3月も中旬となり、季節の変化と同時に日没時間が延びていることも実感します。変化と言えば14日から北陸新幹線の開業や在来線の乗り入れ区間が延伸するなど公共交通機関でもダイヤに変化が見られ、利便性の高まる本県においてはgood newsと言えそうです。
木曜日恒例支部稽古会には高校生が非常に多く参加し、元立ちの先生方もかなり多かったので全体としてかなりの盛況ぶりでした。T支部稽古会はいわば公的な性格を持つ稽古会なので誰が参加しても構いません。多くの高段者の先生が元立ちに立たれますので意欲のある方は積極的にお願いして自身の技術の向上に役立ててみてはいかがでしょうか。
土曜日のK庁稽古会には初めて参加される方がいらっしゃり、そのうちのお1人と稽古をさせて頂きました。初めてのお相手とどういう心境で稽古をするかという問題では「待たない。自分から攻める。」を最近は心掛けています。というのも初顔合わせではお相手の動きを観察し過ぎて受けに回ってしまい、打たれたくない意識も相まって、捨て切れないで終わってしまうことが往々にしてあるからです。合気の勝負!と思って出たところを出小手に抑えられたり、胴を抜かれることも多々ありましたが、打たれたら打たれたでまた調整すればいいだけのことだと思えば気持ちが楽になり、思い切って技を出せたように思います。
K庁稽古会が拠点にしている体育館が現在、補修工事のため使用できないようです。それでも主催者が色々な稽古場所を探して稽古環境を整えてくださっており、そのお骨折りに深く感謝申し上げます。噂ではT市武道館も空調設備工事が入るため使えない期間があるとかないとか…。まぁその時はその時で別の稽古場所を求めてさまよい歩きますかね~。
火曜日のM署稽古会前にある先生から「先日の昇段審査で五段に合格しました。」とわざわざご報告頂きました。その先生の稽古姿を拝見すると今までよりも格段とスムーズに打ち抜けをされており、このスムーズさが発揮されて合格に結びついたのか、合格の自信からスムーズになったのかなどと勝手に思いを巡らせていました。いずれにしても明らかな向上を伴いながら昇段することは大変喜ばしいことです。Congratulations on five-dan of promotion!
自分の稽古での大きな反省点としてはお相手の動きに動じてしまった場面が多くあったこと。予想外の動きを予想しておくべきなのでしょうが、咄嗟の反応はなかなかコントロールしにくいものです。今後 の課題になりそうですね。
さて、そろそろ英語でもと思っていた矢先、FIKから英文で世界大会のトーナメントが発表されました(次のHPアドレスの下方に掲載)。http://www.kendo-fik.org/english-page/english-page2/16WKC-Drawing-Results.html
少し勉強の速度を速めて、英語のresponseを磨いていこう~。
高崎支部事務局長より群馬県剣道連盟審判講習会についての案内がありましたので告知します。受講希望者は4月1日(水)までに直接、事務局長宛FAX又はE-mailにてお申込ください。要項については近日中に高崎支部HPにアップされますのでそちらをご参照ください。
講習会日: 平成27年4月19日(日)
支部申込締切:平成27年4月1日(水)
この土日は両日とも稽古をすることが出来ました。土曜日のK庁稽古会ではI田八段に対して全てを出し切ることだけを心掛けて臨みました。全てを出し切ると言う言葉は聞こえは良いものの、実際のところ、ありったけの声を出し、全力で掛る稽古なので血圧が急上昇しているのが分ります。
I田八段の列に並んでいる際、後に並んでいた先生から「黙行会HPのかんりにんさんですよね?」と声を掛けて頂きました。名札(垂ネーム)には政令指定都市の区が書かれており、もちろん「初めまして」でしたので知る由もありません。伺ったところ、もともとは本県出身で黙行会HPをご存じだということでした。また、ある先生からは「ご活躍をHPで拝見しております。」とおっしゃって頂きました。せっかくの有難いお言葉にも関わらず「いえいえ、活躍はしておりません(活動はしていますが…)。」とお返ししてしまいました(人間が出来ていませんね)。
