「試合」カテゴリーアーカイブ

都道府県予選2019

日曜日は都道府県予選会が行われ、私も参加しました。結果は1勝1敗。1試合目は黙行会にも参加されている先輩で、試合開始からわりと早く私に旗が上がり、その後逃げ腰になって辛勝。2試合目は一瞬、下がったところを突き→面を打たれ、あえなく敗退しました。

コンディションは良く、勝ちに徹するスタイルで臨んだのは良かったのですが、あまりにも勝ちたい欲が出過ぎて策を弄し、その結果、自分の格まで下げた剣道になってしまいました。試合後の審判長(T範士)講評では「格」の問題、攻め切る、攻めさせないなどかなりの部分、私の試合をご指摘頂いているような内容でした。

覆水盆に返らず。自分としては精一杯やったつもりでも、振り返ると一本取った後にも攻め続ければ良かったとか、勝ちたいだけではなく、格を意識して試合をすれば良かったとか、反省ばかりです。

しかし、こんなダメダメな私でも応援してくれる人はいるし、ご指導してくださる先生方もいる(ちょっと他力本願的か?)のでこの反省を踏まえて修正していきたいと思います。

ベストシーズン

先日の三連休は初二段審査会や市民大会等剣道行事が行われ、私もお手伝いとして参加しました。真夏とは違って季節的には最も良いシーズン。

市民大会では白熱した試合が展開され、日ごろの稽古の成果が出ているように見受けられました。伸び伸びと竹刀が振れている選手を見ると羨ましい限りです。

次回は選手として出場しようか?でも一回戦で負けたらどうしよう?シーズンはベストでも何がベストな選択なのか、迷う今日この頃です。

世界選手権2018

世界選手権大会、男子団体決勝の感想は「死闘」の一言に尽きます。特に大将戦は集中力が切れそうな状況の中でよくあそこまで…と感心しきりです。

TK太郎さんを含むスタッフの方々のご苦労を漏れ伝え聞いていたので、(勝手に)勝利を祝って家飲みしたお酒は最高に美味かったです。しかし、胃に負担が掛かりそうなので動画は1回しか見ていませんが…

世界選手権とは全く関係なく、日曜日の朝は久しぶりに鑽士会に参加。一つ一つ基本を確認し、技の出来具合を検証することができたため有意義な時間となりました。

稽古後に頂いたアドバイスを顧みて素直に納得できる部分と自分では認識できないところがありました。きっとビデオを撮っていれば分かることもあるはず。次回はビデオの持ち込みをお願いしようかな~。

東西対抗2018

只今、4日の夕方。台風が接近中で雨足が強くなってきました。ひどい災害にならなければいいのですが。

さて、日曜日に行われた東西対抗、杜の都まで観戦してきました。本県から選抜選手がいなかったのは残念でしたが見応えのある試合が随所に見られました。

最も印象深かった試合はO田選手とI富選手の対戦で、どちらも過去に八段戦優勝経験のある者同士。O田選手の慎重かつ大胆な攻めとI富選手の気迫溢れる攻めが見る者を惹きこみます。攻めと手数の多さでI富選手ペースと思いきや、中盤にO田選手の見事な相面が決まり、終盤にもO田選手の捨て切った面が炸裂しました。一方、打たれた後のI富選手の所作には心が伝わってくるものがあり、この対戦を観られただけでも遠路出向いた甲斐がありました。動画がアップされていますので興味のある方はご覧ください。

この大会の出場選手は皆鍛えられており、技の多彩さや駆け引きなど勉強することが多かったです。自分の取り組んでいる方向性とその甘さも併せて確認できたことは収穫でした。

社会人大会2018

日曜日の社会人大会は200名を超す参加者が集まり盛況に行われました。本大会は空調の効いた環境だったためか、大きなけが人もなく無事に終えることができました。

開会式の後、KH先生とHAHAウッキーさんの剣道形に始まり、閉会式での審判長の「全日本選手権出場経験者から久しぶりに剣を持つ人まで幅広い層が集まって行われるから本大会の意義がある」との言葉で締めくくられました。

結果はどうあれ、その時に全力を出して戦うことこそが大事!
今日は熱戦を繰り広げられた選手の皆様から力を頂きました。
また明日から頑張りましょう!

あっ、そうそう国体関ブロ、本県少年女子突破だそうです。

9月9日臨時黙行会の予定

12日は県内で全日本予選会があり、審判として参加してきました。延長戦は少なく、白熱の試合展開で捨て切った一本が多く見られました。中でも優勝したF田選手は安定感のある試合展開で2年連続の出場権を獲得。才能が一気に花開いたようです。

その日の午後、M澤道場にてN田八段の祝賀会(稽古&懇親会)に参加させて頂きました。美酒がたくさん振る舞われたことから「稽古<<飲む量」となってしまい、その点は個人的にかなり反省しています。

それはさておき、祝賀会にご一緒させて頂いたT範士にとって、祝賀会前に稽古をするこの形式は魅力的に映ったようで、T範士ご自身の祝賀会の前に稽古会をしよう!とその場で提案されました。

というわけで9月9日(日)12:30から約1時間、臨時黙行会が行われる予定になりました。正式に決まり次第、HPや当掲示板にて告知いたします。

 

祝!ベスト8&優秀選手

立秋が過ぎ、雨が降って暑さが一段落したと思ったら、今度は台風が迫ってくるとか。なんだか天候もせわしないですね。

先日、T範士とお会いする機会があり、全国教職員大会で本県が団体戦ベスト8に残ったと伺いました。更にpapasさんが優秀選手に選ばれたと聞き、インターネットで調べてみると全剣連のHPにお名前が輝かしく掲載されていました。

素晴らしい!ここのところ黙行会関係者の嬉しいことが続きます。

次回の黙行会でご披露ですね!

