10月も終わり、いよいよ審査月の11月を迎えます。それが理由かどうかは分かりませんが、支部稽古会は元立ちの先生方の人数の多さが際立ちました。
という訳でもないのですが、私は掛り手に回り、一番にT八段にお願いしました。先日の黙行会での課題、「捨て」を意識して…。結果は「捨て」にこだわるあまり、それ以前の「作り」「攻め」「溜め」等の部分が雑になってしまったようです。T八段からその辺りを丁寧にご指導頂き、進歩がないままその場でぐるっと一周回ってまた振り出しに戻った感じです。
その後の若手の先生や高校生との稽古では「捨て」のみならず気剣体のバランスも戻らないまま。またまた反省の多い稽古会となりました。
さて、週末は県内で学校関係者の大規模な講習会があるそうです。聞くところによればK久保範士やK﨑先生をはじめ錚々たるメンバーが講師を務められるとか。受講生の方におかれましては良い講習会になるようお祈りします。
火曜日の黙行会は県内外から多数の先生方お集まりになり、盛況に行われました。また、黙行会は19時スタートなので仕事の都合上、遅れて参加の先生もいらっしゃいますが、その少ない時間でも一本稽古を!という先生が多く、その姿勢に感銘を受けます。
稽古後には夏季審査で昇段審査に合格された先生方のご披露があったり、全国大会で活躍された先生の報告、更には剣道形の披露があったりと盛り沢山の黙行会でした。
第2道場でも盛り上がりを見せ、私自身も黙行会の稽古終わりにT八段が「捨てることの大事さ」を説かれたことを受けて、そのお話しも伺いながら大いに反省しつつ、美味しいお酒を頂きました。水曜日は「県民の日」で学校がお休みだそうで若干酒量がすすんだかも知れません。
さて、次回の黙行会は11月17日(火)19:00~と決定しました。全国審査前の黙行会、皆様のご参加、よろしくお願いします。
木曜日の支部稽古会は他支部の先生のみならず、他県の先生までまた、大人から中学生まで大変多くの参加者で賑わいました。
他県の先生は支部HPをご覧になって来られたとか。定年退職後の楽しみとして防具を持って各地を回っておられるそうです。そのお話しを聞いた地元の先生方は口をそろえて「羨ましい!」羨望の眼差しです。
自分の稽古ではおんたけ講習会で得たヒントから打ち方を少し意識して変えてみました。上手くいくこともあり、そうでない時もありと不安定ながらも方向性は掴めたように思います。
この稽古会で「黙行会HPを見て…」と関心を示して頂いた先生がいらっしゃいました。今月は27日(火)7:00~です。黙行会の門はいつも開いておりますので当HPの「初参加の方に向けてのご案内」をご一読の上、是非ともご参加ください。
木曜日の支部稽古会はテスト期間であるためか、高校生の姿は見られず、掛り手が少ない稽古始まりとなりました。その代りと言ってはなんですが、元立ちの先生方は豪華な顔ぶれ。
私は掛り手に回り、T八段をはじめ多くの元立ちの先生に稽古をつけて頂きました。上手の先生にお願いすると先を取られることが多く、自分の稽古不足なこともあり、なかなか対応できませんでした。
先日のノーベル生理学・医学賞に輝いた大村さんはクロスカントリーで県代表になって他県の優秀な選手と強化合宿の中で腕を磨いていったそうです。現状に満足せず、自分より高いレベルの選手と競い合うことで更に進化することができるということなのでしょうか。
剣道は年を取っても進化できると言います。高いレベルの先生方にお願いする機会をできるだけ得たいものです。
スーパームーンが鮮やかに見えた月曜日の翌日の黙行会は7月以来、約2か月半ぶりということもあり、県内外から大勢の先生方にお集まり頂き、盛大に行われました。
今回は県外から2名の若手の先生が初参加。稽古後に感想を伺うと、かなりの刺激になったようです。常連の我々にとっても遠方の出稽古に行かずして新たな 剣風に触れる機会となるのでお互いウィンウィンですね。
第2道場では夏休み期間中に海外指導をされた先生のお話などを伺いながら料理とお土産のワインや焼酎を心ゆくまで堪能しました。しかし、厳しい稽古後でお腹が空いていたこともあり、ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎてしまいます。
翌日はいつも「次は自制しよう」と反省するばかり。全く進歩しませんね~。まぁ、それだけ楽しかったということで…自分を大目にみてやります。次回の黙行会もよろしくお願いします。
