25日は都道府県予選会。今回は寒稽古でご指導頂いたことを発揮しようと、出来るだけ力まずに臨みました。
ところが、初戦の初太刀をお相手に決められ、「今年は一回戦負けか?」と頭をよぎりました。こうなると力む力まないは頭から完全に離れ、「とにかく勝つモード」に入って足幅は広がり、がむしゃらに取りに行った甲斐あって何とか辛勝。2回戦、3回戦も薄氷を踏む思いで決勝までコマを進めました。
決勝戦に入ると「あと1勝で本戦出場!」という欲が出たからか、打ち急いだ結果、早々に逆胴を決められ、取り返すことができずに終わりました。「たら・れば」を言えばもう少し攻め勝って打てば良かったかも知れません。それが出来なかったのが今の実力ということです。
試合前は寝付きが悪くなるほど緊張し、試合中は必死になり、試合後は反省のお土産、と色々な局面を提供してくれます。「なぜあそこで!」とときおり自己嫌悪に陥りつつも、こうした体験は試合に出られるからこそ得られるもの。感謝しつつ、次の試合でリベンジを期していきたいと思います。