T八段、U兄弟先生と4人で本県を発ったのは27日の夕刻。高速を飛ばしてJ大近くの居酒屋に飛び込んだのが夜の8時過ぎになりました。U先生が予めJ大監督N先生とやり取りしていたためN先生と浅見先生の6人で小宴会となりました。
車の中で「海のある県はやっぱり刺身」という話をしながら来たので、刺身とお酒のイメージが既に出来上がっていました。しかし、ビールで乾杯した直後、浅見先生から「この人(私のこと)は談義場で俺にワインをおねだりしてきたから今回はO体大に持っていかない!」とまずは挨拶がわりの先制口撃を受けてしまいました。
話を伺うと「与えられるだけではなく、自分から何か(モノじゃなく話題でも)を与えていく気概が必要である。」という意味だとのこと。改めてそうおっしゃられると自分が与えられるモノは何だろう?と少し考えましたが、答えは見つからず。少し悩むもそれはそれとしてイタリアの話とか大学の話とか興味深いお話を肴に楽しい時間を過ごすことができました。
28日の起床は4時40分。5時10過ぎには体育館でS玉N岸先生と合流し、5時30分から準備運動、素振り、座礼があり6時頃から切り返しが始まりました。30分程度経過後には掛り稽古に移行。私も徐々に体当たりを増やしていきましたが、T八段やU先生の体当たりからすれば優しかったかも。体当たりは掛る方も受ける方も厳しいのです。優しかったと言いつつ、家路に向かう車中では左のふくらはぎはパンパン、肩から腕にかけてはコチコチに固まっていましたけど…
地稽古になるとT八段以下G玉郡勢は全員浅見先生にお願いしました。果たして浅見ワールドを崩す者が出たかどうかはご想像にお任せします。その後、私は元立ちに立ち、関東や全日本学生で上位を占める学生さんの実力を存分に堪能させて頂きました。
寒稽古はその場の空気感を味わう魅力が大きいですね。厳しい空気感は体感以外得られません。仕事の関係で行くことが難しかった今年も無理してJ大寒稽古に行けてよかったです。疲労と睡魔のなか午後から仕事に戻ったのは言うまでもありません。