「雑感その他」カテゴリーアーカイブ

支部忘年会

水曜日の朝は一気に冷え込み、車の窓ガラスの霜が凍っていて溶かすまでに時間が掛りました。ようやく冬が来た!っていうところでしょうか。

さて、火曜日は市街地のホテルで支部の忘年会が行われました。円卓の自由席に座って寛いでいたところ、隣には着物をお召になったM子先生お座りになり、無意識に頭のてっぺんからからつま先、前後左右、帯から小物までぐるっと一周見入ってしまいました。特に紬で作られたという和装バックは個性的なデザインで興味津々。バックは中身まで拝見させて頂きました。でも、一歩間違えれば○○ハラぽかった?かも…。

宴会になるとお酒の勢いもあって普段あまり接点がない先生方とも剣道談義などで盛り上がり、楽しい時間があっと言う間に過ぎていきました。お開きになっても自分たちの円卓は往生際が悪く、ホール担当者から「もうそろそろ…」と促されるまで居続けることに。そんな痴態をスマホで撮った先生がいらしたので今頃FBでネット上にさらされているかも知れません。

まだまだ忘年会シーズンということで皆様も飲み過ぎにはご注意ください。

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Stay hungry、Stay foolish

木曜日の支部稽古会は先日の審査会で昇段された先生や初めてお越しになった先生がいらっしゃり、新鮮さのある稽古会になりました。また、ある先生から八段審査一次二次の詳しい状況を伺い本県から1人も合格者のない状況も分かりました。

12月に入り、世間では忘年会シーズンとなっています。地方でも都会でも景気が良いのか何となく賑わっているように思います。ただし、自身では景気上向きの実感がないのは悲しいところです。

先日都内に向かう電車で読んでいた経済誌に56歳で亡くなったアメリカの元コンピューター会社社長の話が載っていました。経済業界では超がつくほど有名な言葉が「Stay hungry、Stay foolish」「腹減りで、愚か者であれ」。これは大学卒業式で贈ったスピーチの最後のワンフレーズだそうです。

もちろん直訳には無理があり、前後の文脈から推察すると「常に追い求める心を持ち、常識に疑問を持て」ということかなぁと勝手に解釈しています。

この元社長は17歳から亡くなるまで毎日、明日死んでも後悔しない生き方を考えていたそうです。確かに明日死ぬかも知れないと思うと重要なものが見えてくるような気がします。自分自身、毎日全力で生きているか剣道も仕事ももう一度見直してみなければいけませんね。

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温かい日曜日

23日は二十四節気の一つの小雪(しょうせつ)。雪が降り始める頃と言われていますが、今年は気温が高く、山間部でもまだ積雪になっていないようです。

22日は午前中に県西部地区の稽古会、午後からはある剣道団体の設立10周年記念式典に参加してきました。午前中の稽古会はF支部主催で県内3名の八段の先生方も参加され、盛大に行われました。たまたまイギリスから来日していた外国人剣士にも一年ぶりに会うことが出来、短い時間でしたが充実した稽古会となりました。

私は午後からの式典に備え一足早く会場を後にしましたが、八段の先生方は最後まで元立ちを務めてから式典に向かった先生もいらっしゃったと聞いています。

午後から行われた記念式典は会場内に紅白幕が巡らされ、おめでたい雰囲気の中で来賓祝辞、剣道形披露、木刀による剣道基本技稽古法が披露されました。極め付けは県内全て(4名)の八段の先生による模範演武という名の総当たり戦。当然ですが、見応えがあります。かなり贅沢だったのではないでしょうか?

