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新年行事があった一週間

今週の日曜日は県連・各支部の役員並びに県内で活躍した中高生とその父兄らが参加した県剣連主催の新年会。とても華やいだ雰囲気でした。お開きになった後、I島先生と仕事の話をしていて、経営にも剣道同様攻めが必要だと感じました。

月曜日はI島道場の道場始め式。神主さんのお祓いなど神事が粛々と執り行われました。お祓いを受けると身が引き締まります。

火曜日はM署。こちらも新年初稽古でI田八段や高段の先生から早々に厳しい稽古をつけて頂きました。I田八段からは相変わらず今一歩の評価。何を意味しているかは分かるものの、その打開策が分からず手探りの状態です。ポジティブに考えれば宝探しのようでもあり、ああでもない、こうでもないと悩んでいる時間が楽しくもあります。

木曜日は支部稽古会。なんの弾みか珍しく若手実力者がたくさん集まり、あちこちで怪獣同士の戦いが行われていたようです。私は高校生らと多くの稽古をさせてもらい、出ばなを打たれました。決して怪獣同士の戦いが気になったわけではありませんが…。

来月上旬にはJ大の寒稽古に参加させて頂く予定になっています。怪獣のような大学生達の強烈な体当たり(一種のお祓いか?)に耐えられるよう、いまから足腰の鍛錬に努めたいと思います。

新年初支部稽古

木曜日は支部の新年初稽古会。いつもの参加者に加え、ご無沙汰の若手K先生が女性を連れて道場に入ってきました。女性はK先生の教え子か?と一瞬頭をよぎりましたが、いらぬ詮索はよそうとすぐに頭の中を消去しました。

稽古は小学生から大人の先生まで幅広い年齢層の方に渡りました。いつもながら難しいのは高校生。ちょっと油断すると一方的に打たれるし、自分本位では気持ちが通わないつまらない稽古になるし…。このどちらでもない微妙なラインを一刻も早く見つけることが今後の課題の一つです。

大人の先生では久しぶりにK先生と稽古ができました。私の攻めが通じず、打ち気がはやって右足に体重が乗った瞬間に打ち切られること数回。打たれるたびに「あぁ~!いつもT八段に指摘されているところだ~」と同じ失敗を何度も繰り返していることに反省です。

稽古後、K先生とお話しする機会があり、お連れの女性剣士は結婚した奥さんで大学の同級生だと紹介を受けました。情報通のM子先生によればK先生の奥さんは県外の強豪高校から名門大学に進学したバリバリの剣道専門家だとか。

「こいつは(新)春から縁起が良いわい!」と歌舞伎のように言い放ちたい気持ちをグッと抑え「お幸せに」とだけK先生に伝えました。ただでさえ人口減少の昨今、若くて有能な人材には地域に貢献してもらえるよう温かく迎えたいものです。

勝負は一瞬

月曜日は何とか仕事が一段落ついたので午後からジムに向かいました。なぜかトレーニングルーム全部のTVが高校サッカーのチャンネルになっていて、否が応でも目に入ります。

サッカーにはあまり興味がなく最初は気にしていませんでしたが、そこには本県代表校が戦っている姿が映し出されていました。そうか!今日は決勝戦だったのかと合点し、ランニングマシンでジョギングしながら徐々にTVに見入ってしまいました。

素人の感想としても、流れるようなパス回し、相手陣内での攻撃時間の長さ、ボールに対する反応の良さなど随所に感心させられる場面がありました。勝てるだろうと何となく安心して見ていた終わり頃、ボールが相手選手の股間を抜いて敵陣ゴールに吸い込まれていくのが目に入りました。イメージしていたゴールシーンより地味で、あっという間に決まったという印象です。

しばらくすると試合が終わり、本県代表高校の優勝が決まりました。お互いのレベルが高く、力を出し切ったナイスゲームだったので、勝利の喜びというよりも両校の健闘を称えたい感情が上回りました。両校の選手たち、ここに至るまで一体どれだけの時間と労力を費やしたのでしょうか?まさに「鍛錬千日、勝負は一瞬」です。

