木曜日の支部稽古会はここ近年見たことがないほど参加者が集まり、大盛況な稽古会となりました。いつものメンバーに加え、イタリア人6名、県外の八段の先生、地区大会の選手に選ばれた小中高生などなど、まさにごった返していました。
最初の30分は小中高生の元立ちを務め、その後の30分は八段の先生方にお願いするという贅沢なひと時。K山八段の列に並んでいるときに拝見していた見取り稽古では支部の実力ある先生方に対して長身から繰り出される面に加え、小技も自在に遣われるという印象が強く残りました。
思い切って行くしかないと稽古をお願いすると拝見していた印象以上に面の出が早く、予想通りの冴えの利いた小手も沢山頂戴しました。稽古後のお話では「出稽古は普段の何倍も自分の力を上げてくれる」と出稽古の有効性を説いておられました。
第2道場もこれまた盛況で20名以上の参加。イタリア人との会話では数年前に比べると片言の単語は出るようになったものの、思った以上に英語での会話ができず、コミュニケーション不足を痛感しました。イタリア語はハードルが高いのでまずは英語をもっと勉強せねば!終わり際に「Do you know ASAMI 先生?」と聞くと「Crazy ASAMI?」とイタリア人からなぜか笑みが漏れたことがせめてもの救いでした。その場にいらっしゃらない浅見先生に救われた?ようでした。
火曜日はかなり久しぶりにM署稽古会にお邪魔しました。先日、来県された八段の先生に稽古をつけて頂いたイメージで臨むも、そうそうイメージ通りにできるものではなく、主に高段者の先生の動きに動じてしまう場面が多々ありました。
それでも10名を超える方々に稽古をつけて頂いたため、ゲッソリ絞られました。それ以上にT原先生はI田八段にみっちり鍛えられていたご様子。T原先生は「足がガクガクして膝が笑っている」とおっしゃっていましたが、何とも羨ましい限り。年齢が上がると鍛えて貰える機会はそうありませんからね。
次回は私がしっかりI田八段に鍛えてもらうことにします…と、その前に16日木曜日の支部稽古会にイタリア人剣士6名の他、県外の八段の先生が3名いらっしゃいますのでその先生方にまずは鍛えて頂くことにします。
なお、O範士については「○○時代2014/10号P50~」に講話が載っています。ご参考まで。
木曜会と黙行会、発音が似ている?都内の「○○木曜会」の皆様が来県されるということで、私も稽古会に参加させて頂きました。
何人いらっしゃったかは不正確ながら、木曜会の方が30人程度、本県からも概ね同数が集まったでしょうか、大変盛況な稽古会となりました。
まずは六~八段受審者のための模擬立合い。木曜会と本県受審者が交互に立ち合うように配置され、約1時間半の間、範士や八段の先生から1人1人細かいアドバイスが与えられていました。その様子を拝見していた私はあまりの的確なアドバイスにメモ帳を取り出してメモを走らせました。それをご覧になっていたある先生から「そのメモ、剣道談義場に載せておいて、後で見るから」とプレッシャーになる一言。
全ては書き切れないのでO範士の「所作事の大事さ=(抜刀する際の日本刀を扱う意識)」と「鶏卵の握り」、「足は水鳥の如く」などを記しておきます。また「一刀は万刀に化し、万刀は一刀に帰す」のお話しもありました。
自分の稽古ではO範士から間合いについて有難いアドバイスを頂いたり、I藤八段からキレのある稽古を頂戴したり、他の先生方との稽古も含め、交剣知愛が実現しました。
今年の全日本選手権大会は会場に行くことなく、PC観戦となりました。本県代表F選手の試合はリアルタイムでは見逃してしまいましたが、動画としてアップされていたのでやや遅れて見ることができました。
F選手が早々に小手を決め、おおっ!と歓声を上げた次の瞬間、相手選手の面が決まり、またもやおおっ!よしこれからだ、と思ったのもつかの間、お相手の大技が決まりました。
選手権大会において1分30秒足らずで3本決まるのはとても珍しいことではないでしょうか?小細工をせず、お互いの良いところが全て出たように思います。と言うか、F選手の思い切りに相手選手が感化されたようにも映りました。
勝ちに拘ればもっと違う選択肢もあったはずなのにあえてその選択肢をとらなかったのかも知れません。いずれにしても記憶に残る試合になりました。
なお、虎の穴稽古会は10日(金)があり、13日(月)は中止ということです。
10月が終わりに近づき、今年もあと2ヶ月となりました。ハロウィンパーティーや仮装をする暇もなく、何となく慌ただしく過ぎていきます。
