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都道府県予選会2017

日曜日は都道府県予選会が行われました。つい最近まで高校生だった人が多数予選会に出るなど若手の台頭が著しいように感じます。また、中には兄弟や親子で出場し、目覚ましい活躍する選手もいました。

私は今年から年齢基準日の関係で一つ上の部に上がり、何とか最後まで勝ちきることができました。とにかく日ごろ注意されている点を意識して試合に臨んだら普段にない力が出たようです。まさに幸運が舞い降りたような感じです。

これもひとえに稽古をつけて頂いている皆様のお陰。これから約2ヶ月間、本戦に向けて仕上げていきたいと思いますので今後ともご指導ご鞭撻の程、よろしくお願いいたします。

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来月の黙行会は3月14日(火)

名物「空っ風」が吹いた火曜日、黙行会には大勢の先生方がお集まりになり、いつも通り盛況な稽古会となりました。

今回は実業団で活躍された先生が初参加。実業団で揉まれた剣風は地方ではなかなか味わえない貴重な経験でした。出稽古に行かずしてこういう経験ができるのは有難いことですね~。

また、稽古後の事務連絡の中で八段選抜大会にT八段が選出されたり、S玉県の都道府県予選を突破された先生がいらっしゃったりとおめでたい報告をさせて頂いたことで、自分自身の士気が何となく高まったように思います。

第2道場では寒稽古の反省や全国審査会等の宿の確認などの情報交換を含め、楽しいひと時。しかし、酔っぱらってのいい加減な話ばかりではなく、時には剣道の中身について深いところまで話が及ぶと気が引き締められることもあります。と同時に道のりは果てしなく遠いイメージになりますが…。でも現実を知ることは重要なことです。

さて、来月の黙行会はホワイトデーの3月14日(火)です。皆様のご参加、よろしくお願いいたします。

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花が咲いた祝賀会

最近は寒さも緩み、雪が降ったかと思うと次の日には20℃近くになるなど春の訪れを感じさせます。

先週の土曜日、NO田支部主催のM木先生八段祝賀会が行われ、私も個人枠というカテゴリーで参加させて頂きました。祝宴には230名を超える方々が集まり、県内の主だった剣道関係者が顔を揃えました。更に世界選手権で活躍した○花先生も大学の同期生ということで臨席されており、おめでたい席に花を添えていました。

祝辞で登壇した○花先生は世阿弥の言葉を引用され、八段合格を「時分の花」とし、これからは「本当の花」を咲かせていかなくてはならないとご自分に対する戒めも含めて話しておられました。話し上手でその場にいらした皆さんをあっという間に魅了し、写メでツーショットをお願いされるなど正にアイドル級?の人気でした。

謝辞で話されたM木先生も教頭先生らしく原稿も見ないで八段審査合格までの道のりを理路整然と話されているのを聞き、能力の高さを垣間見た気がしました。一芸に秀でる人は基礎能力も高いのでしょう。M木先生が一つ言葉を発するたびに祝宴が一つにまとまっていくようにさえ感じました。

この祝賀会で八段を目指す先生方の中に火が点いた方がいらっしゃったのではないでしょうか。これを契機に多くの花が咲き乱れるといいですね~

さて、21日(火)は黙行会です。皆様のご参加よろしくお願いいたします。

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寒稽古の余韻

今週は何度か稽古をする機会に恵まれ、行った先々で「寒稽古」についてどうだったか聞かれました。それだけ関心を持って頂けるのは嬉しいこと。

木曜日支部稽古会ではU弟先生やHAHAウッキーさんからFBの写真や動画を見せて頂き、しばし寒稽古の余韻に浸ることができました。また、S道範士とT八段の立合いはFBで動画配信される程、剣道関係者から注目されているようです。

稽古でそのT八段にお願いしたところ、寒稽古の勢いそのまま初太刀をものの見事に打ち抜かれました。剣道は初太刀が大事とよく言われますが、今回は初太刀が全てでした。

しかし、そのT八段や浅見先生でさえ上の先生からご指摘を受けたと伺い、改めて剣道の奥深さを思い知らされたような気がします。まさに恐るべしハイレベル!

