11日は鏡開き。我が家でもおしるこや焼餅にして美味しく頂き、また、この連休に成人式があったことから街中では振袖姿の女性をよく見かけました。
私はこの土日、一級審査会のお手伝いと県剣連新年会に参加してきました。土曜日の一級審査会当日は高校の入試日と重なり、混雑が予想されましたが、時間を少しずらしたためさほどの渋滞はなく、遅刻した受審者はいなかったので、まずは一安心。天気も良く気温が高い上、昨年から入ったエアコンのお蔭で道場内はポカポカと暖かい審査会となりました。結果はともあれ、「審査に向けて準備をすることが重要」という副支部長の言葉が的を得ていたように思います。
日曜日の県剣連主催新年会は有功賞の受賞のお祝いをはじめ中高生の10傑表彰などお祝いムード一色。しかし、お酒が入るとすぐに剣道談義が始まるのが剣道家らしいところ。剣道家には正月も鏡開きもあまり関係ない?かも知れませんね!
そうそう、鏡開きから出てきた剣道姿の「ゆるキャラ」もよろしくお願いします。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
2日はやや冷え込んだものの正月元旦から3日まで実にいい天気でした。3日は真冬とは思えない暖かさ。まさに新春ですね。
こんな天気に恵まれた三が日に各地の稽古会に参加してきました。まず正月元旦は支部稽古会。県外の先生方や他支部の先生方に加えて学生・生徒さんも多く参加して盛大に行われました。支部のHPにもその様子が写っていますが、安心してください、表紙の写真は大人の先生方のみの写真で高校生以下は「写真ギャラリー」に掲載されています。
2日はF支部の三ヶ日稽古会に参加。朝が早かったため一番の冷え込みを感じました。I田八段、N山八段の両八段に稽古をつけて頂き、短い時間ながらも実のある稽古会となりました。N山八段のご挨拶の中で「今年は申年。一説では実のなる年になるそうです。また、変革の年でもあると言われています…」と、それを聞いて言葉が身体の中で溶けていくようにスッと入ってきました。すぐにでも実現するような予感(剣道以外かも?)!
3日はI市のT澤道場へ。昨年は道場の門下生が高校総体個人出場や全日本選手権大会に出場するなど結果を残した県下でも屈指の道場です。師範のW辺八段をはじめ県内全ての八段の先生、その他名立たる先生方が勢ぞろいされ、子供から大人まで道場に入り切れない恐ろしい人数が顔を揃えました。それでも私は館長先生にキッチリと、これぞ稽古!というような厳しい打ち込み稽古をつけて頂きました。同道したT八段が掛ってくるお相手に対して打ち込んでいたのとは全く意味が違う「打ち込み」であることは言うまでもありません。
色々な場所、様々な剣風に触れることは本当に刺激になります。今年も許す限り出稽古をしたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
22日は冬至。我が家では柚子湯とかぼちゃは欠かせない定番アイテムとなっています。柚子湯の効用はともかく、柚子湯に入っているだけで季節感が味わえます。最近では一年中見かけるかぼちゃでさえも何となく季節感を出しているように思います。
23日は午前中に支部主催の2・3級審査、1級講習会が行われ、そのお手伝いに行ってきました。例年と一番違うところは武道館内に暖房が入ったことでしょうか。今年の夏過ぎ頃にエアコンが設置され、酷暑の稽古環境が改善されたことはまだ記憶に新しく、今回暖房が入ったことでまたその恩恵を感じました。
夕方からは久しぶりに県連主催の稽古会に参加。祝日かつM支部の忘年会と重なったこともあり、いつもの半分程度の参加者でしたが、ベテランの先生方といい汗を流すことができました。
稽古前にある先生が「この祝日にクリスマスパーティーをしている人が多い。」と話せば「クリスマスって歳でもないだろう!」と別の先生。確かにクリスマスと言えば昔は特別行事感がありましたが、最近では全くと言っていいほど自分の中でクリスマスの盛り上がりがありません。これも季節感の消滅の一つかも知れませんね。
寒いとか暑いとか、クリスマスだとか正月だとかが薄まりつつある昨今、忘年会だけは毎年コンスタントに増えて楽しんでます。
今年最後となる支部稽古会は多くの参加者で賑わいました。私も気合が入り、一番にT八段にお願いすることが出来ました。実は黙行会では稽古時間が短縮されたことからT八段と稽古納めができなかったため、最後のチャンスが巡ってきたという訳です。
T八段から繰り出される面に何度か居ついてしまったことを思い出す中で、はっきり自覚したことは「気」を詰める作業の中に相手を居つかせる「技」があるのではないかということ。局面としては面を打つ前段の一瞬。それが極意の一部なのかも知れませんね。
稽古前に「剣道談義場を初めて見た。」という先生に声を掛けて頂き、「随分と奥ゆかしい表現をしてるね。」とお褒めの言葉?を頂戴しました。私の外見と文中のイメージが一致しないか、もっとストレートに表現した方がいいよ!というアドバイスなのか、「奥ゆかしいという」言葉はなんとも捉えどころがありません。ということで今回は「居つき」について頑張ってストレートな表現をしてみましたがどうでしょうか?
