16日はK曽戸先生の昇段祝賀会がT村で行われました。K曽戸先生は片道2時間かけて黙行会に参加されている常連。私はT範士とK原先生と共に朝7時頃出発してT村の体育館に向かいました。
現場についた9時過ぎの外気温は−5度。稽古が始まると5分程度で足のつま先が寒さで感覚がなくなってきます。ようやく身体が温まってきた40分を過ぎた頃に稽古終了となりました。これだけの寒さは今シーズン初。これで来たる各大学の寒稽古も何とかなるはずです。
稽古後にはK曽戸先生がオーナーのお宿でお風呂を頂きました。入った途端、足にジーンとする感触が走り、湯船のお湯が何とも言えない心地よさを与えてくれます。身体が冷えれば冷えるほど温かいお湯が身に沁みますね。
祝賀会の場所は少し離れたホテルで行われ、各先生方からの祝辞が印象的でした。大病を克服しながら片道何時間もかけて色々な稽古会に参加される向上心。その姿をスピーチされる先生方は口々に評価されていました。
何年もの辛い思いを経ての今回のご昇段。ご家族の献身的な支えも感じることができましたし、支部主催の温かい祝賀会が何より全てを物語っていました。K曽戸先生、ご昇段、誠におめでとうございました。
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ある意味、暖冬歓迎
今年もあと1か月だと言うのに温かい日が続いています。今年の冬も暖かいのでしょうか?そんな最近の暖冬傾向とは全く関係なく八段審査の厳しさは極寒のまま。
八段合格者1日目の中に過去に演武大会で対戦した先生がいました。とても強かったことを覚えています。あのレベルの実力がないと合格できないかぁ~と思うと、かなりの距離感を感じます。
その距離感を埋めるはずの稽古ができていないのに比べ、仕事の方は絶好調です。むしろ仕事をさせるために身体を壊したのではないか、と疑いたくなるほど目まぐるしい一日を過ごしています。しかも、それが楽しく、充実感を持って取り組めています。
しかし、仕事にかまけて日々の修練を疎かにしていると剣道は後退するのみ。到底、極寒の審査に耐えられるものではありません。って言っても12月は例年以上に宴会が入っているから稽古量は少なくなるんだろうなぁ~。個人的には来年の審査は暖かくて全く構いませんが…。
精密検査の結果
月曜日、肩の痺れの精密検査を受けてきました。結果はK医師の診たてどおり、頚椎の椎間板ヘルニアということでした。はっきりとした原因や即効性のある対処法は明らかになりませんでしたが、重症ではないこと、自然治癒の可能性があることが分かりました。
不思議なもので不安な気持ちでいるといつまで経っても何もする気が起きず、不安がなくなるとポジティブな気持ちが出てきます。
剣道談義場をご覧になっている先生方から色々なアドバイスを頂いたり、ご心配をおかけしたりしています。皆様からのアドバイスを参考に無理のない範囲で再開に向けて徐々に動いていきますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ドクターストップ
先日、私の所属する業界団体が主催した講演会の講師は大手飲料会社の元社長さんで多角的な視点と造詣の深さが印象的でした。特に興味深い話としては伸びている会社の共通点として「海外進出」「複数の収益柱」「企画力・創造力」の3つを挙げておられました。その後の懇親会では更に深い話が聞けてこの時ばかりは役員という肩書の「役得」に感謝です。懇親会の方が深い話を聞けるのは講演会も剣道も同じですね。
このところ、本業の他に業界団体の役員や仕事関連の勉強会などが増えて剣道の方は細々と稽古しているだけにも関わらず、しばらく前に肩から腕に痺れが生じ、ネットで肩治療の権威とあった先生に診てもらいました。その時は「レントゲンを撮っても問題なかったから痛み止めと湿布を出しておきます。」との診たてでした。
しかし、一向に痺れが収まらず、だましだまし剣道をしていましたが、いよいよ痺れがひどくなり、医師のK先生に「肩から腕に正座で足が痺れるような痺れがあります。」と診察でお話すると「それ、きっと首です。すぐに紹介状を書きますからMRIを撮ってきてください。」ということでMRI専門病院に行き、結果をK先生に報告すると「首の椎間板ヘルニアの可能性があります。私が紹介する病院で精密検査を受けてください。少なくとも精密検査までの約2週間は安静にしてください。」とのこと。K先生は確か糖尿病専門のお医者さんだったのに…的確な診察で助かります。
11月に予定していた稽古会や試合は泣く泣く欠席することになりますが、原因が分かっただけでも何となく安心しました。やはり持つべきものは腕の良いお医者さんですね。「手術という選択肢もありますから安心してください。」と言われたのは果たして本当に安心していいのか?はさておき、いずれにしても次の黙行会も含めて激しい稽古はしばらくお休みになりそうです。
3日は選手権大会
28日に松本市内で業界団体の会合が行われました。会場近くの松本城には大勢の観光客が訪れ、天守閣に登るのに2時間待ちだったとか。
国宝でもあることから外国人にも人気で、澄んだ空に黒く映えた松本城を思い思いにカメラやスマホで撮影していました。お城の門付近には外国人専用の案内所があり、学生さんやシニアボランティアと思わしき人が対応してる姿は少なくとも私が学生時代には見られなかった光景です。
30日の夜、NHKで男性アイドルと全日本選手権者が出演した剣道の番組が放送されました。テーマの一部は「残心」で剣道のみならず弓道や茶道にも残心の概念が存在するそうです。また、外国人の一部に剣道ブームとも紹介されていました。もし、外国人に剣道のことを話す機会があったら、伝えられるようにしておかなければなりませんね。英語で?