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O体大寒稽古2017

雪予報で一抹の不安がありながらもO体大の寒稽古に1回だけ参加してきました。平日だったこともあり、土日に比べると参加者は半分程度?か、いつも見る風景とはちょっと違います。

稽古が始まり、まずは元立ちで切り返しを受けます。と、そこにS道範士の視線を感じ、視線を動かしたところ、「こうでなく、こう受ける」と切り返しの受け方のご指導を受けました。あとで伺うとスナップを利かすことがコツとか。真似してもなかなかしっくりきません。何度か練習しないと上手くならない予感です。

掛稽古に入ると途中から掛る側に回り、浅見先生に掛っていきましたが、どういうわけかスローモーションのようなゆっくりとした打ちしか出ず、それでいて何本も打っていないのに息だけは上がります。実力通り?or歳なのか?今回の寒稽古で最もキツイ稽古でした。

地稽古ではO体大自慢の指導陣数名にお願いすることができ、いつもながらの分厚さを体感してきました。「剣道の鬼たち」は健在でその分厚さに比べると自分のペラペラ加減を再確認できただけでも行った価値はあったかも知れません。

今回の寒稽古、意気込みとは裏腹に自分の剣道に対して何か物足りなさを感じたのは反省材料。しかし、今年も行けたという事実(16年で15回目)で100点ということにしておきましょう。来年は群玉軍勢で2泊3日くらいで行ければいいですね。居酒屋で1人寂しく飲むのは味気なくていけません。

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鬼たちが集う場所へ

年末からの仕事の都合で支部の行事や中体連の審判などに参加できない日々が続いており、心苦しく思っていましたが、最近になってようやく一服感が出始めてきました。余裕とは程遠いながらも節分には「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをして歳の数の半分くらいの豆を食べ、無病息災を願いました。

先週のM署稽古会では前々からI田八段に攻めが足りないことのご指摘を受けており、攻めを意識しながら稽古していたところ、たまたま良い具合に身体が出る場面がありました。ただ、残念なことにどうして良い具合に身体が出たか覚えていません。ビデオ撮影しておくといいのでしょうが…。J大寒稽古での「大学生の出の良さ」に感化された部分もあるかも知れませんね。まぁこの偶然が必然になるべく稽古を継続するしかありません。

木曜日の支部稽古会では1人の男子中学生が初参加。成長が早い中学生と言えども、すぐには結果は出ないので今後とも継続してもらいたいものです。

今週はどこかの1日、仕事の合間を縫ってO体大の寒稽古に参加するつもりです。「剣道の鬼たち」が集う場所に足を踏み入れるのはとても勇気がいることですが今年も何とか都合をつけて「鬼の気」を浴びてきたいと思います。

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J大寒稽古2017

T八段、U兄弟先生と4人で本県を発ったのは27日の夕刻。高速を飛ばしてJ大近くの居酒屋に飛び込んだのが夜の8時過ぎになりました。U先生が予めJ大監督N先生とやり取りしていたためN先生と浅見先生の6人で小宴会となりました。

車の中で「海のある県はやっぱり刺身」という話をしながら来たので、刺身とお酒のイメージが既に出来上がっていました。しかし、ビールで乾杯した直後、浅見先生から「この人(私のこと)は談義場で俺にワインをおねだりしてきたから今回はO体大に持っていかない!」とまずは挨拶がわりの先制口撃を受けてしまいました。

話を伺うと「与えられるだけではなく、自分から何か(モノじゃなく話題でも)を与えていく気概が必要である。」という意味だとのこと。改めてそうおっしゃられると自分が与えられるモノは何だろう?と少し考えましたが、答えは見つからず。少し悩むもそれはそれとしてイタリアの話とか大学の話とか興味深いお話を肴に楽しい時間を過ごすことができました。