日曜日の早朝は鑽士会。残念ながら中心的運営者のT原先生はお休みでしたが、大人に交じって中高生の姿もあり熱心な稽古が行われました。ある先生から「papasさんが都道府県に出られるのですね。」とこちらも黙行会HPをご覧になったと思わしき話題。
先日の支部稽古会である先生から「黙行会HPは全世界から見られているよ。」というお言葉があり、半信半疑ながらも素直に受け入れて、当談義場もいよいよ英語を取り入れていった方が良いかもと思うようになってきました。「千里の道も一歩から」とのことわざの通り、何事も始めないと始まりません。ワンフレーズからでも取り入れていければと思いますが、如何でしょうか?まずはLet’s challenge Englishですかね。
高崎支部事務局長より国体1次予選会及び女子都道府県予選会についての案内がありましたので告知します。出場希望者は3月25日(水)までに生年月日、段位、勤務先等を明記の上、直接、事務局長宛FAX又はE-mailにてお申込ください。要項については近日中に高崎支部HPにアップされますのでそちらをご参照ください。
国体1次予選会及び女子都道府県予選日: 平成27年4月12日(日)
支部申込締切:平成27年3月25日(水)
なお、参加資格は支部会費を納めている方に限ります。他県に居住している大学生は「ふるさと登録」が必要です。また、今回は特例として国体成年男子大将の部は日体協国体監督資格を有する者に限り出場が認められています。当該資格を有しない方は出場資格がありませんのでご注意ください。
少し前、知人宅を訪れた際に「ひなあられ」を出して頂きました。何粒か摘まみながら食べていると、ふと「これを食べるのは何年ぶりだろう?」と思いながらも最後に食べたのがいつだったか記憶がありません。しかも、昔食べたのはもう少し違ったような気がしてネットで調べてみると「ひなあられ」でも地域によって異なることが判明し、本県外で育った私は一応の納得です。
さて、木曜日の支部稽古会は常連校の姿は見られなかったものの多くの方々が参加して盛況に行われ、私もいつも通り老若男女色々な方々と稽古をさせて頂きました。その中で久しぶりにお願いしたM子先生との稽古では、どの辺りで自分を捨てていくのかを頭に入れて臨むことに。早すぎれば返されるし、溜めすぎると待ちに繋がるということでその微妙なラインに苦心します。
稽古後にM子先生から「いい意味でやりやすくなった。」とのお言葉を賜りました。自分の変化は自分では気づきにくいので正確には分かりませんが、以前は煽りながら攻めていたのが煽りが少なくなり、その分、合気になりやすかったようです。
先日発売された七段戦のDVDを見ていると、試合毎に「勝負の質」が変化するのが分かります。同じ選手でも相手が変わると良くも悪くも前の試合と全く違う試合内容になることがあります。私が注目したのは中京地区から選出された選手。残念ながら上位進出はならなかったものの「勝負の質」が優れていると感じました。確か昨年の七段戦でも高評価だったように記憶しています。具体的には防御態勢から素早く転じて打ちに繋げる選手が多い中、中段の構えを極力崩さず打つべき機会に潔く捨ていく姿勢に感銘を受けます。
七段戦に選抜される超一流選手が自分の特長を生かし展開される試合は面白く、誰のどういう剣道が好きかも掘り下げて考えながら見ると打った打たれたとはまた違う世界が見えてきます。レベルの高い試合を参考に自分の剣道の質、勝負の質を高めていきたいものです。
3月に入って風の強い日が多く、私の周りでも「鼻水が止まらない!」と花粉症と思われる症状の方がかなりいらっしゃいます。これから5月位まで辛抱が続きますかね。
さて、月曜日はI島道場へお邪魔し、主に小中学生と稽古をしました。初めてお手合わせする小中学生もいて、大人と同じか…いや、トリッキーな動きを見せる子供もいるので大人以上に手こずりました。
指導稽古だけであればそう打たれることもないのですが、こちらからも機を見て打つと、待ってました!!とばかりに応じ技を出してきて結構バックリ打たれます。この動きは当然私の頭にもインプットされるので次は簡単に打たせません。
ところが、試合経験が多いからか巧みに竹刀を使って防御体勢を取るため、こちらも会心の打ちが出せません。相手と気持ちを合わせつつ一本を決めるのは試合慣れした子供相手の方が難しいかも知れませんね。手強い手強い。何人かと稽古しているうちに汗ビッショリになってしまいました。
