火曜日のM署稽古会では先日の新年会でI田八段から間の問題などのお言葉を頂戴したことを思い出し、少し意識して稽古をしてみました。
稽古の最後、A郡から来ていた同世代の先生に数ヶ月ぶりにお願いしました。ほんの1分弱でタイミング抜群の出端面を2本も頂きました。出だしは自分から仕掛けていたのに剣先の軌跡は綺麗な弧を描いて先に自分の頭の上に来ていました。
その出端面をどう克服しようかと考えていると私と同様に打たれたというT原先生が「どういう風に打っているか聞いてこよう!」との言葉を残しその先生の元へ行って秘訣を聞いていました。
分からない問題をすぐに解決しようという姿勢、見習うべきですね。T原先生が「迎撃面」と名付けたその出端面を更に迎撃するようにシュミレーションする楽しみが増えました。
8日は支部の新年初稽古会が行われました。どうも、ベテランの先生方が少ないと思ったら、支部稽古会が8日からという連絡が周知徹底されていなかったのでは?という可能性に気づきました。当談義場でお知らせすれば良かったかも知れませんが、私が気づいたのがこの時点でしたので、時すでに遅しですね。
という訳で初支部稽古会は中高生がとても多く、七段以上の先生方が少ない事態に陥りました。しかし、稽古前に事務局長から「大人の先生方は元立ちに立ってください。」というご指示があったので多くの大人の先生方が元立ちに立たれ、結果的にいつもと同じかそれ以上に中高生は稽古ができたように思います。
普段は元立ちに立たれない先生で中高生に的確なご指導をされていた先生もいらっしゃったので参考にチラ見させて頂きました。七段以上の先生方が少ない寂しさ半分、普段元立ちに立たれない先生方の指導力に対する驚き半分と言ったところでしょうか。
稽古後の挨拶ではどうしても自分が気を付けているところに目が行きがちで「腰から出るように!」とか「手打ちになっている!」とか中高生にアドバイスしても、自らが腰の抜ける打ちがあったり、中途半端な打ちがあったりして、帰る車の中でその滑稽さを思い出し、笑いながら家路につきました。
6日は二十四節気の一つ「小寒」。寒さが最も厳しくなる前半の時期だそうです。正月で太った体重は未だ戻らず、一度大きくなった胃袋は七草粥をペロリと平らげてしまいます。
さて、火曜日のM署ではI田八段に正月2日に続き稽古をお願いしました。稽古では「入り」の部分を何度もご指導頂きましたが、納得する打ちを出せませんでした。ぐ~っと入る体重移動が体得できないのです。
以前、たまに良いと言われた時には身体がスムーズかつ力強く前に出ていた気がしますが、すぐまた出来なくなりました。その違いがどこにあるのか理解できていないのでしょう。気持ちなのか、移動の過程なのか、解決の糸口を見出すのは容易ではありません。
正月明けから現実を突きつけられ「小寒」っぽくもありますが、更なる課題が与えられ内心は「お年玉」をもらった気分です。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
さて、今年は十数年ぶりに支部の元旦稽古に参加することができました。いつも稽古している方からあまりお手合わせしていない方まで多くの方々と稽古をお願いすることができました。稽古後の集合写真には年末年始で食べ過ぎのむくんでいる顔で写りました。出来上がりを見るのがちょっと怖いです。
2日は三が日稽古会に参加。朝の気温はマイナス3℃で早朝の床の冷たさは足先の感覚を奪います。朝日が昇り徐々に身体が温かくなるにつれていつも通りの動きになり、さぁこれから!とエンジンが掛ってきた矢先に終了の合図。もう少し頑張れそうでしたが、八段の先生お2人をはじめ、先生方にお願いできたので良しとしましょう!
