年末からの仕事の都合で支部の行事や中体連の審判などに参加できない日々が続いており、心苦しく思っていましたが、最近になってようやく一服感が出始めてきました。余裕とは程遠いながらも節分には「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをして歳の数の半分くらいの豆を食べ、無病息災を願いました。
先週のM署稽古会では前々からI田八段に攻めが足りないことのご指摘を受けており、攻めを意識しながら稽古していたところ、たまたま良い具合に身体が出る場面がありました。ただ、残念なことにどうして良い具合に身体が出たか覚えていません。ビデオ撮影しておくといいのでしょうが…。J大寒稽古での「大学生の出の良さ」に感化された部分もあるかも知れませんね。まぁこの偶然が必然になるべく稽古を継続するしかありません。
木曜日の支部稽古会では1人の男子中学生が初参加。成長が早い中学生と言えども、すぐには結果は出ないので今後とも継続してもらいたいものです。
今週はどこかの1日、仕事の合間を縫ってO体大の寒稽古に参加するつもりです。「剣道の鬼たち」が集う場所に足を踏み入れるのはとても勇気がいることですが今年も何とか都合をつけて「鬼の気」を浴びてきたいと思います。
T八段、U兄弟先生と4人で本県を発ったのは27日の夕刻。高速を飛ばしてJ大近くの居酒屋に飛び込んだのが夜の8時過ぎになりました。U先生が予めJ大監督N先生とやり取りしていたためN先生と浅見先生の6人で小宴会となりました。
車の中で「海のある県はやっぱり刺身」という話をしながら来たので、刺身とお酒のイメージが既に出来上がっていました。しかし、ビールで乾杯した直後、浅見先生から「この人(私のこと)は談義場で俺にワインをおねだりしてきたから今回はO体大に持っていかない!」とまずは挨拶がわりの先制口撃を受けてしまいました。
話を伺うと「与えられるだけではなく、自分から何か(モノじゃなく話題でも)を与えていく気概が必要である。」という意味だとのこと。改めてそうおっしゃられると自分が与えられるモノは何だろう?と少し考えましたが、答えは見つからず。少し悩むもそれはそれとしてイタリアの話とか大学の話とか興味深いお話を肴に楽しい時間を過ごすことができました。
28日の起床は4時40分。5時10過ぎには体育館でS玉N岸先生と合流し、5時30分から準備運動、素振り、座礼があり6時頃から切り返しが始まりました。30分程度経過後には掛り稽古に移行。私も徐々に体当たりを増やしていきましたが、T八段やU先生の体当たりからすれば優しかったかも。体当たりは掛る方も受ける方も厳しいのです。優しかったと言いつつ、家路に向かう車中では左のふくらはぎはパンパン、肩から腕にかけてはコチコチに固まっていましたけど…
地稽古になるとT八段以下G玉郡勢は全員浅見先生にお願いしました。果たして浅見ワールドを崩す者が出たかどうかはご想像にお任せします。その後、私は元立ちに立ち、関東や全日本学生で上位を占める学生さんの実力を存分に堪能させて頂きました。
寒稽古はその場の空気感を味わう魅力が大きいですね。厳しい空気感は体感以外得られません。仕事の関係で行くことが難しかった今年も無理してJ大寒稽古に行けてよかったです。疲労と睡魔のなか午後から仕事に戻ったのは言うまでもありません。
24日はかなり冷え込んだ中、通常通りの黙行会。外は厳しい寒さでしたが、道場内は丁度良い気温に調整され快適に稽古ができました。
稽古内容は最近の稽古不足を反映してやや浮足立つ場面があり、お相手より出遅れてはいけないと思うと今度は機が熟していないところで出てしまうなど空回りしてしまいました。修練不足が如実に出てしまった結果です。
稽古後のT八段の講話では「名こそ惜しけれ」について語られました。恥ずかしいことをして名前を汚すな、つまり恥ずかしいことをするなという意味と捉えてよさそうです。鎌倉時代から武士の倫理観のバックボーンをなしてきた言葉で日本人の意識の中に脈々と受け継がれてきた精神かも知れません。最近はドラマで「逃げるは恥だが役に立つ」という番組が流行ったようですけど…まぁそれはドラマなので。恋ダンス、練習したいと思ったのは自分だけでしょうか?