T八段に稽古をつけて頂いた後は老若男女問わず高校生からベテランの先生までたっぷりとしごいてもらい、忘年会続きの身体から一気にアルコールの混じった?汗が吹き出しました。今年の支部稽古会はこれで終わり。でも年内はまだやっているところにお邪魔することになるでしょう。
そうそう、黙行会第2道場でのメガネの忘れ物は無事持ち主に返りました。めでたしめでたし。
今年最後の黙行会は稽古&忘年会ともに例年以上の盛り上がりを見せました。
数多くの先生方にご芳志を頂戴したり、道場使用料についての予想を超えるご高配を頂いたりしましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
海外からもいらっしゃるなど大変な盛況ぶりについつい恒例の『今年一年の反省と来年への抱負』を忘れてしまいました。次回来年の黙行会に持ち越させてください。
忘れと言えば、忘年会会場にメガネの忘れ物がありました。H先生が保管してくださっていますのでお心当たりの方はご一報ください。
木曜日の支部稽古会は先日の審査会で昇段された先生や初めてお越しになった先生がいらっしゃり、新鮮さのある稽古会になりました。また、ある先生から八段審査一次二次の詳しい状況を伺い本県から1人も合格者のない状況も分かりました。
12月に入り、世間では忘年会シーズンとなっています。地方でも都会でも景気が良いのか何となく賑わっているように思います。ただし、自身では景気上向きの実感がないのは悲しいところです。
先日都内に向かう電車で読んでいた経済誌に56歳で亡くなったアメリカの元コンピューター会社社長の話が載っていました。経済業界では超がつくほど有名な言葉が「Stay hungry、Stay foolish」「腹減りで、愚か者であれ」。これは大学卒業式で贈ったスピーチの最後のワンフレーズだそうです。
もちろん直訳には無理があり、前後の文脈から推察すると「常に追い求める心を持ち、常識に疑問を持て」ということかなぁと勝手に解釈しています。
この元社長は17歳から亡くなるまで毎日、明日死んでも後悔しない生き方を考えていたそうです。確かに明日死ぬかも知れないと思うと重要なものが見えてくるような気がします。自分自身、毎日全力で生きているか剣道も仕事ももう一度見直してみなければいけませんね。
木曜日は仕事で県内の別荘地に訪れたところ、深いところで20㎝くらいの積雪がありました。つい数日前までは初秋の陽気だったのにもう真冬の寒さ。体調管理が大変になってきます。
さて、六・七段審査会では私の身近な先生がご昇段された情報があり、おめでたい限りです。不確定情報によれば八段審査1日目は一次で3名の県内合格者があったとか。ただ、最終合格率は0.5%と発表があり、数字を見ると益々厳しさが増している感があります。
夜は支部稽古会に参加し、多くの方と稽古ができました。しかし、高校生との稽古では無駄打ちをしてしまったり、体勢が崩れたり…。更に実によく打たれました。高校生の伸びに対して自分の成長が足りない証拠です。
まずは目前の自分の成長を考えていかなければいけません。まさに問題山積です。
火曜日は曇りから時折強い雨が降り、肌寒いイメージとは裏腹に生暖かく、視覚と体感のギャップを感じる一日となりました。
先日、久しぶりにN曽根道場の稽古会に参加させて頂きました。七・八段を受審させる先生を中心に12名程度が参加。一通りの稽古を終えた後は審査に向けた本番さながらの立合い稽古が繰り広げられました。
審査とは直接関係ない私も志願して七・八段受審の先生と立合いをさせてもらいました。まだ未受審の立場なのでここは一つ、思い切って気を楽にして臨みました。結果、お相手によって「お気楽攻撃」が上手く作用したり、しなかったりで一長一短あることが分かりました。
