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第4回鑽士カップ

日曜日の早朝、10代から40代までが集い、第4回鑽士カップが和気あいあいと開催されました。トーナメント戦を2回、1人2回は試合ができる計算になります。

私の初戦は参加12名内の高齢者同士、T原七段との戦いとなりました。長い延長戦か?との予想を覆され、制限時間内に見事な面を決められてしまいました。後から話を聞くと小手面の面だったようで、どう打たれたかその時は分かりませんでした。設置しておいたビデオを見てみると居ついたところを乗られています。しかも、自分自身はスタンスが広く、打ち気アリアリ。見ていて痛たたた!こんなはずでは…。

第1回目の決勝戦が終わり、2度目のトーナメント戦へ。私の初戦のお相手は初顔合わせの若手選手。大柄な体格から器用に小手を打たれました。それでも長い延長戦の末、何とか勝て、その後は運よく決勝戦まで駒を進めることができました。決勝のお相手はO江選手。受けに回ったところを引き小手に切られ、更にその直後、会場にため息が漏れる程素晴らしい面を献上してしまいました。

公式試合ではないといえども心は動くし、態勢も崩れます。普段の稽古通りにはなかなかいきませんね。でも自分の痛い姿をビデオで見て少しだけ修正できたところは一応の収穫でしょうか。

試合の出場機会が減り、試合勘が失われつつある昨今ではとても有意義な大会でした。主催者のT原先生、ご参加の皆さん、大変お疲れ様でした。次回もよろしくお願いします。えっ出る気?

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今年最後の支部稽古会

今年最後となる支部稽古会は多くの参加者で賑わいました。私も気合が入り、一番にT八段にお願いすることが出来ました。実は黙行会では稽古時間が短縮されたことからT八段と稽古納めができなかったため、最後のチャンスが巡ってきたという訳です。

T八段から繰り出される面に何度か居ついてしまったことを思い出す中で、はっきり自覚したことは「気」を詰める作業の中に相手を居つかせる「技」があるのではないかということ。局面としては面を打つ前段の一瞬。それが極意の一部なのかも知れませんね。

稽古前に「剣道談義場を初めて見た。」という先生に声を掛けて頂き、「随分と奥ゆかしい表現をしてるね。」とお褒めの言葉?を頂戴しました。私の外見と文中のイメージが一致しないか、もっとストレートに表現した方がいいよ!というアドバイスなのか、「奥ゆかしいという」言葉はなんとも捉えどころがありません。ということで今回は「居つき」について頑張ってストレートな表現をしてみましたがどうでしょうか?

T八段に稽古をつけて頂いた後は老若男女問わず高校生からベテランの先生までたっぷりとしごいてもらい、忘年会続きの身体から一気にアルコールの混じった?汗が吹き出しました。今年の支部稽古会はこれで終わり。でも年内はまだやっているところにお邪魔することになるでしょう。

そうそう、黙行会第2道場でのメガネの忘れ物は無事持ち主に返りました。めでたしめでたし。

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今年最後の黙行会

今年最後の黙行会は稽古&忘年会ともに例年以上の盛り上がりを見せました。

数多くの先生方にご芳志を頂戴したり、道場使用料についての予想を超えるご高配を頂いたりしましたこと、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

海外からもいらっしゃるなど大変な盛況ぶりについつい恒例の『今年一年の反省と来年への抱負』を忘れてしまいました。次回来年の黙行会に持ち越させてください。

忘れと言えば、忘年会会場にメガネの忘れ物がありました。H先生が保管してくださっていますのでお心当たりの方はご一報ください。

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黙行会からのご連絡20151211

12月15日火曜日の黙行会は通常より10分早い18:50分から行います。

【第2道場に関する情報】

場所:「台湾料理福味居」高崎市倉賀野町49-4 ☎027-347-2003

時間:稽古終了後お店に移動し、開始目安は21時前後

注意:第2道場には既に多くの先生方が参加を希望されています。席については分散してしまう可能性がありますので予めご了承ください。

 

支部忘年会

水曜日の朝は一気に冷え込み、車の窓ガラスの霜が凍っていて溶かすまでに時間が掛りました。ようやく冬が来た!っていうところでしょうか。

さて、火曜日は市街地のホテルで支部の忘年会が行われました。円卓の自由席に座って寛いでいたところ、隣には着物をお召になったM子先生お座りになり、無意識に頭のてっぺんからからつま先、前後左右、帯から小物までぐるっと一周見入ってしまいました。特に紬で作られたという和装バックは個性的なデザインで興味津々。バックは中身まで拝見させて頂きました。でも、一歩間違えれば○○ハラぽかった?かも…。

宴会になるとお酒の勢いもあって普段あまり接点がない先生方とも剣道談義などで盛り上がり、楽しい時間があっと言う間に過ぎていきました。お開きになっても自分たちの円卓は往生際が悪く、ホール担当者から「もうそろそろ…」と促されるまで居続けることに。そんな痴態をスマホで撮った先生がいらしたので今頃FBでネット上にさらされているかも知れません。

まだまだ忘年会シーズンということで皆様も飲み過ぎにはご注意ください。

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Stay hungry、Stay foolish

木曜日の支部稽古会は先日の審査会で昇段された先生や初めてお越しになった先生がいらっしゃり、新鮮さのある稽古会になりました。また、ある先生から八段審査一次二次の詳しい状況を伺い本県から1人も合格者のない状況も分かりました。

12月に入り、世間では忘年会シーズンとなっています。地方でも都会でも景気が良いのか何となく賑わっているように思います。ただし、自身では景気上向きの実感がないのは悲しいところです。

先日都内に向かう電車で読んでいた経済誌に56歳で亡くなったアメリカの元コンピューター会社社長の話が載っていました。経済業界では超がつくほど有名な言葉が「Stay hungry、Stay foolish」「腹減りで、愚か者であれ」。これは大学卒業式で贈ったスピーチの最後のワンフレーズだそうです。

もちろん直訳には無理があり、前後の文脈から推察すると「常に追い求める心を持ち、常識に疑問を持て」ということかなぁと勝手に解釈しています。

この元社長は17歳から亡くなるまで毎日、明日死んでも後悔しない生き方を考えていたそうです。確かに明日死ぬかも知れないと思うと重要なものが見えてくるような気がします。自分自身、毎日全力で生きているか剣道も仕事ももう一度見直してみなければいけませんね。

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