3日の朝稽古はN先生夫妻と共に体育館入り。そこでまず驚いたのは参加者の出足しが早く、しかも整列時には例年の3割増し?の人で溢れていました。多分、今年は2日が土曜日で遠方からの移動がしやすかったためでしょうね。
整列した際に、目の前にS野範士がいらっしゃったので早速お願いすることにしました。初太刀、気合と溜めを作って面に打ち出すものの会心の小手を決められ、打ち出したタイミングは機会ではなかったことを反省。何合かあって、またも出小手をバックリ決められてしまいました。ただ、面に出る体重移動は徐々にしっくりくるものがあり、自分としては良い感じで終わることができました。
お次はK井範士。今度の初太刀は溜めに溜めて出ると珍しくK井範士の面をかすりそうになりました。自分でもそうなるとは思っていなかったのでお互い顔を見合わせ苦笑い。その後は小手が切落とされるくらい強烈な担ぎ小手を2本頂戴し、最後にまた初太刀のような面が出て終了。K井範士の相手を引き出す絶妙な打たせ方と高度な打ち方を拝見させて頂きました。
午後には柳生同期の先生のご尽力により、合同稽古会が催され、A県のH先生、T都のS先生など錚々たる先生方にお願いしました。各八段選抜大会で優勝された先生方で実力の違いに只只唖然とするばかりなのですが、剣を交えると観客席で見ていた印象とはまた違う感じ方をするのが不思議です。 貴重な体験をさせて頂きました。
稽古の合間に初めて行った市場は色々な店が建ち並んでいて、外国人も多くいる狭い路地をかき分け、前に進みます。熱気、匂い、色彩、会話など市場独特な雰囲気がありますね。ちょっと油断すると買い食いしたくなる衝動に駆られるのも市場が持つ力なのでしょうか?
こういう所に来ると市場も稽古も体験してみるのが重要と感じます。質を高めるには高い質を知らないと高められないということもよく分かります。やっぱり経験して良かった!明日の朝稽古も頑張ろう。(続く)

このGWに行ってきた演武大会から無事家路に着き、ポストを覗くと数日分の溜まった郵便物と一緒に市の広報も入っていて、その広報の表紙には剣道着姿の見慣れた顔が何人も笑顔で写っていました。記事によれば女性だけの稽古会ということで休憩中の「お茶の時間」は最も笑顔がこぼれる重要な時間のようです。
今回私は2日の八段1次審査の途中から体育館に入り、2次審査の終わり近くまで審査会を拝見してきました。結果は既にご存じの通り、合格率1%に満たないいつも通り最難関の審査です。本県から1次審査を通られた先生の内、私が会場の上から確認できたのはお1人のみ。その先生の2次審査の立合いは2人のお相手それぞれに有効打突と思われる打ちが何本か決まっているように見受けられました。それでも合格圏内に入らない厳しさはもはや表現する言葉が見つかりません。
気を取り直して夕飯の場所に向かい、明日の朝稽古に向けての鋭気を養いました。(続く)

4月が終わり、いよいよGWに入ります。剣道界では毎年、春季全国審査会から演武大会へと恒例の流れとなっています。
既に前半の六・七段審査会が終了しましたが、これから審査会に臨まれる先生方におかれましてはご武運をお祈りします。
さて、支部稽古会は大人の先生をはじめ、5月に春季大会を迎える高校生や市内の新人戦を終えたばかりの中学生まで多くの方が参加し、盛況に行われました。稽古している際、目標がある中高生に高い集中力を感じつつ、試合の存在意義の大きさに気付かされました。
かく言う私は週末から演武大会の出場に向けて出発します。毎回のことですが、今回も演武大会のみならず、朝稽古や柳生同期の稽古会は楽しみの一つ。また、お寺巡りや市場の散策、京和食に甘味処を考えるだけで既に心は京の都。そういうことを考える時の集中力は剣道にも応用したいところですね。
今年のGWは長めになっていますので、皆様も是非良いGWをお過ごしください。そうそう、5月7日(木)から支部稽古会の稽古場所が変わりますのでご注意ください。

28日(火)は遅ればせながらスタッドレスタイヤの履き替えをしてきました。ちょっと前までは雪の心配があったのにこの頃では30℃近い暑さ。
M署稽古会では急に暑くなった環境についていけるか心配しながらの稽古になりました。
さて、29日(水)は都道府県対抗が行われ、黙行会関係ではT八段が審判に、またpapasさんが大将で出場される予定です。加えて、寒稽古でお世話になっているK崎先生が剣道形を打たれると伺いました。選手の皆様には本県代表として大いにご活躍されますことを心よりご祈念致します。

25日は中体連の試合が行われ、審判として参加させて頂きました。朝9時から午後5時近くまで長丁場にも関わらず、緊張感のある熱戦が繰り広げられ、自分が審判でない時でも興味深く拝見していました。
次の日はさすがに長丁場の疲れが出たため、郊外の日帰り温泉に温まりに行ってきました。受付に着くと「今日は風呂(26日)の日なので特別割引となります。」と嬉しい一言。ただ、てっきり260円だと思って小銭を用意していたら390円だったので嬉しさのテンションも中くらいまで下がってしまいました。
その帰り、剣道雑誌を買いに書店に寄るとM田先生の記事が目に飛び込んできました。早速手に取り、パラパラ立ち読みをしていると、八段に合格されて間もない頃に「かんりにんさんだけに特別に教えてあげるよ!」とおっしゃっていた胴の打ち方の連続写真が載っているではありませんか!極意だとおっしゃっていたその技を何万人?何十万人?に惜しげもなく公開することに関してはさすがに仰け反りましたが、これもM田先生のお人柄なのでしょうね~。
もちろん剣道雑誌を買って、今が見頃のハナミズキの花を眺めつつ、充実した土日を振り返りながら家路につきました。