その後、指導稽古や元立ち稽古が終わると場所を変えて祝宴が行われました。代表の先生の挨拶では「感謝の気持ち」と「基本を大切にする」という信念を持って指導に当たっているという話がありました。一口に10年と言っても指導者ならではのご苦労も多々あったようです。

乾杯のあとしばらくして、ほろ酔い気分で各先生にご挨拶をして回った際に模範演武をされたある八段の先生にお話しを伺うと、「リーグ戦やっちゃったよ!」と冗談交じりに笑いつつも「こういう機会をもらえることは幸せ。」とも話していらっしゃいました。

祝宴全体が温かい雰囲気に包まれたまま終焉。気温が暖かいと困るのはスキー場ですが、温かい祝宴は本当にありがたいことです。まさに「感謝」ですね。主催者、保護者、関係者の皆様大変お世話になりました。

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努力無限

木曜日は月曜日にお亡くなりになった元群馬県剣道連盟会長で剣道範士八段中島義孝先生の告別式がしめやかに執り行われました。中島先生の選手並びに指導者として数々の実績、またそのお人柄などを偲び、式場には多くの弔問客が訪れました。

生前、中島先生は大会開会式の会長挨拶で幕末の剣豪、島田虎之助の「剣は心なり。心正しからざれば、剣又正しからず。剣を学ばんと欲する者は、まず心より学べ。」のフレーズを好んで使っておられました。県大会に出場した選手でこの言葉を知らない人はいないのでは?と思うくらいです。

私もご縁があって可愛がって頂きました。印象深い話としては国体強化合宿に向かう車中で、40代は特に稽古に励んだこと、4都県に跨って【置き防具】があったこと、素直な心がなければダメだ…等々。ご高齢になってもなお剣道に対する情熱は言葉からも熱く発せられていました。

手拭いに揮毫された「努力無限」の言葉はまさに中島先生を象徴しているのではないでしょうか。中島先生のご冥福を心よりお祈りいたします。

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秋の登山

先日までの長雨が一息つき、晴れて清々しく、ずいぶんと過ごしやすくなりました。もうお彼岸ですからね。

シルバーウィークに登山を計画している知人によればこの時季の登山はずいぶんと気分が良いそうです。しかし、剣道関係者は中高生の試合があったり、初二段講習会があったりと行事が目白押し。私は中体連のお手伝いが出来なかった分、講習会のお手伝いを頑張りたいと思います。

その前に連休中に溜まっている仕事の目途を何とかつけなければ…。

ひと山越えるとまたひと山あるのは仕事も剣道も同じですね~。

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全日本予選会に出ず…

日曜日は全日本予選会が行われ、結果はどうあれ毎年懲りずに出場する予選会も何年か振りに連続出場が途切れることになってしまいました。若い世代の選手が活躍したと聞き、次回出場するか微妙な感じ…、でも、ある先生から最高齢出場者を伺ったところ、自分と同年の先生が出場していることが判明。その先生が出場しているなら!と勇気を貰いました。

予選会に出場しない代わりと言っては何ですが、同日に行われた2・3級の支部審査会のお手伝いに行ってきました。内容は木刀による基本稽古法で、全体講習会と班に分かれての講習を行った後に続けて審査会。主に中学生初心者が受審します。学校で指導を受けているからか、全く出来ないという生徒はおらず何とか形だけにはなっていました。

休憩時間にある先生から「全く話を聞いていない受講者がいる」とお聞きました。途中休憩があるとは言え、講習会と審査会通して約4時間は中学1~2年生には多少きつかったかも知れません。しかし、そんな時、講習会の全般を仕切る先生が剣道形で使用する模造刀を持ってきて生徒に見せたところ、今まで集中力を欠いていた子も興味津々に見入っていました。

先日も子供達が多く参加している稽古会にT八段らとお邪魔した際、T八段がお手本で小手打ちを実演されたところ、その場の空気が一瞬で変わりました。言葉では理解できない子供達でも違いは感じられるということなのでしょう。

最近ではK久保範士が「リズム剣道」と称して音楽のリズムに合わせて楽しんで剣道をさせる方法や海外での指導経験の長い浅見先生のゲーム的要素を取り入れた指導方法が喜ばれているようです。初心者が剣道を継続していくには、厳しいことと共に遊びなどの楽しいことや興味を持たせる工夫が必要かも知れませんね。

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海の向こう

土曜日は中体連の試合があり、審判として参加してきました。試合と言っても「シード決め」という名の練習試合と公式戦の中間のような試合でした。

午前中は11コートに分かれ、団体戦が4~5試合行われたので、多くの試合が出来ただけでも一定の効果はあったのではないでしょうか。ただ、本来3審制で行われるべき審判を1審制で行ったので判定においては確実性にやや疑問が残ったかも知れません。