幅広い年齢層の人と稽古するのは脳の活性化(ボケ防止)にも大いに役立っていることでしょう(多分)。
先週の土曜日、隣県のT県において某企業の剣道部創部30周年を記念する行事が行われ、ある先生のお声がかりで私も参加させて頂きました。午前中は小中高生の試合、午後は大人の練習試合と稽古会という内容で、もちろん私は午後からの参加。
一通りの説明が終わるとすぐに試合が始まり、本県の大人6名に本県出身の大学生1名を加えて7人のチーム編成でT県選抜チームと対戦。何故か年齢順という話となり、実年齢が一番上の私が大将を命ぜられました。
先鋒の大学生は動きが良く、幸先よく1勝をもたらしてくれ、これを弾みに副将までに2勝1敗のスコアで私に回ってきました。たとえ、ここで私が2本負けを喫したとしても本数で引き分けになるので気持ちが優位であったことから、何とか勝利を手にすることが出来ました。その後の1試合は本県の若手選手とT木県のベテランで構成された混成チームがS県の実業団チームと対戦し、1勝2敗とこちらは惜しい結果でした。
全試合が終わり、七段以上が元立に立っての地稽古が約30分、お互い稽古が約20分へと移ります。来賓で来ておられた本県のW邉八段曰く「打った打たれたではない、交剣知愛だ。」の言葉通り、多くのお相手にかなり打たれましたがほとんど初めてお手合わせする方ばかりだったので頭はフル回転し新鮮味は抜群。稽古の最後には黙行会に参加して頂いたこともあるT県のS山先生ともお手合わせができ、充実した稽古会となりました。
段位、年齢、男女関係なく稽古が出来るのは剣道の良さでもあり、普段と違うタイミングのお相手に打てない自分の未熟さも認識できるので自分の剣道を高めるきっかけになるかも知れません。機会があったらまた参加したいものです。
早いもので2月も終わりに近づき、冷たい雨も心なしか緩んでいる感じがしました。
木曜日恒例支部稽古会には試験が一段落ついたのか、多くの中高生が参加し、老若男女問わず大いに賑わいました。その中に先日のフルマラソンに参加した先生もいて、話によれば6時間を切るタイムで見事完走したそうです。日曜日にフルマラソンを完走してなぜ木曜日の支部稽古会で普通に稽古が出来るのか?驚くばかりです。稽古後にはT支部の事務局長からpapasさんに激励が贈られ、祝福の拍手に包まれました。
家に帰って経済番組を見ているとある社長が「努力しなければ勝てないし、勝とうとする気迫がないと勝てないのはスポーツも事業も一緒。」という話をしていました。努力している人や企業が結果を出すというのは自然の摂理のようです。
以前に複数の範士の先生から「まだ稽古が足りない」という言葉を頂戴したことを思い出しました。本番で結果を出せないのはつまりはそういうことなのでしょう。優勝した先生やフルマラソンを完走した先生を見習って頑張らなくてはいけませんね!
火曜日の黙行会は参加者が25名程度で回り稽古としてはほど良い人数で行われました。ひと頃と比べ、若干寒さが和らいできたためか足元の冷えを感じることもありませんでした。
およそ2分間で1回りすると46分間で23人の先生方と稽古ができます。昨日はほぼ全員と稽古が出来た計算になります。全国審査会での立合い時間とほぼ同じ時間の中でどの先生に対しても自分の持ち味を発揮できるように心掛けなければいけませんね。
稽古後には都道府県対抗出場のpapasさんへ花束の贈呈式がありました。花束贈呈のため有志の皆様から浄財を募ったところ、多くの皆様からご協力を頂き、中には、来られないため立替の申し出をされた方、このためにわざわざ稽古に参加された方、一口以上の金額を出された方などお1人お1人の温かい気持ちが伝わってきます。
黙行会はこうした参加される方々の「気持ちで成り立っている」ことが改めて確認できました。本県の大将であるpapasさんには本選で大いに力を発揮されますよう心よりご祈念いたします。
さて、3月の黙行会は17日(火)午後7:00~と決定しました。来月もよろしくお願い申し上げます。
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群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)