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スポーツの秋

木曜日の支部稽古会はテスト期間であるためか、高校生の姿は見られず、掛り手が少ない稽古始まりとなりました。その代りと言ってはなんですが、元立ちの先生方は豪華な顔ぶれ。

私は掛り手に回り、T八段をはじめ多くの元立ちの先生に稽古をつけて頂きました。上手の先生にお願いすると先を取られることが多く、自分の稽古不足なこともあり、なかなか対応できませんでした。

先日のノーベル生理学・医学賞に輝いた大村さんはクロスカントリーで県代表になって他県の優秀な選手と強化合宿の中で腕を磨いていったそうです。現状に満足せず、自分より高いレベルの選手と競い合うことで更に進化することができるということなのでしょうか。

剣道は年を取っても進化できると言います。高いレベルの先生方にお願いする機会をできるだけ得たいものです。

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10月の黙行会は27日(火)

スーパームーンが鮮やかに見えた月曜日の翌日の黙行会は7月以来、約2か月半ぶりということもあり、県内外から大勢の先生方にお集まり頂き、盛大に行われました。

今回は県外から2名の若手の先生が初参加。稽古後に感想を伺うと、かなりの刺激になったようです。常連の我々にとっても遠方の出稽古に行かずして新たな 剣風に触れる機会となるのでお互いウィンウィンですね。

第2道場では夏休み期間中に海外指導をされた先生のお話などを伺いながら料理とお土産のワインや焼酎を心ゆくまで堪能しました。しかし、厳しい稽古後でお腹が空いていたこともあり、ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎてしまいます。

翌日はいつも「次は自制しよう」と反省するばかり。全く進歩しませんね~。まぁ、それだけ楽しかったということで…自分を大目にみてやります。次回の黙行会もよろしくお願いします。

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29日(火)は黙行会

ぐずついた天気が続いた週末にも関わらず市内小学校では運動会が予定通り行われたようです。近くの小学校でも早朝から父兄たちが濡れたグランドを整備している姿を見掛け、子供より父兄の頑張りが印象に残りました。

さて、火曜日は久しぶりの黙行会です。皆様のご参加よろしくお願い致します。

なお、8月9月で全国審査会に合格されたり、全国大会で活躍された先生は黙行会の稽古後に御披露目させて頂きますので、該当の先生はご面倒とは存じますが、かんりにんまで予めご連絡ください。

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秋晴れの講習会

秋晴れに恵まれた連休最終日、空気もカラッとしていて絶好の行楽日和のなか、支部では初二段講習会が行われました。

午前中に初段の剣道形と実技、午後から二段の剣道形と実技の二部制。講師は約10名体制で朝8時頃から夕方5時頃まで滞在時間の長い講習会でした。講師・役員の先生方大変お疲れ様でした。

私も講師としてお手伝いしましたが、初段の剣道形は3本目までを型通りに教えるだけで精一杯、二段の剣道形も5本目まで何とかたどり着いたという程度。まぁ、私が心配しなくとも受審者は審査までに練習してくることでしょう。

講習会終了後、10月に行われる小学生の大会に刃引きで剣道形を打つ先生同士の剣道形が披露されました。間合いや溜めなどはとても参考になり、「講習会で受講生に見せてあげれば良かったのに…」と思ったのはきっと私だけではなかったはず。剣道家は奥ゆかしい方が多いようです。

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秋の登山

先日までの長雨が一息つき、晴れて清々しく、ずいぶんと過ごしやすくなりました。もうお彼岸ですからね。

シルバーウィークに登山を計画している知人によればこの時季の登山はずいぶんと気分が良いそうです。しかし、剣道関係者は中高生の試合があったり、初二段講習会があったりと行事が目白押し。私は中体連のお手伝いが出来なかった分、講習会のお手伝いを頑張りたいと思います。

その前に連休中に溜まっている仕事の目途を何とかつけなければ…。

ひと山越えるとまたひと山あるのは仕事も剣道も同じですね~。

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失敗を恐れず

9月に入り、ほとんど晴れ間がないと思っていたところの大型台風。本県はもとより隣県でも多大な被害が出ており、心よりお見舞い申し上げます。

台風の影響はあったものの木曜日の支部稽古会は通常通りに行われました。剣道を見学したいとメールを頂いていた外国の方が稽古前にお見えになり、お互いに自己紹介した後、稽古を見学してもらいました。

