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訃報20180215

高崎支部元副支部長の松田邦夫先生が2月13日にご逝去されました。謹んで哀悼の意を表し、お知らせ致します。

通 夜:なし(近親者のみで行います)
告別式:平成30年2月16日(金)11時から
喪主:松田裕子(ひろこ)様
場所:はるなくらぶち聖苑
住所:高崎市上室田町4707番地1
電話:027-374-8696
ファクス:027-374-4494

3月の黙行会は13日(火)

14日の昼間は気温がそこそこ上がり、何となく春の訪れを予感させます。

今年最初の黙行会はやや少なめながらも初参加のJ大OB2名を含め、普段と変わらず行われました。ありがたいことに道場には暖房が入っていたため寒稽古の寒さに比べ雲泥の差です。

稽古後にT八段から「囲い込みの意識」など含蓄のある話を聞くことができました。そのお話の発端は寒稽古の懇親会でS道範士が話された話題でした。S道範士曰く、「道場や学校等の集団になると指導者はどうしても自分たちだけで囲い込む傾向がある。道場閥とか学閥とか、そうではなくて多くの先生に稽古をお願いして(解放して)いろいろな経験を積むことが大事だ」ということでした。

私としては自分の剣道と囲い込みの意識がダブります。つまり、自分が勝とうとすれば打たれたくない意識が高まり、相手と壁を作ることによって自分を守るという手法も使う私は戦術そのものが否定されることになります。しかし、稽古でも試合でも本当は解放していく方が強いのではないかと直感的な確信があることも事実です。自分を解放しつつ、有効打突を出すというのはかなりの難問ですが、高みを目指す上では必要不可欠な要素かも知れません。

黙行会は「来る者拒まず、去る者追わず」を標榜しています。いつでも開いているという黙行会の精神を自分も見習いたいものです。

次回の黙行会は3月13日(火)18:50からと決定しました。よろしくお願いいたします。

13日(火)は黙行会

先週末からの寒稽古ツアーを終えてきました。浅見先生のFBなどで寒稽古の情報が拡散しているようで、そちらをご覧になった方が多いのではないでしょうか。寒稽古の感想は後日暇になったときにカキコすることにします。

13日(火)は黙行会です。開始時間は午後6:50分からとなっております。1月が雪の影響で中止となったことから新年初黙行会となります。皆様奮ってご参加ください。

 

訃報20170207

高崎支部事務局次長の植木勇一郎先生の御尊父 植木勇夫 様(享年80歳)がご逝去されました。謹んで哀悼の意を表し、下記お知らせ致します。


通 夜:平成30年2月8日(木) 18時から
告別式:平成30年2月9日(金) 10時から
喪主:植木勇一郎 (ご長男)様

場 所:メモリアルホールしんまち(通夜、告別式共に)
〒370-1301 群馬県高崎市新町2346-1
TEL:0274-43-1245

 

J大寒稽古2018

日曜日はT八段、U兄弟先生と私でJ大寒稽古に参加してきました。行きの車の中で赤っぽい色をした月を見たU弟先生が「不吉な予感」とボソッとつぶやいていましたが、私には全くピンときませんでした。

朝5時半から開始の寒稽古は年齢も年齢なので元立ちの立場での参加です。切り返しが約30分の後に打ち込み掛稽古が行われました。切り返しはやや軽めか?と思ったところ打ち込み掛稽古になって事件は起こりました。

打ち込み掛稽古になっていつもの通り、大学生に打たせたり、捌いたり、体当たりしたりしていたところ、身長185㎝、体重90kgを超えると思われる大学生が掛かってきました。最初はいつもどおりに受けていましたが、途中から大柄な体格を武器に強烈な体当たりを出し始め、軽く3m位後ろに飛ばされました。

1度のみならず何度も繰り出される体当たりの衝撃は凄まじく、U兄先生曰く「車と衝突した衝撃に等しい」くらい。しかし、ここは大学の寒稽古の場。元立ちとして怯むわけにもいかず、圧倒的な馬力と体格差で左右に振られても後ろに飛ばされてもこちらは相手に向かっていくしかありません。後半はどちらが元立ちか掛手か分からないほど異様な光景に映ったのではないでしょうか。

