日曜日は記録的な寒さだそうで、本県でも身に沁みる寒さとなっています。
土曜日は初二段講習会のお手伝い。午後から雪の予報だったので「ひょっとして中止?」という淡い期待を抱きつつも予定通りに行われました。
暖房が入った道場内は日差しもあって、今までにない快適さ。午前中の講習は剣道形で論点整理の指示があった後に班に分かれて各講師による班別指導となりました。
私は初段女子班を受け持つこととなり、人数が少なかったこともあり受講生と一緒に形を打つことにしました。何回も回数を重ねていくと、脳裏にあの時あの先生にこういう風に指摘されなぁと記憶がよみがえってくることがあります。それをそのまま受講生にフィードバックできるという点では一緒に形を打つという方法も悪くないかも知れません。
午後からの実技も「ワンポイントアドバイスしてください」という指示に出来るだけ沿うようなアドバイスを心掛けました。それが受講生にとってプラスになったのかどうかは後日行われる審査会で明らかになることでしょう。
一部にインフルエンザが流行っているところもあるとか。喉をしめらすだけで予防になるという話もありますので、うがいなどして予防に努めたいものです。

年初めの黙行会は平野部にしては大雪の影響からか、概ね普段の2~3割減の参加者となりました。が、しかしそこは黙行会。T八段、M田八段の両八段が顔を揃え、中身は決して薄くなることはありませんでした。個人的には道場が広く使えた分、打ち抜けを意識してみたり、多様な技を出そうと心掛けたりと若干の工夫をしてみました。
稽古終わりにT八段から「師匠に見てもらえる有難さ」という内容のお話がありました。自ら出身大学の寒稽古に赴き、稽古を師匠や先輩に見てもらい、指摘された点を心に留め、自分の剣道を見直そうと思ったとのこと。一流の先生が一流の先生に教えを受けるのはどんなものなのか興味深いものがあります。
第2道場では剣道談義の他、これから向かうであろう大学の寒稽古の日程調整も行われました。「寒稽古」という響きだけでも身震いがしてきます。いつものことながら「行くも地獄、行かぬも地獄」の心境です。
毎年、寒稽古に行って後悔したことはないので今年も実り多きものになりそうですが、いかんせん、この時期が精神的に一番不安定になります。「安心して下さい。」と誰かに言って欲しいものです。
次回の黙行会は2月16日(火)19:00~となります。

1月20日(水)の県剣連主催合同稽古会中止のお知らせがありました。雪で路面が凍結している影響によるものだそうです。FB等でお知り合いの方で参加される可能性のある先生に伝えて頂けると助かります。よろしくお願い申し上げます。
日曜日、県連主催の剣道講習会が行われ、E範士とK田教士が講師として来県されました。講話はそれなりに面白く、剣道形も勉強になりましたが、やはり真骨頂は稽古です。私は両講師に稽古をお願いでき、それぞれに剣風は異なるものの、やはり強い!身をもって剣風を味わうことこそが最高の経験のように思います。
受講生の中で「八段の先生同士で模範立合いが見たい。」という声がささやかれ、心の中では私も諸手を挙げて賛成。実は過去の八段戦で今回の講師K田先生とT八段が対戦した試合を拝見したことがあり、とても印象深い試合でした。しかし、「本県であの戦いをもう一度見たい。」とは小心者の私の口からは言えるはずもなく、妄想だけにとどめておきました。
月曜日の朝は久しぶりの大雪で雪かきに追われました。前日の講習会で素振りをした筋肉痛に加わり、水分の含んだ雪をかくたびに身体がギシギシ言います。火曜日の黙行会は大丈夫かなぁ?
という訳で道路等に雪が残っていますので交通安全にお気をつけて新年初の黙行会、是非ご参加ください。

金曜日の朝、TVをつけると本県に近い国道でのバス事故の痛ましいニュースが大々的に報じられており、上空ではヘリコプターや小型飛行機が目的地目指して飛んでいき、家の中にいても時折プロペラ音が聞こえてきます。犠牲になったのは将来のある若い人たちが多いと聞き、本当にお気の毒な限りです。心よりご冥福をお祈りいたします。
木曜日の支部稽古会はようやく通常モードに戻った感じで中高生をはじめ多くの参加者で賑わいました。元立ちの先生方が少なく私は元立ちとして稽古をさせて頂きました。1番手から女子高生が若さ全開で掛ってきます。こういう時は受けに回りがちになりますが、そこはこちらから先を掛けるつもりで臨みます。
しかし、初っ端の女子高生からかなり打たれ、ガチンコで臨んでいるだけに「自分が弱くなった?」と心の動揺を隠し切れません。その後に続く別の女子高生にも良いポイントでしっかり打たれ、心が折れそうになりながらも徐々に調子が戻ってきたのがせめてもの救い。後から考えれば「若い人の成長を目の当たりにして嬉しい。」と捉えたほうが正しいのかも知れませんね。精神衛生上も落ち込まなくて済みますし。
稽古が終わって、ある先生から使わなくなった方が所持していたという「木鶏」と揮毫された竹刀袋を頂戴しました。「木鶏」は横綱双葉山が69連勝でストップした時に「未だ木鶏たりえず」と打電したことで有名になった言葉です。その双葉山の69連勝がストップした日がなんと!1月15日ということで何かの因縁を感じます。まるで剣道の神様から「もっと精進しなさい!」と叱咤されているかのようです。