お休みした上に正月太りのお腹にとっては徐々に慣らしていった方がいいかも知れませんね。
土曜日、中学校の寒稽古にお邪魔してきました。朝9時から始まった寒稽古の床の冷たさは朝5時とは違うもののやはり冷たいのは変わりありません。この床の冷たさで足の感覚がなくなって動いても身体がなかなか温まらないんだよなぁなどと大学の寒稽古を思い出しながら準備運動を始めました。
生徒だけの素振りや切り返しを行った後に大人が元立ちに立ち、切り返しが行われました。まだしっかり振れていない人もいたので私は竹刀で受けずに面布団を打たせることにしました。
切り返しは前後の往復運動なので掛り手の動きに合わせて後に下がったり、前に出なくてはいけません。さすがに体育系大学生とは比べようもありませんが、前後の往復運動は同じ動作なので終わる頃には太ももが震え出しました。 これで強い体当たりが加わると腰がガクガクになるところだったので今回は助かりました。
打ち込みの後には大人同士の稽古もあり、先生方にお願いするのもまた楽しいひと時でした。来る大学寒稽古の前にこういう稽古があると寒稽古のイメージを思い出し、自分の稽古になります。 ただ、先生方は予想していたより少なかったので当剣道談義場の告知力を少し過大評価していたようです。
顧問の先生や保護者の方にもお世話になり、自身初の中学校寒稽古は無事終了しました。
22日は冬至ということで柚子湯に浸かり、稽古の汗を流しました。そこから遡ること約1時間前、I島道場の納め稽古に参加し、比較的少人数だったものの気の詰まった濃い稽古をさせて頂きました。
23日は級の講習会と審査会のお手伝いに行ってきました。木刀による剣道基本技稽古法を短時間で習得させるのは至難の業です。事務局長から要点整理のアドバスがあったので私が受け持った班は「間合い」に特化して反復練習をして貰いました。中には途中で集中力を欠く人もいて指導の難しさと自分の指導力の無さを実感しました。まぁ、頼んでおいたお弁当がカニクリームコロッケだったのでお腹だけは満たされましたが…。
指導と言えば、数日前にうしひろさんから中学校の寒稽古を行う旨の告知が当談義場にあり、それをご覧になった先生方から「行くよ!」とお話があったそうです。「何名の先生方がいらっしゃるか楽しみ!」ということでした。寒稽古メニューは準備運動から始まり、素振り、基本打ち、打ち込み、追い込みをした後に休憩を挟んで地稽古だそうです。
私自身、体育系大学の寒稽古には毎年お邪魔していますが、中学校の寒稽古は初めてで全くイメージが湧きません。とりあえず今のところ参加させてもらう方向ではいます。何でもそうですが、初めて行うことは不安や失敗がつきものです。しかし、それを恐れず取り組む姿勢こそが大事なことではないでしょうか。
このように剣道関連の告知に当談義場が少しでもお役に立てれば幸いです。皆様も関係者に告知したい剣道行事等があれば遠慮なく当談義場をご活用ください。
うしひろさんより~
榛名中学寒稽古が始まります。
12月27日土曜日 9時~12時、1月5日月曜日8時45~12時
是非お越し下さい。
12月27日は榛名中学体育館1階 剣道場で行います。
1月5日は榛名中学体育館2階で行います。この日は群馬中央中学、箕郷中学、榛名中学合同になります。
19日は今年最後の黙行会が行われました。この時期、忘年会が多いこと、開始時間が30分早まったこと、T八段が稽古に参加されないことなど複数の要因が重なったためか、参加者は通常のほぼ半数となりました。
通常の半分とは言え、少し前の黙行会がその程度の人数だったことを考えれば、全く問題ありません。しかもほぼ全員と回り稽古が出来た上にスペースも十分だったので快適に稽古が出来ました。
稽古されなかったT八段はM田八段の背後に陣取り、先生方の稽古ぶりを見守っておられ、稽古後の講評ではM田先生の優れている点を引き合いに出して剣道論を展開されていました。つまり「八段と七段以下の差がそこにある」とも受け取れる内容でした。
忘年会も例年を下回る参加者となり、用意された鍋は2人で1つで結果的に豪勢な料理を食べることに。これも少人数の特典?かも知れません。そうそう、毎年恒例の「今年の反省と来年の抱負」がありませんでした。私も食べることと飲むことに夢中で宴会が終わっても全く気づかず…正に無心の境地に入っていました。
さて、来年の黙行会は1月20日(火)19:00~となりますので皆様のご参加よろしくお願いします。
木曜日は支部稽古会が行われ、インフルエンザから復帰した高校生達も元気よく稽古に励んでいました。事務局長から年内の支部稽古会は今日で終わり、新年元旦稽古は朝10時から、1月8日(木)から稽古初めとお知らせがありました。
さて、いよいよ19日の金曜日は今年最後の黙行会となります。稽古開始時刻はいつもより30分早い18時30分から、忘年会は20時30分頃からとなっております。既に告知しております道場使用料のご用意もお忘れなく!
