました。
しかし、そこは範士。諭すような優しい言葉とは裏腹に「剣道は一生の修行」や「当地が生んだ剣聖持田盛二先生が基本を習得するのに50歳までかかったのだから凡人は一生の行としなければならない」などサラッと厳しさも示唆しておられました。何はともあれいい勉強になった一日でした。
さて、23日(火)は新年初黙行会となっております。18:50分稽古開始、19:50分稽古終了です。月曜日の午後から雪の予報になっておりますので、無理せず慎重にご判断いただき、お越しの際にはお気をつけてご参加ください。
今週の日曜日は県連・各支部の役員並びに県内で活躍した中高生とその父兄らが参加した県剣連主催の新年会。とても華やいだ雰囲気でした。お開きになった後、I島先生と仕事の話をしていて、経営にも剣道同様攻めが必要だと感じました。
月曜日はI島道場の道場始め式。神主さんのお祓いなど神事が粛々と執り行われました。お祓いを受けると身が引き締まります。
火曜日はM署。こちらも新年初稽古でI田八段や高段の先生から早々に厳しい稽古をつけて頂きました。I田八段からは相変わらず今一歩の評価。何を意味しているかは分かるものの、その打開策が分からず手探りの状態です。ポジティブに考えれば宝探しのようでもあり、ああでもない、こうでもないと悩んでいる時間が楽しくもあります。
木曜日は支部稽古会。なんの弾みか珍しく若手実力者がたくさん集まり、あちこちで怪獣同士の戦いが行われていたようです。私は高校生らと多くの稽古をさせてもらい、出ばなを打たれました。決して怪獣同士の戦いが気になったわけではありませんが…。
来月上旬にはJ大の寒稽古に参加させて頂く予定になっています。怪獣のような大学生達の強烈な体当たり(一種のお祓いか?)に耐えられるよう、いまから足腰の鍛錬に努めたいと思います。
木曜日は支部の新年初稽古会。いつもの参加者に加え、ご無沙汰の若手K先生が女性を連れて道場に入ってきました。女性はK先生の教え子か?と一瞬頭をよぎりましたが、いらぬ詮索はよそうとすぐに頭の中を消去しました。
稽古は小学生から大人の先生まで幅広い年齢層の方に渡りました。いつもながら難しいのは高校生。ちょっと油断すると一方的に打たれるし、自分本位では気持ちが通わないつまらない稽古になるし…。このどちらでもない微妙なラインを一刻も早く見つけることが今後の課題の一つです。
大人の先生では久しぶりにK先生と稽古ができました。私の攻めが通じず、打ち気がはやって右足に体重が乗った瞬間に打ち切られること数回。打たれるたびに「あぁ~!いつもT八段に指摘されているところだ~」と同じ失敗を何度も繰り返していることに反省です。
稽古後、K先生とお話しする機会があり、お連れの女性剣士は結婚した奥さんで大学の同級生だと紹介を受けました。情報通のM子先生によればK先生の奥さんは県外の強豪高校から名門大学に進学したバリバリの剣道専門家だとか。
「こいつは(新)春から縁起が良いわい!」と歌舞伎のように言い放ちたい気持ちをグッと抑え「お幸せに」とだけK先生に伝えました。ただでさえ人口減少の昨今、若くて有能な人材には地域に貢献してもらえるよう温かく迎えたいものです。
月曜日は何とか仕事が一段落ついたので午後からジムに向かいました。なぜかトレーニングルーム全部のTVが高校サッカーのチャンネルになっていて、否が応でも目に入ります。
サッカーにはあまり興味がなく最初は気にしていませんでしたが、そこには本県代表校が戦っている姿が映し出されていました。そうか!今日は決勝戦だったのかと合点し、ランニングマシンでジョギングしながら徐々にTVに見入ってしまいました。