ジムに行くときに見た、冷たい雨の中でもコーチ達に怒鳴られながら校庭でボールを追いかけている近所の小学生たちがこれからのエースストライカーになっていくのでしょうね~。

今年のテーマ2018

明けましておめでとうございます。

平成30年の初稽古は支部の元旦稽古から。子供から大人まで幅広い方々が集まり、市武道館が一杯の盛況な初稽古となりました。T八段にも稽古をつけて頂き、書き初めならぬ打たれ初め?で今年の幕が開きました。

2日目はF市の三ヶ日稽古会にお邪魔してきました。ここでもI田八段をはじめF支部の先生方に稽古をつけて頂き、2日連続で八段の先生にお願いできるという幸先の良いスタートが切れました。

両八段にお願いして分かったことは、昨年の後半に「出の感覚」が掴めたかなぁという感触が、年末の忙しさで稽古やトレーニングを怠っていたら年明けにはいつの間にかそれが何処かにいってしまったということ。逃した魚は大きい!と新年早々痛感しています。

浅見先生のご指摘どおり、最近はS館道場に限らず以前お世話になっていた複数の稽古場所にお邪魔できなくなっています。年を取るに従って仕事関係、社会的な役割、義務的な自己研鑽などが増えて自分の意向に関わらず、以前より稽古時間はかなり減少しています。

残念ながら全てを断って剣道に打ち込めるほどの経済力がまだないため、ある程度の社会的役割を果たしつつ、限られた条件の中でいかに質を高めていくか、「やれるときに必死でやる(質を高める)」を今年のテーマとして取り組んでいきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末のご挨拶

年の瀬、31日TK高校でU兄弟先生らを中心に8名で打ち込み稽古を含む激しい稽古が行われ、私の稽古納めとなりました。かなりの大汗を掻き、風呂に入ってスッキリしたところでこれから紅白を観ながら大晦日を堪能するつもりです。

さて、この一年は嬉しいこともあり、残念だったこともありました。私自身の嬉しい出来事と言えば7年ぶりの都道府県対抗出場。チームは初戦敗退ながらも自身は本戦での初勝利という出来過ぎの結果が得られ、一生の記念となりました。これでしばらくはメシが食える(少々の辛さにも耐えられる)ように思います。

残念だったことは、段別選手権大会の当日の朝に「ギックリ腰」になって試合に出られなかったこと。まさかまさか、一寸先は闇、まさかの坂があるとは思いもよりませんでした。

その他の反省点としては毎回の稽古が効果的だったか、稽古でかかって来てくれる小中高生らに適切なアドバイスができたか、審判としてどうだったか、などを振り返ると慙愧に堪えません。

しかし、そんなつまらない私の振り返りをはるかに上回る衝撃が走ったのは、年末にきて過去、黙行会も取り上げてもらった「剣道日本」休刊の知らせが飛び込んできたこと。まさに青天の霹靂です。長きに渡る愛読書だったので残念でなりません。

何はともあれ、こうして黙行会をはじめ沢山の先生方や稽古仲間と共に無事一年稽古が続けられたことに深く感謝いたします。一年大変お世話になりました。来年も皆様方にとりまして素晴らしい年になりますよう、心よりご祈念申し上げます。

支部稽古会納め

12月も下旬とあってあちこちの道場で稽古納めとなっています。支部稽古会も21日で稽古納めになりました。

やや遅れて参加されたT八段に気づき、運よく一番はじめに稽古をつけて頂きました。最初からエンジン全開で臨みますが、初太刀はその先を取られてしまいました。気を取り直して集中力を高めながら「今度は自分が絶対に先を取る」と気持ちだけは切らせないように稽古が続きました。しかし、攻めより打とうという気持ちが先走ると攻め返されたときに居着いて打たれることが多かったです。そう簡単にはいきませんね。