月曜日はN曽根道場の「虎の穴」稽古会にお邪魔してきました。T八段から腰の入れ方、機会の作り方など貴重なお話しを伺いながらの充実した稽古会でした。
頭で分かっていても本番になると緊張したり、気持ちが動いたりするもの。それは審査に限らず、試合や審判でも同じこと。トレーニングを積んでどんな状況でも理想型を体現できるようになりたいものです。
なお、11月13日(月)の「虎の穴」稽古会は中止だそうです。
先週末から台風の大雨の中、2泊3日でおんたけ講習会に参加してきました。日曜日には業界団体の会合があったため早朝稽古が終わると大雨の中、隣県会場に移動して仕事をしてきました。帰りは晴れたものの高速道路の通行止めがあり、迂回することになりました。この寄り道でちょっとした出来事があったのでいつか暇なときに顛末を書いてみます。
講習会ではS道範士をはじめとする豪華な講師陣に加え、地元の子供から県外の高齢の先生まで多くの方がお集まりになりました。ただ、悪天候や各種行事とバッティングしたこともあってか、例年に比べると少な目だったような気がします。
S道範士との稽古では「いいのだけれど、もう一つ」とお言葉を頂戴しました。この「もう一つ」という表現はここ何年か続いており、「もう一つ」の後ろには「迫力がない」と続くのではないかと想像しています。何度言っても理解できないからか、今回は具体的なヒントとして気の収まり(体幹への溜めと爆発)と下半身への落とし込みという表現でご教示頂きました。
私が強いと感じる先生は皆、構えに迫力が備わっており、自分にはその迫力が欠如していると自覚しています。構えに迫力が出るための要素は何となく理解できたのですが、何をどうすればよいのか理解するレベルにはまだ至っていません。
今回ご指摘頂いたことを意識しながら、また一から見直してみます。きっとどこかに何かがあるはずですからね。
10月22日(日)群馬県剣道連盟高崎支部主催の「群馬県少年剣道錬成大会」は台風の影響による悪天候が予想されるため、安全等を考慮し中止と決定しました。
現在、複数の支部役員で順次、責任者の方に電話連絡等をさせて頂いており、詳細につきましてはその際ご説明いたします。
楽しみにしておられた皆様には残念なこととなりますが、本大会は屋外で行われる行事であるため、何卒ご理解頂ければ幸いです。
寒暖差で体調不良の方がいらっしゃるのか、10月の黙行会はいつもよりやや少なめの参加者となりました。それでも初参加者1名を含め30名近くが集まり、不足を感じるということは全くありませんでした。
自分の課題としては上体が浮かないように、特に無駄な力が入りやすい右腕を柔らかく遣うよう心掛けています。しかし、相対(あいたい)関係の剣道では必ずしも自分のペースでできるとは限らず、お相手の動きに惑わされて瞬間的に力むことがあります。瞬間的に力むということはまだ自分の身についていないということでしょう。
稽古後のT八段の講話では「基本練習」の重要性が説かれました。基本打ちを行うと身体が整い、稽古や試合、審査に生かされるという内容でした。基本稽古を取り入れるといざという時に身体が勝手に反応してくれるような気がします。やっぱり基本は大事ですよね~。
さて、諸般の事情により、次回の黙行会から座礼が午後7時前に始まり、7時50分頃に稽古が終了となります。ご不便をおかけしますが皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
ここのところ冷たい雨が降り、先日までの温かさとのギャップに体調を崩している方が多いと聞きます。体調管理には十分にご注意ください。
さて、10月17日(火)は黙行会です。今回から退校時刻について厳守するよう通知がありましたので午後8時30分には校門から出られるよう皆様のご協力をお願い申し上げます。
木曜日の支部稽古会には小学生が何人か参加していました。毎回この時期になると支部対抗試合や小学生の大会に向けての強化週間になるようです。
さて、来月のことになりますが、11月16日(木)の支部稽古にはイタリア人剣士が5~6名来られるそうです。更にイタリアへ指導に行かれている八段の先生方も3名も来られるとのこと。
イタリア語、英語ができる方は剣道と語学の両面が体感できる絶好の機会です。ご都合のよろしい方は是非支部稽古会においでください。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)