9月に入り、ほとんど晴れ間がないと思っていたところの大型台風。本県はもとより隣県でも多大な被害が出ており、心よりお見舞い申し上げます。
台風の影響はあったものの木曜日の支部稽古会は通常通りに行われました。剣道を見学したいとメールを頂いていた外国の方が稽古前にお見えになり、お互いに自己紹介した後、稽古を見学してもらいました。
海外で剣道指導された先生が「外国人の方が日本人より武道に対する姿勢が真摯だ。」とおっしゃっていたことを思い出し、稽古後に話をしている中で「How about that?」(この稽古、どうでしたか?)と聞いたところ、「とても面白かった」と日本語で答えてもらいました。実はその方は日本語も堪能なのです。
帰宅後、英語の質問が正しかったのか調べてみると「How about that?」は(どうだ、すごいだろ!)という意味でかなり恥ずかしい気分になりました。正しくは「How was the kendo (lesson)?」。
こういう赤っ恥をかかないようにもっと英語の勉強をしないといけませんね。まぁ、勉強は赤っ恥を掻くと記憶に定着するという説もあるので失敗を恐れずに機会があれば積極的に話していきたいと思います。
木曜日の支部稽古会は夏休み期間ということもあり、中学生は数名参加したものの、それ以外は大人の先生方が中心となりました。
一頃よりも気温が低いうえに弱冷が入っていたので梅雨時期の過酷さに比べれば稽古環境としては悪くはありません。掛り手に回り、数名の先生方にしっかり稽古をつけて頂きました。
先日のN光大会に選手として参加した先生2名も稽古会に参加されていたのでその内の1人の先生に感想を聞いたところ、特別な場所だったというお話でした。武徳殿には神様がいる気配すら感じさせる場所なので私のお勧めする観戦スポットの一つです。
さて、今週末から全国審査会が始まります。受審される先生方のご武運を心よりお祈り申し上げます。
先週の土曜日はT八段、若手の先生2名と私の4名でW大の夏合宿に参加させて頂きました。先日お邪魔した大学と今回の大学は日本を代表する双璧の私立2大学となります。
参加したのが午前中の稽古だったにも関わらず、週末だったこともあってOBは相当な人数に上り、大勢いた30代以下のOBは現役生に交じって基本打ちから参加していました。私も負けじと素振りだけは同じ本数を振ったものの、すでに股割で筋肉痛。張り切り過ぎたことに少し後悔しました。
午前中の稽古終了約40分前から地稽古に入り、私は10名近くの学生さんと先日お邪魔した大学との剣風の違いを感じながら剣を交えることが出来ました。
帰り道、近くの日帰り温泉で風呂に入ってノンアルビールで乾杯。一杯目が何とも言えない美味しさです。最近のノンアルビールは以前より味が良くなっているのかも知れませんね。
稽古から風呂、一杯までがセットになっているのが最も贅沢な時間。今回も至福のひと時となりました。
本県は都心から比較的近い上、涼しい合宿適地が多いことから大学の夏合宿があちこちで行われているようです。
今回、S道範士がある有名私立大学の師範に就任されたというご縁もあり、A柳先生、K原先生、T八段以下、総勢9名で合宿にお邪魔してきました。
昼間の暑さは下界よりやや低いかなぁという程度。地稽古40分だけの稽古だったにもかかわらず、汗が止まりません。約10名の学生さんたちと剣を交え、自分にとっては良い稽古になりました。
それにしてもT八段、今度は足の小指を骨折したというのに普通に稽古をされていました。普通人は稽古できないはずですが…。
立秋を過ぎ、ここにきて記録的な猛暑から普通の暑さに変わってきたように思います。35度を超えなければ凌ぎやすく感じるのは私だけでしょうか?
さて、月曜日は久しぶりにI島道場にお邪魔してきました。そこに何と!病気で療養されていたSN先生が「よお~」と入って来られました。かねがね、子供相手にリハビリに励んでいるという噂は聞いていたのでいつかは再開されると思っていましたが、予想外の早い復帰に驚きました。
ウェート減で一回り小さくなった身体でも稽古は相変わらずの強さを発揮されていました。私も負けずに頑張らなければなりませんね~。
今週はご縁のある大学の合宿に参加してきます。元立ちとして立ち切れるのか、はたまた掛り手として鍛えられるのか、どういう顛末になるかは行ってからのお楽しみです。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)