最近の稽古では試合や来るべき審査の本番を強く意識するようにしています。簡単に言えば「稽古=試合or審査」の図式です。過去の自分の試合をビデオで見ると稽古でしないことをしている「稽古≠試合」に気づきます。今回は稽古で試合を意識することによって試合でよく出る癖が出たようです。そこをT八段にご指摘頂きました。

稽古が終わって着替えているとS藤先生から「長げーよ!」と一言。「えっ!何のことですか?」と尋ねると、T八段と私が25分くらい稽古をしていたそうです。長時間の実感が全くなく、稽古終了の太鼓が今日はやけに早いなぁと思ったくらい…。しかし、高ぶった興奮は冷めやらず、いつになっても寝付けず。翌日昼頃になってようやく眠気が襲ってきました。

 

今年最後の黙行会2017

19日は今年最後の黙行会。お忙しいところ、遠方から多くの先生方がお集まりになり、盛況に行われました。遠方と言えばダントツで遠いギリシャからの2名(ご夫婦)。2年前にも参加して頂きましたが、久々ということもありいい刺激になりました。

稽古後には11月にご昇段された先生のご披露やギリシャからの先生のご紹介など和やかな雰囲気で稽古が締めくくられました。

忘年会は予想を超える皆様がお越しくださったため、会場はかなり窮屈になってご不便をおかけしました。都合良くとれば密着度が高く、距離感が縮まって親密度が増したかも?

歓談中に次回の黙行会日程の決定、先生方からのご芳志の披露、会場校の先生にT八段から道場使用料をお渡しするなど滞りなく進み、飲んで食べて、今年の反省やら来年の抱負やら、わいわいがやがや言いたいことを喋った楽しい忘年会になりました。酔っ払って後半の記憶があいまいになっているのはいつものことですが…。

ところで会場校の先生方から黒のクロックス(サンダル)の忘れ物のお知らせがありました。お心当たりの方は入口横に置いてますので早めの回収をお願いします。

19日は今年最後の黙行会

土曜日はK察稽古会に参加。寒さで足の感覚が麻痺しそうな中、若手特練員に加え、指導陣の先生方にも厳しい稽古をつけて頂きました。そのお蔭?で凍てつく寒さでも稽古終わりに面を取ると茹で上がったうどんのように頭から白い湯気がふわーっと立ち上がりました。

自分なりのイメージをもって臨むも特練員相手では思い通りに打たせてくれません。それどころか出のタイミングが遅れたり、ギリギリの我慢が居着きに繋がったり、自分からの仕掛けが悟られてその直後を狙われたり…と多くの反省点が浮き彫りになりました。そういった課題をできるだけ的確に解決して何とか早く一矢報いたいものです。

さて、12月19日(火)は黙行会です。下記再掲となりますが、よろしくお願いいたします。

【稽古時間のお知らせ】
12月の黙行会は18時30分開始となります。お間違えのないようお越しください。

【忘年会会場のお知らせ】
場所:居酒屋  羅珈亜樹 (らかあじゅ)
群馬県高崎市白銀町17(http://www.lacage.biz/)
TEL:027-327-4401
開始時刻:およそ20時30分頃から
会費:4000円(前払)
忘年会のみ参加される先生は席確保のため、予め事務局までご連絡ください。

【道場使用料のご協力のお願い】
11・12月で下期分の道場使用料をお1人様(1000円)にてお願いします。前回同様、集金箱と芳名帳を用意しておきますので先月お支払をされていない方はご協力をよろしくお願いします。

【全国審査会に合格された方へのお願い】
全国審査会で合格された方のお名前を稽古後にご披露させて頂きますので予め事務局までご報告ください。

高崎支部からのご案内20171214

12月14(木)の支部稽古会は高崎アリーナ地下1階の剣道場で行います。駐車料金がかかりますので予めご了承ください。
なお、21日は高崎市武道館にて行い、28日はお休みです。

正月元旦稽古は午前9時より高崎市武道館にて行います。
(*10時→9時に変更)