23日は二十四節気の一つの小雪(しょうせつ)。雪が降り始める頃と言われていますが、今年は気温が高く、山間部でもまだ積雪になっていないようです。
22日は午前中に県西部地区の稽古会、午後からはある剣道団体の設立10周年記念式典に参加してきました。午前中の稽古会はF支部主催で県内3名の八段の先生方も参加され、盛大に行われました。たまたまイギリスから来日していた外国人剣士にも一年ぶりに会うことが出来、短い時間でしたが充実した稽古会となりました。
私は午後からの式典に備え一足早く会場を後にしましたが、八段の先生方は最後まで元立ちを務めてから式典に向かった先生もいらっしゃったと聞いています。
午後から行われた記念式典は会場内に紅白幕が巡らされ、おめでたい雰囲気の中で来賓祝辞、剣道形披露、木刀による剣道基本技稽古法が披露されました。極め付けは県内全て(4名)の八段の先生による模範演武という名の総当たり戦。当然ですが、見応えがあります。かなり贅沢だったのではないでしょうか?
その後、指導稽古や元立ち稽古が終わると場所を変えて祝宴が行われました。代表の先生の挨拶では「感謝の気持ち」と「基本を大切にする」という信念を持って指導に当たっているという話がありました。一口に10年と言っても指導者ならではのご苦労も多々あったようです。
乾杯のあとしばらくして、ほろ酔い気分で各先生にご挨拶をして回った際に模範演武をされたある八段の先生にお話しを伺うと、「リーグ戦やっちゃったよ!」と冗談交じりに笑いつつも「こういう機会をもらえることは幸せ。」とも話していらっしゃいました。
祝宴全体が温かい雰囲気に包まれたまま終焉。気温が暖かいと困るのはスキー場ですが、温かい祝宴は本当にありがたいことです。まさに「感謝」ですね。主催者、保護者、関係者の皆様大変お世話になりました。