11日は鏡開き。我が家でもおしるこや焼餅にして美味しく頂き、また、この連休に成人式があったことから街中では振袖姿の女性をよく見かけました。
私はこの土日、一級審査会のお手伝いと県剣連新年会に参加してきました。土曜日の一級審査会当日は高校の入試日と重なり、混雑が予想されましたが、時間を少しずらしたためさほどの渋滞はなく、遅刻した受審者はいなかったので、まずは一安心。天気も良く気温が高い上、昨年から入ったエアコンのお蔭で道場内はポカポカと暖かい審査会となりました。結果はともあれ、「審査に向けて準備をすることが重要」という副支部長の言葉が的を得ていたように思います。
日曜日の県剣連主催新年会は有功賞の受賞のお祝いをはじめ中高生の10傑表彰などお祝いムード一色。しかし、お酒が入るとすぐに剣道談義が始まるのが剣道家らしいところ。剣道家には正月も鏡開きもあまり関係ない?かも知れませんね!
そうそう、鏡開きから出てきた剣道姿の「ゆるキャラ」もよろしくお願いします。

平成28年1月9日(土)に行われる高崎支部主催1級審査会受付時間等の変更の案内がありました。
審査会当日は農大二高の入試日と重なり、周辺道路は大変な混雑が予想されます。そこで受付時間を9時30分までとし開始式を9時30分からとします。
急なお知らせで恐縮ですが、関係する方にお知らせ頂けると助かります。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。
2日はやや冷え込んだものの正月元旦から3日まで実にいい天気でした。3日は真冬とは思えない暖かさ。まさに新春ですね。
こんな天気に恵まれた三が日に各地の稽古会に参加してきました。まず正月元旦は支部稽古会。県外の先生方や他支部の先生方に加えて学生・生徒さんも多く参加して盛大に行われました。支部のHPにもその様子が写っていますが、安心してください、表紙の写真は大人の先生方のみの写真で高校生以下は「写真ギャラリー」に掲載されています。
2日はF支部の三ヶ日稽古会に参加。朝が早かったため一番の冷え込みを感じました。I田八段、N山八段の両八段に稽古をつけて頂き、短い時間ながらも実のある稽古会となりました。N山八段のご挨拶の中で「今年は申年。一説では実のなる年になるそうです。また、変革の年でもあると言われています…」と、それを聞いて言葉が身体の中で溶けていくようにスッと入ってきました。すぐにでも実現するような予感(剣道以外かも?)!
3日はI市のT澤道場へ。昨年は道場の門下生が高校総体個人出場や全日本選手権大会に出場するなど結果を残した県下でも屈指の道場です。師範のW辺八段をはじめ県内全ての八段の先生、その他名立たる先生方が勢ぞろいされ、子供から大人まで道場に入り切れない恐ろしい人数が顔を揃えました。それでも私は館長先生にキッチリと、これぞ稽古!というような厳しい打ち込み稽古をつけて頂きました。同道したT八段が掛ってくるお相手に対して打ち込んでいたのとは全く意味が違う「打ち込み」であることは言うまでもありません。
色々な場所、様々な剣風に触れることは本当に刺激になります。今年も許す限り出稽古をしたいと思いますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

私の今年の納め稽古会は27日の鑽士会でした。年末で実家に帰省してきた方や冬休みの中学生など普段より多くの方が参加して行われ、早朝の寒さのなか充実した稽古となりました。
鑽士会をはじめ、今年も多くの皆様と稽古させて頂き、また新たな繋がりも出来たように思います。逆に仕事関係や支部の行事の都合などで今までお世話になっていた稽古場所に行けなくなっているところもあります。出るものがあれば入るものもあり、それは自分の意志によることも、自分の意志とは無関係でそうなってしまうこともあります。まるで一定のキャパシティーが存在しているかのようです。
また、今年は仕事関係など剣道以外の取り組みに注力したこともあって稽古や剣道談義場のカキコなどにしわ寄せがきてしまいました。まだしばらくはこの状態が続きそうなので談義場のカキコは断続的になることをご了承ください。
黙行会に関して言えば、今年も県外から多くの先生方がお越しくださいました。毎回参加される先生も多く、なぜか県内でも遠方からお越しになる先生の印象が強く残っています。全く根拠はありませんが、黙行会にはまだまだキャパシティーに余力があるように感じています。来年も黙行会をよろしくお願いします。
今年を振り返ると何だかんだ言っても良い一年だったと思います。来年は皆様にとってより良い年になりますよう、心よりご祈念申し上げます。どうぞ、年末年始、健やかにお過ごしください。

22日は冬至。我が家では柚子湯とかぼちゃは欠かせない定番アイテムとなっています。柚子湯の効用はともかく、柚子湯に入っているだけで季節感が味わえます。最近では一年中見かけるかぼちゃでさえも何となく季節感を出しているように思います。
23日は午前中に支部主催の2・3級審査、1級講習会が行われ、そのお手伝いに行ってきました。例年と一番違うところは武道館内に暖房が入ったことでしょうか。今年の夏過ぎ頃にエアコンが設置され、酷暑の稽古環境が改善されたことはまだ記憶に新しく、今回暖房が入ったことでまたその恩恵を感じました。
夕方からは久しぶりに県連主催の稽古会に参加。祝日かつM支部の忘年会と重なったこともあり、いつもの半分程度の参加者でしたが、ベテランの先生方といい汗を流すことができました。
稽古前にある先生が「この祝日にクリスマスパーティーをしている人が多い。」と話せば「クリスマスって歳でもないだろう!」と別の先生。確かにクリスマスと言えば昔は特別行事感がありましたが、最近では全くと言っていいほど自分の中でクリスマスの盛り上がりがありません。これも季節感の消滅の一つかも知れませんね。
寒いとか暑いとか、クリスマスだとか正月だとかが薄まりつつある昨今、忘年会だけは毎年コンスタントに増えて楽しんでます。

群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)