素人の感想としても、流れるようなパス回し、相手陣内での攻撃時間の長さ、ボールに対する反応の良さなど随所に感心させられる場面がありました。勝てるだろうと何となく安心して見ていた終わり頃、ボールが相手選手の股間を抜いて敵陣ゴールに吸い込まれていくのが目に入りました。イメージしていたゴールシーンより地味で、あっという間に決まったという印象です。
しばらくすると試合が終わり、本県代表高校の優勝が決まりました。お互いのレベルが高く、力を出し切ったナイスゲームだったので、勝利の喜びというよりも両校の健闘を称えたい感情が上回りました。両校の選手たち、ここに至るまで一体どれだけの時間と労力を費やしたのでしょうか?まさに「鍛錬千日、勝負は一瞬」です。
ジムに行くときに見た、冷たい雨の中でもコーチ達に怒鳴られながら校庭でボールを追いかけている近所の小学生たちがこれからのエースストライカーになっていくのでしょうね~。
明けましておめでとうございます。
平成30年の初稽古は支部の元旦稽古から。子供から大人まで幅広い方々が集まり、市武道館が一杯の盛況な初稽古となりました。T八段にも稽古をつけて頂き、書き初めならぬ打たれ初め?で今年の幕が開きました。
2日目はF市の三ヶ日稽古会にお邪魔してきました。ここでもI田八段をはじめF支部の先生方に稽古をつけて頂き、2日連続で八段の先生にお願いできるという幸先の良いスタートが切れました。
両八段にお願いして分かったことは、昨年の後半に「出の感覚」が掴めたかなぁという感触が、年末の忙しさで稽古やトレーニングを怠っていたら年明けにはいつの間にかそれが何処かにいってしまったということ。逃した魚は大きい!と新年早々痛感しています。
浅見先生のご指摘どおり、最近はS館道場に限らず以前お世話になっていた複数の稽古場所にお邪魔できなくなっています。年を取るに従って仕事関係、社会的な役割、義務的な自己研鑽などが増えて自分の意向に関わらず、以前より稽古時間はかなり減少しています。
残念ながら全てを断って剣道に打ち込めるほどの経済力がまだないため、ある程度の社会的役割を果たしつつ、限られた条件の中でいかに質を高めていくか、「やれるときに必死でやる(質を高める)」を今年のテーマとして取り組んでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年の瀬、31日TK高校でU兄弟先生らを中心に8名で打ち込み稽古を含む激しい稽古が行われ、私の稽古納めとなりました。かなりの大汗を掻き、風呂に入ってスッキリしたところでこれから紅白を観ながら大晦日を堪能するつもりです。
さて、この一年は嬉しいこともあり、残念だったこともありました。私自身の嬉しい出来事と言えば7年ぶりの都道府県対抗出場。チームは初戦敗退ながらも自身は本戦での初勝利という出来過ぎの結果が得られ、一生の記念となりました。これでしばらくはメシが食える(少々の辛さにも耐えられる)ように思います。
残念だったことは、段別選手権大会の当日の朝に「ギックリ腰」になって試合に出られなかったこと。まさかまさか、一寸先は闇、まさかの坂があるとは思いもよりませんでした。
その他の反省点としては毎回の稽古が効果的だったか、稽古でかかって来てくれる小中高生らに適切なアドバイスができたか、審判としてどうだったか、などを振り返ると慙愧に堪えません。
しかし、そんなつまらない私の振り返りをはるかに上回る衝撃が走ったのは、年末にきて過去、黙行会も取り上げてもらった「剣道日本」休刊の知らせが飛び込んできたこと。まさに青天の霹靂です。長きに渡る愛読書だったので残念でなりません。
何はともあれ、こうして黙行会をはじめ沢山の先生方や稽古仲間と共に無事一年稽古が続けられたことに深く感謝いたします。一年大変お世話になりました。来年も皆様方にとりまして素晴らしい年になりますよう、心よりご祈念申し上げます。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)