28日の起床は4時40分。5時10過ぎには体育館でS玉N岸先生と合流し、5時30分から準備運動、素振り、座礼があり6時頃から切り返しが始まりました。30分程度経過後には掛り稽古に移行。私も徐々に体当たりを増やしていきましたが、T八段やU先生の体当たりからすれば優しかったかも。体当たりは掛る方も受ける方も厳しいのです。優しかったと言いつつ、家路に向かう車中では左のふくらはぎはパンパン、肩から腕にかけてはコチコチに固まっていましたけど…

地稽古になるとT八段以下G玉郡勢は全員浅見先生にお願いしました。果たして浅見ワールドを崩す者が出たかどうかはご想像にお任せします。その後、私は元立ちに立ち、関東や全日本学生で上位を占める学生さんの実力を存分に堪能させて頂きました。

寒稽古はその場の空気感を味わう魅力が大きいですね。厳しい空気感は体感以外得られません。仕事の関係で行くことが難しかった今年も無理してJ大寒稽古に行けてよかったです。疲労と睡魔のなか午後から仕事に戻ったのは言うまでもありません。

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名こそ惜しけれ

24日はかなり冷え込んだ中、通常通りの黙行会。外は厳しい寒さでしたが、道場内は丁度良い気温に調整され快適に稽古ができました。

稽古内容は最近の稽古不足を反映してやや浮足立つ場面があり、お相手より出遅れてはいけないと思うと今度は機が熟していないところで出てしまうなど空回りしてしまいました。修練不足が如実に出てしまった結果です。

稽古後のT八段の講話では「名こそ惜しけれ」について語られました。恥ずかしいことをして名前を汚すな、つまり恥ずかしいことをするなという意味と捉えてよさそうです。鎌倉時代から武士の倫理観のバックボーンをなしてきた言葉で日本人の意識の中に脈々と受け継がれてきた精神かも知れません。最近はドラマで「逃げるは恥だが役に立つ」という番組が流行ったようですけど…まぁそれはドラマなので。恋ダンス、練習したいと思ったのは自分だけでしょうか?

第2道場はK楽園でお鍋を囲み、あつあつ、ホクホクしながらビールにワイン、お酒と焼酎を堪能。冬の料理はお鍋が最高ですね。身体が温まります。

次回の黙行会は2月21日(火)です。来月もよろしくお願いします。

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24日(火)は黙行会

寒い日が続いています。私の周りでは冬らしい寒さで体調を崩している方がかなり多くいます。そう言う私も先日体調を崩して稽古が思い通り出来ない日がありました。

さて、24日(火)は黙行会です。皆様のご参加をお待ちしております。但し、この時期ですのでインフルエンザの症状がある方はご自身のためにも稽古のご参加を見合わせて頂きますようお願い申し上げます。

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雪化粧

日曜日は寒波が日本列島を覆い、本県でも北部山間部ではかなりの積雪があったようです。私が住んでいる場所も若干の積雪があり、朝早いうちから小型除雪車が出て雪かきをしていました。

同日はちょうど支部一級審査会や県連行事があり、剣道関係にも影響があったかも知れません。私は仕事のある場所に向かう途中、某ホテルの前を通りました。数日前の地元紙に「今年の年末ごろ撤退し解体予定」と出ていたホテルです。

建設されてから34年余りと意外に新しい?と知ったそのホテルは宿泊施設、披露宴会場、レストラン等を兼ね備えた市内有数のホテル。支部の忘年会や祝賀会にも利用させてもらったホテルがあと一年で無くなると思うと寂しい限りです。

そんな訳で雪が降る中、車を止め、カメラを取りだして何枚か撮ったうちの一枚を今月の黙行会トップ写真にしました。心なしか雪化粧したエントランスと降り続く雪が物悲しさを醸し出しているようにも見えます。時の流れには逆らえませんね。栄枯盛衰、諸行無常です。

気温が低くなっていますので凍結による転倒などに十分お気をつけください。

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