第2道場はK楽園でお鍋を囲み、あつあつ、ホクホクしながらビールにワイン、お酒と焼酎を堪能。冬の料理はお鍋が最高ですね。身体が温まります。
次回の黙行会は2月21日(火)です。来月もよろしくお願いします。
寒い日が続いています。私の周りでは冬らしい寒さで体調を崩している方がかなり多くいます。そう言う私も先日体調を崩して稽古が思い通り出来ない日がありました。
さて、24日(火)は黙行会です。皆様のご参加をお待ちしております。但し、この時期ですのでインフルエンザの症状がある方はご自身のためにも稽古のご参加を見合わせて頂きますようお願い申し上げます。
日曜日は寒波が日本列島を覆い、本県でも北部山間部ではかなりの積雪があったようです。私が住んでいる場所も若干の積雪があり、朝早いうちから小型除雪車が出て雪かきをしていました。
同日はちょうど支部一級審査会や県連行事があり、剣道関係にも影響があったかも知れません。私は仕事のある場所に向かう途中、某ホテルの前を通りました。数日前の地元紙に「今年の年末ごろ撤退し解体予定」と出ていたホテルです。
建設されてから34年余りと意外に新しい?と知ったそのホテルは宿泊施設、披露宴会場、レストラン等を兼ね備えた市内有数のホテル。支部の忘年会や祝賀会にも利用させてもらったホテルがあと一年で無くなると思うと寂しい限りです。
そんな訳で雪が降る中、車を止め、カメラを取りだして何枚か撮ったうちの一枚を今月の黙行会トップ写真にしました。心なしか雪化粧したエントランスと降り続く雪が物悲しさを醸し出しているようにも見えます。時の流れには逆らえませんね。栄枯盛衰、諸行無常です。
気温が低くなっていますので凍結による転倒などに十分お気をつけください。
正月が明けたと思ったらもう10日以上があっという間に過ぎてしまいました。12月からほぼ毎日12時間以上の仕事をこなしてきたためか、休み明け4日に提出物を出してホッとしたのか、5日に高熱を出してしまいました。診てもらった医者からは「インフル確実ですね」と言われつつ、簡易キットで検査したところ、結果は幸いにして陰性。点滴と薬が効き、回復した後はまた仕事生活に戻り、現在に至ります。という訳で久しぶりのブログ更新となりました。
その間、S大の寒稽古があったようで、私もお邪魔したかったのですが、生憎、行くことができませんでした。S大寒稽古の様子は「浅見の独り言」に詳しく載っていますので関心のある方はそちらをご覧ください。
通常、寒稽古は準備運動から長くても2時間程度。普段の生活なら大した時間ではありません。しかし、寒稽古の1分はとてつもなく長く感じます。掛稽古だったらならなおさらです。1分1秒の単位がこんなにも違う!を実感できる時でもあります。
毎日12時間以上の仕事を続けられるのは寒稽古のキツさを体験したことと無関係とは言えません。あのキツさに比べればまだまだ。4月くらいまではこんな状態が続きそうですが、木曜日からまた剣道を始めたいと思います。
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
今年の初稽古となる支部の元旦稽古会には市・県外からも多くの方が参加され、盛大に行われました。おかげで道場が狭くて困りましたが、その狭さもあと少し。来年度からは新体育館に場所が移ると支部長からお話があったので新道場に期待しましょう。
さて、昨年末ようやく仕事が一段落したので先月発売の剣道雑誌を買いに本屋に行ったところ、寒稽古でお世話になっている大学の記事やT八段が解説されている記事が目に飛び込んできました。O体大の稽古はある程度想像できますし、T八段に至っては身近で稽古をつけて頂いている先生なので頭では理解しているつもり。ですが、文面から溢れる並々ならぬ努力や継続性は、「一流との差」を痛感したところでもあります。
と同時に努力が足りない自分にヒヤッとしたのも事実です。こういう記事を読んで反省する機会は「自分に甘い路線」を修正する転機になってむしろ有難いことです。
ということで年頭にあたり今年の稽古をしっかり取り組んで参ろうと決心しましたので(剣道談義場のカキコは引き続き不定期となりますが)、どうぞよろしくお願い申し上げます。
28日ぎりぎりでようやく仕事のノルマを達成し、何とか落ち着きを取り戻してきました。この間、通常の稽古ができない日が多く、3日間身体を動かさなかったら顔のあちこちに吹き出物ができてしまいました。これはまずい!と2日連続で剣道や運動をすると吹き出物はあっと言う間になくなりました。何というデリケートな身体なのでしょう。でも少なくとも4月くらいまではこんな調子が続きそうです。
さて、今年一年ももう終わり。今年は熊本の震災や糸魚川の大火事など多くの災害がありました。改めてお見舞い申し上げます。おんたけ講習会で剣道形を教えて頂いている先生の中に糸魚川の先生もいらっしゃるので他人事ではありません。
いずれにしても平和で健康でなければ剣道ができないという意味ではこの一年コンスタントに剣道ができたのは有難いことです。来年もこの状態が続くといいのですが…。
今年一年、黙行会関係者をはじめ県内外の先生方には大変お世話になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。来年も皆様にとりまして良い年でありますように。
12月中下旬とは思えない程の温かさ。地球温暖化の影響でエサを取れなくなったトナカイの数が減り、絶滅危惧種に指定されたとはサンタはどうなってしまうの?などとちょっと笑えない事態になっています。
経済活動が活発になるとエネルギー消費量が増えるため、実業家が次期大統領に選ばれた大国では温暖化に拍車がかかるのは不可避な情勢にあります。サンタはアメ車に乗り換えでしょうか?
最近、ある先生とお話する機会があり、「いかにして自分の剣道を前に進めるか」で盛り上がりました。試合や出稽古が自分の経験値を高めていくなど、お話をしているうちに新鮮な場に身を置く重要性も再認識しました。
出稽古と言えば仕事の都合で寒稽古に行けるかどうか来年は微妙です。今年のO体大寒稽古は浅見先生に飲ませて頂いた最高級のワインが一番の思い出になっているのでそれ狙い?で一日でも半日でも参加出来れば良いですね。
地球温暖化は重要な問題ではありますが、とりあえず自分の努力で報われそうな「自分の剣道を前に進める」ことに注力していきたいと思います。
13日の黙行会は年末のお忙しいところ、30分早まったにも関わらず、初参加の方も含め多くの先生方にお集まりいただき、いつもながら盛況な黙行会となりました。
皆様からお預かりした道場使用料は忘年会の場でT八段から会場校の先生にお渡しされましたこと、この場をお借りしてご報告と共に皆様のご協力に心よりお礼申し上げます。
忘年会での圧巻は今年の反省と来年の抱負を一人ずつ述べられたこと。それぞれ様々な事情を抱えながら、理想を描き、そこに向かって努力されていることが良く分かりました。「第2道場」とはよく言ったものでとても勉強になります。
ただ、自分の番になる頃にはほろ酔いを取り越して呂律が回らず、いつもながら何を言ったか定かでありません。
来年1月の黙行会は24日(火)となります。来年もよろしくお願い申し上げます。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)