海外で剣道指導された先生が「外国人の方が日本人より武道に対する姿勢が真摯だ。」とおっしゃっていたことを思い出し、稽古後に話をしている中で「How about that?」(この稽古、どうでしたか?)と聞いたところ、「とても面白かった」と日本語で答えてもらいました。実はその方は日本語も堪能なのです。

帰宅後、英語の質問が正しかったのか調べてみると「How about that?」は(どうだ、すごいだろ!)という意味でかなり恥ずかしい気分になりました。正しくは「How was the kendo (lesson)?」。

こういう赤っ恥をかかないようにもっと英語の勉強をしないといけませんね。まぁ、勉強は赤っ恥を掻くと記憶に定着するという説もあるので失敗を恐れずに機会があれば積極的に話していきたいと思います。

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全日本予選会に出ず…

日曜日は全日本予選会が行われ、結果はどうあれ毎年懲りずに出場する予選会も何年か振りに連続出場が途切れることになってしまいました。若い世代の選手が活躍したと聞き、次回出場するか微妙な感じ…、でも、ある先生から最高齢出場者を伺ったところ、自分と同年の先生が出場していることが判明。その先生が出場しているなら!と勇気を貰いました。

予選会に出場しない代わりと言っては何ですが、同日に行われた2・3級の支部審査会のお手伝いに行ってきました。内容は木刀による基本稽古法で、全体講習会と班に分かれての講習を行った後に続けて審査会。主に中学生初心者が受審します。学校で指導を受けているからか、全く出来ないという生徒はおらず何とか形だけにはなっていました。

休憩時間にある先生から「全く話を聞いていない受講者がいる」とお聞きました。途中休憩があるとは言え、講習会と審査会通して約4時間は中学1~2年生には多少きつかったかも知れません。しかし、そんな時、講習会の全般を仕切る先生が剣道形で使用する模造刀を持ってきて生徒に見せたところ、今まで集中力を欠いていた子も興味津々に見入っていました。

先日も子供達が多く参加している稽古会にT八段らとお邪魔した際、T八段がお手本で小手打ちを実演されたところ、その場の空気が一瞬で変わりました。言葉では理解できない子供達でも違いは感じられるということなのでしょう。

最近ではK久保範士が「リズム剣道」と称して音楽のリズムに合わせて楽しんで剣道をさせる方法や海外での指導経験の長い浅見先生のゲーム的要素を取り入れた指導方法が喜ばれているようです。初心者が剣道を継続していくには、厳しいことと共に遊びなどの楽しいことや興味を持たせる工夫が必要かも知れませんね。

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海の向こう

土曜日は中体連の試合があり、審判として参加してきました。試合と言っても「シード決め」という名の練習試合と公式戦の中間のような試合でした。

午前中は11コートに分かれ、団体戦が4~5試合行われたので、多くの試合が出来ただけでも一定の効果はあったのではないでしょうか。ただ、本来3審制で行われるべき審判を1審制で行ったので判定においては確実性にやや疑問が残ったかも知れません。

3年生が引退して新チームとなったばかりなので打ちの強度が一本の基準に満たない選手が多く、機会はいいけれども旗を上げにくい場面が多々ありました。機会が良ければ軽くても一本とすると今度はどこまでの軽さを一本にするのか試合毎で極端なブレが生じてくる可能性もあります。練習試合の性格から本当はその都度、短時間でも審判目線から選手にアドバイスできれば良いのでしょうがね。

種々の制約がある中で折り合いをつけながら、試合数をこなして経験値を高めさせたいという主催者側の意図は十分理解しつつも、自分としては色々な意味で苦しい審判となりました。

全く話は変わり、同日、海外組(T八段をはじめとする3名の先生)のW先生からメールを頂きました。文面からセミナーの充実ぶりがよく伺えます。FBに写真がアップされているそうですので閲覧可能な方は是非ご覧ください。

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週末は全国審査ですね。

木曜日の支部稽古会は夏休み期間ということもあり、中学生は数名参加したものの、それ以外は大人の先生方が中心となりました。

一頃よりも気温が低いうえに弱冷が入っていたので梅雨時期の過酷さに比べれば稽古環境としては悪くはありません。掛り手に回り、数名の先生方にしっかり稽古をつけて頂きました。

先日のN光大会に選手として参加した先生2名も稽古会に参加されていたのでその内の1人の先生に感想を聞いたところ、特別な場所だったというお話でした。武徳殿には神様がいる気配すら感じさせる場所なので私のお勧めする観戦スポットの一つです。

さて、今週末から全国審査会が始まります。受審される先生方のご武運を心よりお祈り申し上げます。

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