T八段曰く、掛ることは必要でも掛りすぎてはいけないし、待ち過ぎてもいけない。打たなくてはいけないし、打ち過ぎてもダメ。打ってマイナスポイントになる場合もあれば、打たれてもマイナスポイントにならない場合もある。などなど…。
(一次1/10)×(二次1/10)=1/100(合格率)と言われればそういう世界なのでしょうね~。そういう世界に「お気楽攻撃」が通用しないのは言うまでもありませんね。
3日に行われた全日本選手権は毎年楽しみの年中行事の一つであり、近年は欠かさずに観戦してきましたが、今年は所用により自宅観戦となりました。インターネット技術の普及により動画配信が進歩しており、リアルタイムで見逃しても「一本集」などで一回戦から地元選手の戦いぶりを見ることができます。
黙行会に参加しているN県のT先生がこの動画配信に携わっているため、緊迫の戦いを見ながらも時折「T先生は今どんな作業をしているんだろう?」と気になってしまうこともしばしば。
そんな全日本選手権に刺激を受けて水・木と連ちゃんで稽古に行ってきました。県武道館の回り稽古では久しぶりに他支部の先生方にお願いでき、かなり新鮮味のある稽古となりました。W八段には貴重なアドバイスを頂いた上で「まだまだだな」と温かみのある一言。そのハードルにはまだまだ!のようです。
木曜日の支部稽古会にはS玉県からN岸先生がお越しになり、T八段もいらしたことから少しだけ黙行会の雰囲気が漂う稽古会となりました。私はN岸先生やT八段に稽古をつけて頂いた後に中高校生&大人の先生方との稽古。最近、地力をつけてきた高校生などにむざむざ打たれる訳にもいかず、必死に先を取るよう心掛けました。
たっぷり稽古で汗を流した後でT八段、N岸先生らと小黙行会第2道場へ。そこでは間近に迫った審査会の話題が中心でかなり実のある小黙行会となりました。
話は変わって小学生剣道大会での「気球イベント」はやはり注目が高かったらしく、多くの人がFBにアップしているとのこと。「あっちゃんのブログ」にも今月の写真ということで黙行会HPを宣伝してもらいました。ただ、今月の写真、期待されていると思うとちょっとハードルが上がってしまった感もあり、嬉しいような厳しいような…。
この土日は天候に恵まれ、絶好の行楽日和となりました。日曜日は野外で行われた小学生の大会に早朝からお手伝いに行くことに。朝方はやや冷え込んだものの日中は暖かい日差しで、帰宅してみるとヒリヒリと顔が赤く日焼けしていました。
試合は450名近くの小学生が集まり、父兄や役員審判も含めると1000人近い人が集まったでしょうか。しかも、周辺には他のイベントも行われていて、焼きそば、クレープ、ソフトクリームなど定番の出店に加え、季節の野菜を売る店まで幅広いジャンルの店が出店しており、剣道関係者も行列に並んでいる姿が見られました。こういった何世代も一緒に楽しめるイベントは貴重かも知れませんね。
特に目を引いたのは気球に乗るイベント。遠目で見ていても気持ち良さげで、剣道大会が終わったら私も乗ろうかと目論んでいました。残念ながら大会が終わる前に気球イベントは終了。記念に写真だけ撮って今月の黙行会トップページ写真にアップしました。どうぞ気分だけでも味わってください。
土曜日は他県との親睦稽古会が行われ、飛び入りで参加させて頂きました。審査会に向けた模擬立合が行われた後に総勢70名近くの合同稽古。もちろん、他県の先生方に稽古をお願いしました。「よく可愛がられたね!」と県内の先生方からおっしゃっていただく程、たくさんに稽古をつけて頂きました。自分では全く気がつかなかったのですが、他の方よりかなり得をしていたようです。
この土日は久々に剣道三昧な休日となりました。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)