高崎支部より2つの連絡事項がございますので下記ご一読ください。
1、【平成27年度会員登録及び年会費納入のお願い】
平成27年度も前年に引き続き、高崎支部会員登録及び年会費納入をお願いすることになりました。まだ手続きがお済でなく、今年度も支部会員登録を希望される方は5月31日(日)までに所定の手続を行ってください。
支部会員登録を済まされませんと、支部主催大会や支部経由の県主催大会に出場できなかったり、昇段審査の受審資格が得られなかったりすることがあります。更にメール配信も停止される場合がありますのでご了承ください。
なお、パソコン等の設定変更や機種変更によりメール配信が出来なくなっている方がいらっしゃいます。メール配信を希望されているにも関わらず受信できない方は事務局次長石田宛ご一報ください。
2、【高崎支部稽古会の会場変更について】
高崎支部稽古会は毎週木曜日午後7時30分より高崎市武道館にて行われています。平成27年5月から7月までの間、高崎市武道館が空調設置工事のため使用出来なくなることに伴い、会場を農大二高の剣道場に変更することになりました。
期間:平成27年5月7日(木)~7月まで
場所:東京農業大学二高 剣道場(体育館1階)
時間:午後7時30分から(変更なし)
駐車場:校門外の東側にある第2駐車場をご利用ください。
注意事項:農大二高のご厚意により使用させて頂くことになりますので守衛さんへの挨拶などマナーにはお気をつけください。
木曜日はようやく春らしいうららかな日和となりました。ウン10年前に通っていた小学校の校歌に「雲雀(ひばり)は歌う春の空~♪」という歌詞があったように記憶していますが、正にひばりでなくとも歌いたくなるほどの(日晴り)でした。
支部稽古会は暑くなく、寒くもない剣道するには最高のコンディション。中学生や高校生を中心に多くの方が参加されていました。中学生は近々に試合があるため、それに向けた調整も兼ね、各自工夫して稽古をしているように見受けられました。来る試合では是非頑張って貰いたいものです。
そうそう、市武道館は5月から使用できなくなり、それに伴い、支部稽古会は5月7日(木)からお隣の高校の剣道場を使用させて頂くことになるそうです。詳細については後日、改めて支部からお知らせすることになります。
つい最近まで「支部稽古会中止」の方向で話が進んでいたので、稽古場所を求めて彷徨うことにならずに助かりました。ナイスです。新しい環境だと脳の活性化にも繋がりますしね!

19日(日)は八段選抜大会があり、いつものように観戦に行ってきました。T八段が欠場のために本県からの応援者はいつもよりも若干少なめ。しかし、本県からお見えになった先生方や黙行会に参加されたこともある地元の先生に会場でご挨拶することができ、私にとって20数年ぶりに偶然お会いした先生との出会いもあり、昔を懐かしむ場面もありました。
1回戦から非常に見応えのある試合が展開され、勝った負けたというだけでなく、会場がどよめくような見事な一本も多くあって本当に心に響きました。
また、1回戦で試合時間が一番長かったであろうと思われる試合(計測した方の話によれば33分)は最後まで緊張感が途切れず、両者の集中力が際立って見えました。最後は片手突きで勝負が決しましたが、拝見している私の方が燃え尽きて、次の試合を見る態勢を整えるのにしばらく時間を要しました。
2回戦からはT八段と共に観戦することになり、実況解説付きの贅沢な時間。昨年まで出場されていらしたので試合者の心境などは手に取るように分かるのでしょうね~。より理解が深まります。
優勝したF先生の遣いっぷりはこれまでとは何か一味違っていましたし、久しぶりに拝見したM崎先生のスピードは現役選手と引けを取らず、上位常連のI先生の圧力も凄まじいものがありました。
残念ながら何時間も試合を観戦したのに「これだ!」という上達のヒントは掴むことが出来ませんでした。ただ、大技が決まった瞬間の感動だけは心に刻まれたのは事実です。そんなことを同乗させて頂いた帰りの車の中でT八段夫妻とおしゃべりしながら楽しく帰ってきました。

木曜日は久しぶりに晴れ間が広がり、昼間は春の息吹を感じる気持ちのいい一日となりました。夜になっても冷え込みはなく、支部稽古会は丁度良い稽古日和。
先週私は稽古をお休みしたため、新高校1年生の中には初対面の方もいました。多くは中学校で活躍していた人たちなので苗字に見覚えはあっても実際に稽古をすると今までの印象とは違う側面も感じます。
やっぱり自分の体調が不十分な時にはお相手にとっても良い稽古になりませんね。稽古不足がすぐに出てしまいます。反省反省。
週末からお出かけがてら、19日の八段選抜を観戦しに行ってきます。技も気持ちも一流選手の良い所を吸収してきたいと企んでいますが、自分がどこまで感じられるかも楽しみです。

14日は雨が降る中、黙行会は粛々と行われました。中でもT八段は回り稽古から参加され、まだまだ本調子とはいきませんが、圧力ある構えから積極的に技を出しておられました。
少ないかなぁと思っていた参加者も時間と共に増えてきて、途中からはM田八段も加わって、重厚感のある稽古会となったように思います。ただ、湿度が高く、普段と違う疲れ方でしたので何人かの先生に疲れ具合を聞いてみると皆さん同じような感想を述べられました。自分だけ特別に疲れたわけではなかったようです。
今回も初参加の先生がいらっしゃり、「初参加の方に向けてのご案内」のとおり座礼後には自己紹介をして頂きました。自己紹介のない回がない位、毎回フレッシュな顔が拝見できてうれしい限りです。
次の黙行会は5月19日(火)です。よろしくお願い申し上げます。

群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)