3年生が引退して新チームとなったばかりなので打ちの強度が一本の基準に満たない選手が多く、機会はいいけれども旗を上げにくい場面が多々ありました。機会が良ければ軽くても一本とすると今度はどこまでの軽さを一本にするのか試合毎で極端なブレが生じてくる可能性もあります。練習試合の性格から本当はその都度、短時間でも審判目線から選手にアドバイスできれば良いのでしょうがね。

種々の制約がある中で折り合いをつけながら、試合数をこなして経験値を高めさせたいという主催者側の意図は十分理解しつつも、自分としては色々な意味で苦しい審判となりました。

全く話は変わり、同日、海外組(T八段をはじめとする3名の先生)のW先生からメールを頂きました。文面からセミナーの充実ぶりがよく伺えます。FBに写真がアップされているそうですので閲覧可能な方は是非ご覧ください。

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もしかしてだけど

毎日のように雨と付き合っていますね。剣道家は防具が乾かないのが一番頭を痛めるのではないでしょうか?先日の火曜日にM署でお会いしたA井T先生は「布団乾燥機にかけてるよ」という話をされていました。皆さん工夫されているのですね。

最近、自分自身の稽古はマイペースで続けているもののカキコの方が疎かになっています。書くことは「稽古の振り返りが出来る」という利点があり、自分にとってプラスの作用はありますが、諸般の事情が次々に発生し、そのしわ寄せがカキコペースダウンという形になって現れています。楽しみに見て頂いている方には申し訳ありませんが、当面の間、カキコ少なめをお許しください。

木曜日の支部稽古会の帰りに未舗装の駐車場で片方の足がぬかるみに嵌まってしまい、サンダルが泥だらけ。仕方なく泥のついた片足に気を配りながら帰ってきました。

これはもしかしてカキコ少なめに対する剣道の神様のお叱り?悪戯?そんな気がしてなりません。

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今年も後半に入りました。

7月になり今年も後半に入りました。木曜日恒例支部稽古会には高校生がテスト休みだったのか姿がなく、その代わり遠方の中学校が顧問の先生と一緒に初めて稽古に参加しました。

その顧問の先生というのはM高時代によくM子先生に連れられて支部稽古に来ていたので10数年の歳月を経て連れてくる立場になったわけです。その他にもM高出身の若手の先生方が数名集結し、全体の平均年齢は若くなりました。

今月、私は休日の多くに試合が入っており、試合者としてまた審判員・係員として土日のほとんどを費やします。

「試合シーズンだから」と言えばそういうことです。休みなく剣道行事に参加させてもらっていることは良い事と思って邁進していくしかありませんね。

皆様も夏バテにならぬよう、パワーをつけてこれからの蒸し暑い夏を乗り切りましょう!

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一般人の関心

小走りに寄ってきた知人が声を弾ませ「世界大会見ましたよ!」と私に語りかけ、「すごく速くて何の技が決まったのか分かりませんでした。」「カッコ良かったです。」と言葉をまくし立てました。

TVで剣道を見たのは初めてという知人の言葉に熱がこもっているのを感じたので「じゃぁやってみれば?」と返しました。「今からはね~あっはっはぁ!」と軽くかわされ、返ってきた言葉は「誰か憧れの選手はいるんですか?」でした。

「???…」

「尊敬する先生とか目標とする先生はいますか?」ならば答えようもあったかも知れませんが、「憧れの選手」という言葉に(違和感?)戸惑いました。一般の方にとってTVに映る選手はプロ野球選手と同じように見えるのでしょうか?

結局、「あそこに出ている選手は皆強いからね~」と答えになっていない答えをしてその場を逃れましたが、素人の発想に驚かされたと同時に、世界大会がTV中継されたことで一般の方にも剣道に関心を持ってもらったという点においては少なからず影響を与えたことが実証されました。

でも、今度また「憧れの選手は?」と問われた時の解答をどうしようか、未だ用意できません。

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