全日本選手権と言えば、本県からは2年連続でF選手が出場します。昨年は豪快な試合っぷりで会場を沸かせましたが、さて今年はいかに?期待して拝見しましょう!
栗名月
10月21日は「栗名月」。栗名月って何?と思った人、5才児の少女に「ボーっと生きてんじゃねーよ!」と叱られますよ。かく言う私もある先生からお手紙を頂くまでは全く知りませんでした。
食いしん坊の私は「栗名月」の意味よりも「栗」という言葉に反応し、栗ご飯、栗きんとん、栗の渋皮煮、栗焼酎、モンブランなどの画が次々と頭に浮かびます。
この季節は剣道するのに絶好の気候です。稽古後に飲むお酒も格別で焼き魚をつまみにビールをグーッと飲めば至福のひと時。
稽古量が減っている中で昼は栗菓子を食べ、夜飲めばそりゃ太ります。天国と地獄は正に裏表ですね。
9月25日(火)は黙行会
秋の長雨と申しますか、ここのところぐずついた天気が続き、パッと晴れる日が少ない気がします。そんな中でも玄関前にある金木犀の香りは嬉しい気分にしてくれます。
先日、仕事上のネットワーキングで都内に行った時も雨降りで、参加者が少ないかと思いきや、そこそこの人数が集まり、外国人も交えて国内外の政治経済から最新の建築・防災システムまでいろいろな会話が飛び交いました。
ある参加者曰く、「いくらインターネットが普及しようが、雨が降ろうが、人は集まる習性がある。きっと人恋しくなるんでしょうね。」とのこと。
人恋しくなると言えば、秋の気配が漂い人恋しくなる9月25日(火)は黙行会となっております。雨が降っても降らなくても、18:50分~開始となりますので第2道場も含め皆様のご参加、よろしくお願いいたします。
範士受称祝賀会
日曜日はお昼から臨時黙行会、夕方からはT範士の祝賀会と多忙ながらも喜びの多い一日でした。臨時黙行会では真新しい床に張替えられた道場でN山八段もご参加になって、厳しいながらも充実した稽古会となりました。その上、汗を掻いたお蔭で飲む準備も万端。
祝賀会には県内外から200名を超える多数の参加者がお見えになり、市長や国会議員の先生らの祝辞が花を添え、盛況な祝宴となりました。私は主催側の1人として準備等のお手伝いと、当日、写真担当の先生が欠席されたことにより、少しだけカメラマンも兼ねることになりました。祝辞から〆のご発声まで皆さん良いお顔で撮れていました。
二次会では祝賀会が無事終わった安堵感からアルコールが一気にすすみ、私としてはここから!という頃くらいに時間となり、若干の寂しさが残りつつ終了。飲み過ぎると後悔することになりそうなのでほどほどで良かったかも知れません。
T範士におかれましては大変おめでとうございました。また、関係者の皆様におかれましてはお疲れ様でございました。
9月9日臨時黙行会の予定
12日は県内で全日本予選会があり、審判として参加してきました。延長戦は少なく、白熱の試合展開で捨て切った一本が多く見られました。中でも優勝したF田選手は安定感のある試合展開で2年連続の出場権を獲得。才能が一気に花開いたようです。
その日の午後、M澤道場にてN田八段の祝賀会(稽古&懇親会)に参加させて頂きました。美酒がたくさん振る舞われたことから「稽古<<飲む量」となってしまい、その点は個人的にかなり反省しています。
それはさておき、祝賀会にご一緒させて頂いたT範士にとって、祝賀会前に稽古をするこの形式は魅力的に映ったようで、T範士ご自身の祝賀会の前に稽古会をしよう!とその場で提案されました。
というわけで9月9日(日)12:30から約1時間、臨時黙行会が行われる予定になりました。正式に決まり次第、HPや当掲示板にて告知いたします。
祝!ベスト8&優秀選手
立秋が過ぎ、雨が降って暑さが一段落したと思ったら、今度は台風が迫ってくるとか。なんだか天候もせわしないですね。
先日、T範士とお会いする機会があり、全国教職員大会で本県が団体戦ベスト8に残ったと伺いました。更にpapasさんが優秀選手に選ばれたと聞き、インターネットで調べてみると全剣連のHPにお名前が輝かしく掲載されていました。
素晴らしい!ここのところ黙行会関係者の嬉しいことが続きます。
次回の黙行会でご披露ですね!