どう判断するか

毎日猛暑が続いており、バテ気味の今日この頃。

先日の段別大会では思いがけず良い技が出たり、運が良かったり…。しかし、調子に乗りすぎて策を弄そうかと思った矢先、相手の捨て身の技に対応できず、結局は負けてしまった…などなど。試合毎でも試合中でも波があり、自分の剣道がまだ確立されていないのが原因ではないかと分析しています。

次の日は中体連の審判。審判会議では審判長から「瞬間瞬間の判断をきちっとするように」と述べられたことを頭に入れて臨むも、試合後に他の先生方と話すと私の判断に至らぬ点があったようです。

「瞬間の判断」でも経験値からある程度の予測と身体の反応で対処できるところはあります。しかし、完璧でないこともまた事実。どこをどう判断していくか…どう頑張っても完璧に出来ないもどかしさもあります。

この暑さでエアコンの無い稽古場に足が向かないのは無意識のうちに熱中症の危険を察知しているからなのか?それとも単に怠け癖がついたからなのか?まぁそれも「判断」の一つということで…。

実り多き大会

西日本を中心とした豪雨の被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。一刻も早い復旧をお祈りいたします。

さて、土曜日はT林市で高段者による剣道大会が行われ、例年は35度越えの猛暑となりますが、今年は珍しく30度に満たず、過ごしやすい大会となりました。

今回の試合は勝負に拘るというより「自分の剣道をする」という意識で、歩幅を広げず、顎を上げずに打ち切る剣道を目指して臨みました。1回戦は先に小手を取られ、苦しい展開ながらも何とか2本取り返して2回戦へ。しかし、2回戦では気をつけていた歩幅は広がり、顎も上がって、最終的には歩幅が開いて前重心になったところを仕留められて敗退。昨年からあまり進歩がない試合でした。

試合後、T口範士の講話で印象に残った一部をご紹介します。〇(まる)の線上に3点の点を打つと、その1点目は「習う」=良い師に習うこと。2点目が「鍛錬」=千日の稽古をもって鍛とし、万日の稽古をもって錬とす。3点目が「工夫」=ただ稽古をすればいいのではないという内容でした。

T口範士を拝見していると、同じ空間に居られるだけで十分というか、荘厳な神社を見ているというか、不思議な気持ちになります。厳しい修練に年齢を重ねるとこういうお姿になるのかぁと勝手な想像をしながら話を伺っていました。

懇親会ではある八段の先生に「試合も稽古も自分勝手な剣道をしている」とご指摘を受け、詳しく伺うと、相手との対話がないということ。内容もさることながら、このご時世に厳しい言葉で本音をおっしゃって頂ける有難さに心打たれます。やはりお酒の席も大事ですね~。

そうそう、お酒で思い出しました。本県では宴会の乾杯前にビールで舌を湿らすことを「練習」と言いますが、T木県では「切り返し」と言うそうです。くれぐれも「鍛練」の意味を履き違えないように!

 

国体強化合宿2018

23日、24日は本県で1都12県が集まり、国体強化合宿が行われました。毎年行われているこの合宿、本年は総勢200名近くになり、それはそれは盛大でした。中でも今年の国体開催県チームは素晴らしく、活躍の期待が高まる仕上がり具合でした。

私は審判として参加させて頂き、各都県代表選手のハイレベルな試合を間近で拝見しました。何がキツいって八段の先生や全国で名のある選手の審判をしなければならない苦痛度は半端ない!です。しかし、その場その一瞬で一本を判断しなければならないのは、有名であろうが無名であろうが関係ありません。如何に(自分に)厳しく公明正大に捌けるかが問題だと解釈しています。

反省点の一つは引き技の見極めが甘かったところ。つまり、上げるべきところを上げ切れなかったということです。県内の試合では引き技の評価が相対的に低く、なかなか1本になりにくい土壌があるように思います。一方、他県チームは要所で見事な引き技を決め試合展開を有利にもっていっているように見えました。

それは審判の問題でもあるような…。一本として認めないから技として出さない、出さないから技が錆びていってしまうという悪循環に陥っているようにも感じます。ほんの少しだけ覚悟が必要か?その点は大いに勉強になったと思っています。

試合後の懇親会の席で「剣道談義場、いいんじゃない」とおっしゃってくださる先生がいて、つまり「管理人としてもっと書けや!」という意味だと思いますが、更にその先生曰く「自分が思ったことをさらけ出すのがいいんじゃない」とまたまた半端ない!プレッシャー。というわけでその戦略にまんまと乗せられ、今日はいつもより強めに自我を出してみました。

遠路遥々来られた1都12県の選手役員審判の先生方、そして事務局はじめ会場校の先生生徒さん、その他関わった全ての皆様、大変お疲れ様でした。そうそう、国体開催県アドバイザーで来られていた○橋範士にもお話を伺うことができました。その件についてはまた後日。