立っているのがやっとの状態になってきた頃、見かねたT八段が「助っ人」として参戦して頂き、何とか2人がかりで「制圧」することができました。後で聞くとその大学生は全国的に有名な剣道名門高校出身でまだ1年生とのこと。末恐ろしい逸材です。少なくともあと3年間はあの体当たりがあると思うと「不吉な予感」はある意味当たっていたかも知れません。来年は4人がかりで鬼退治かな~

首から足先、指先に至るまで稽古後からあちこちに痛みが生じ始め、翌日はそれを上回る痛みが襲っていますが、充実感や達成感は何とも言えません。全部含めて今年も満足感の高いJ大寒稽古となりました。

笑ってコラえて!ギリシャ後編

先週放送された「笑ってコラえて!」のギリシャのコーナーは思いのほか尺が長く、面白く見ることができました。奥さんはじめ出演者の皆さんもいい味を出していましたね。

実は黙行会に参加されたギリシャ在住のA井先生はS玉県屈指の進学校出身とのこと。「ということは浅見先生の高校・大学の後輩ということですか?」と尋ねると「ハイ」とのご返事。

「U高校→TB大学」=「crazy」and 「love Europe」?

上記の式がすぐに頭に浮かびました。もちろん「crazy」は既成の枠に囚われないというポジティブな意味ですよ。

先週に引き続き1月31日(水)19:56~日本テレビ「笑ってコラえて!」でギリシャ後編が放送される予定です。是非ご覧ください。

ナイスファイト!

日曜日は広域地区の中学校剣道大会が行われ、男子女子それぞれの団体・個人戦で白熱した試合が展開されました。

個人的に最も印象深かったのは男子個人の準々決勝。お互い一歩も譲らず延長戦へ。それでもなかなか決着がつかず、要項に従い延長戦の所定時間を過ぎたので「水入り」の指示が出されました。しかし、その後も延々と試合は続き、2度目の「水入り」の指示。

まさに死闘の様相を呈し、会場がシンと静まり返って2人の試合に釘付けになっていました。まさにどちらが勝ってもおかしくない一進一退の状況。ところが残念なことに、2度目の「水入り」の際、一方の選手の足に疲労が原因と思われる不具合が生じました。棄権することも選択肢の一つと考えられましたが、「やります」とのこと。

しかし、試合が続行してしばらく経った頃、足に不具合の出た選手がとうとう力尽き、その場に崩れ落ちてしまいました。

2度目の「水入り」の時点で棄権した方が良かったのか、どうなのか色々な意見はあるでしょうが、私は最後まで戦った選手の勇気を称えたいと思います。まぁ、実力のある選手なのでしばらくしたら鍛え直して再起することでしょう。

「ファイト!冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ~♪(引用:ファイト・作詞作曲:中島みゆき)」

お互いが力を出し切ったナイスな試合でした。

笑ってコラえて!

1月24日(水)19:56~日本テレビ「笑ってコラえて!」に黙行会に参加されたギリシャ在住の剣道関係者が出演します。是非ともご覧ください。

2月の黙行会は13日(火)となりました。次回は大雪になりませんように!

実りある講習会と23日の黙行会

1月にも関わらず温かい陽気に包まれた日曜日、広瀬川で有名な杜の都からE藤範士をお迎えして県剣連主催の講習会が行われました。

剣道形に入る前の所作に重点を置かれたり、少年指導の視点だったりと一味ちがった厚みのある講習会となりました。印象深かったのはE藤範士の安定感。ぶれない心身の安定は「調身・調息・調心」とおっしゃっていたお言葉にヒントが隠されているのか?メモを取りながらそんなことを考えていました。

しかし、そこは範士。諭すような優しい言葉とは裏腹に「剣道は一生の修行」や「当地が生んだ剣聖持田盛二先生が基本を習得するのに50歳までかかったのだから凡人は一生の行としなければならない」などサラッと厳しさも示唆しておられました。何はともあれいい勉強になった一日でした。

さて、23日(火)は新年初黙行会となっております。18:50分稽古開始、19:50分稽古終了です。月曜日の午後から雪の予報になっておりますので、無理せず慎重にご判断いただき、お越しの際にはお気をつけてご参加ください。