今年最後となる支部稽古会は多くの参加者で賑わいました。私も気合が入り、一番にT八段にお願いすることが出来ました。実は黙行会では稽古時間が短縮されたことからT八段と稽古納めができなかったため、最後のチャンスが巡ってきたという訳です。
T八段から繰り出される面に何度か居ついてしまったことを思い出す中で、はっきり自覚したことは「気」を詰める作業の中に相手を居つかせる「技」があるのではないかということ。局面としては面を打つ前段の一瞬。それが極意の一部なのかも知れませんね。
稽古前に「剣道談義場を初めて見た。」という先生に声を掛けて頂き、「随分と奥ゆかしい表現をしてるね。」とお褒めの言葉?を頂戴しました。私の外見と文中のイメージが一致しないか、もっとストレートに表現した方がいいよ!というアドバイスなのか、「奥ゆかしいという」言葉はなんとも捉えどころがありません。ということで今回は「居つき」について頑張ってストレートな表現をしてみましたがどうでしょうか?
T八段に稽古をつけて頂いた後は老若男女問わず高校生からベテランの先生までたっぷりとしごいてもらい、忘年会続きの身体から一気にアルコールの混じった?汗が吹き出しました。今年の支部稽古会はこれで終わり。でも年内はまだやっているところにお邪魔することになるでしょう。
そうそう、黙行会第2道場でのメガネの忘れ物は無事持ち主に返りました。めでたしめでたし。