忘年会は始まる前に関所を設けますので5千円を前払いでお願いします。また毎年、今年の反省と来年に向けての抱負を一人ずつ語って頂いております。どういうタイミング・順番で回るか分かりませんので皆様、心の準備もお願い致します。
papasさんより~
本日は、今年最後の黙行会となります。駐車場については、先月にもお願い致しましたが、校門を入ってすぐのロータリー周辺及び、ロータリーを入って頂いた左側のみとなっています。ご不便ををお掛けいたしますが、宜しくお願い致します。
ここ数日、寒波が襲来し東北地方などでは大雪に見舞われているようです。
火曜日も例年になく冷え込みがきつく、朝から晩まで寒い一日でした。今年最後になったM署稽古会には久しぶりにI田八段がお出でになり、早速お願いすることにしました。
自分ではいつもと変わらないつもりなのにすぐに息が上がるのは、I田八段に先を取られているからなのでしょうか?その後も色々な先生方に稽古をつけて頂き、寒さも吹き飛ぶ充実した稽古会になりました。
稽古前にある先生から「今月の黙行会に参加できないので道場使用料を払いたいのですが…」と申し出でがあり、お気になさらぬようにと一旦はお断りしましたが、どうしてもということで有難くお預かりしました。
毎年恒例となっている道場使用料について今年はじめて参加された先生方に向けてご案内いたします。黙行会は会場校の先生のご尽力及び学校関係者のご理解により道場をお借りして成り立っております。その感謝の意味も含めて年末にご参加の皆様から道場使用料(水道光熱費含む)のお支払いを頂いております。今年は1人千円を目安とし上限下限及び利用回数による決めを設けません。なお、支払方法につきましては、当日、道場内に記帳台を設けますので芳名帳に氏名を記載の上、集金箱にお金を入れてください。お気持ちで結構だと思います。
また、お支払いの気持ちがあってもタイミングが合わない場合があります。その際にはどうぞお気になさらぬようお願いします。来年まとめてのお支払いまたは利子付でのお支払いも可能ですので…(冗談です)。
12月半ばになり、寒波の寒さが身に沁みる今日この頃です。
木曜日恒例支部稽古会はpapasさん率いる一大勢力がいらっしゃらず、参加者はやや少なめとなりました。元立ちの先生が比較的多かったので私は最初から最後まで元立ちの先生方にお願いしました。こういう機会は少ないので贅沢な稽古会になりました。
金曜日はI島道場の稽古会&忘年会に参加。当日、多くの先生方が都合によりキャンセルになったので元立ちとして小中学生と剣を交えました。忘年会では保護者からの手料理やU林先生の蕎麦など心のこもった料理と美味しいお酒で贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
「剣禅一如」とはよく言いますが、「剣食一如」っていうのもいいかも知れませんね。
12月19日(金)18:30分~の黙行会でも稽古と忘年会を行いますのでよろしくお願いします。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)