火曜日の黙行会は前回に引き続き、大勢の先生方が参加されて盛大に行われました。しかも、10名以上の先生が他県からお見えになり、他県参加率がかなり高いように思いました。多方面からお出で頂くと異なる剣風に刺激を受けますね。
さて、次回の黙行会は11月18日(火)となります。皆様のご参加よろしくお願いします。
水曜日の朝刊トップニュースはノーベル物理学賞受賞の記事。3人の顔写真入りで大きく報じていました。たゆまぬ努力が実を結び、人々の役に立ち、それが社会から評価されるのは素晴らしいことです。こういう嬉しいニュースは(LEDだけに)気持ちが明るくなりますね。
さて、火曜日はM署稽古会に遅れて参加させて頂き、運よくI田八段の列に並ぶことが出来ました。稽古では面打ちのご指導を受けたものの、まだ足の引きつけが悪かったり、出るタイミングが中途半端で会心の打ちには程遠いまま終了となりました。
稽古後にある先生が「構えのバランスを取るために道具を自作して試している。」と話され、ここにもたゆまぬ努力をしている方がいらっしゃいました。
剣道をいくら愛好したところで社会のお役に立つとは思えませんし、ノーベル賞を受賞することもないでしょう。しかし、そんな時に思い出すのは「飲むは時間の無駄。飲まぬは人生の無駄。」とおっしゃるS道範士のお言葉。得心の一言です。
月曜日は台風の影響で周辺の小中学校や高校では休校になったところがあったようです。しかし、夕方には台風一過で晴れ間も見え、西側の窓には何もなかったように強い夕日が差し込んでいました。子供の頃、休校になると妙に嬉しかったのを思い出します。
仕事の都合でたまたまI島道場方面に行ったので久しぶりに稽古にお邪魔してきました。そこには小中学生の他にI島先生やT八段をはじめ強者の先生方がいらっしゃいました。ここでの稽古は公共の武道館より狭いぶん、濃い空気がギューッと締まっている感じがたまりません。
私は早速、元立ちの先生方にお願いし、稽古をつけて頂きました。多少体当たりがあったり、打突部位が外れて打撲くらいがあったとしてもお互い様。闘争本能むき出しで向かっていけるので稽古が終わるとヘトヘトでもスッキリします。
そう言えば、日曜日には県連主催の三~五段審査会もあったそうです。雑談の中でタイムリーかつ明確な剣道観を拝聴できたのはラッキーでした。どんな時でも揺るぎない自分の剣道観を持っていたいものです。
木曜日は「おやまの講習会」でお世話になった先生からお便りが届き、その中には講習会の最後に撮った集合写真と共に噴火前の御嶽山の紅葉の写真が添えられていました。現在、村全体が非常に困難な状況にあるにもかかわらず、文面には前向きな言葉が綴られており、全てにおいて頭が下がるばかりです。
さて、木曜日の支部稽古会はテスト期間中の高校生の姿はなかったものの、その穴を埋めるかように多くの方々が参加し盛況に行われました。
私の稽古は一部、自分の本意ではない「受けに回る」稽古になってしまいました。「打たれてもいい、崩さないでいこう」とすると本当に打たれてしまう場面が多かったので劣勢を感じて無意識のうちに防御が多くなった気がします。本当は伸るか反るかの場面が一番の醍醐味なのに自分をコントロールできなかったことは残念でした。「反省コレクション」が増える一方です。
M署稽古会の時でもそうでしたが、当談議場をご覧になっている先生から御嶽山についてのご心配の言葉をかけて頂きました。この場をお借りして御礼申し上げます。
火曜日はM署稽古会。先週は祝日、先々週は黙行会だったので3週間ぶりとなりました。元立ちの先生方が比較的多かったので私は掛り手に回り、最近お願いできていなかったI田八段の列に並びました。
懸案の左足の引きつけに注意し、機会だと思ったところで捨て切る稽古を心がけるも、5本中1本程度がまあまあのタイミングでその他の4本は完全にI田八段に読まれていました。後で伺うと「まだ早い」とのこと。
しかし、この微妙な間の中でもう一溜めを意識すると身体の反応が遅れ、結果として1.2溜めとか1.4溜めになってしまい、スピードの速いI田八段の餌食になってしまいます。気持ちとしては0.6~0.8溜めがあるといいのかなぁなどと思案しています。ここ辺りの溜め具合が分かってくるともっと面白くなるような予感がします。
打ち出す前と打ち出した後の左足の引きつけを意識したことで以前より安定した打ち抜けが出来る場面もありました。しかしまだまだ出来ないことが多いので無意識でも出来る段階まで引き上げていくことが必要でしょう。先は長いですね。
金木犀が咲き匂う今日この頃、日曜日は支部主催の初二段講習会に講師として参加しました。この講習会は剣道形と実技審査のポイントを押さえるため概ね審査の一週間前に行われます。
講師の先生方も10名程が参加され、午前9時半頃から午後4時過ぎまで初段が午前中、二段は午後に分かれての長丁場の講習会となりました。
私は先日、講習会に行ってきたばかりなので受け売りながらもある程度イメージを持って臨むことが出来ました。グループに分かれて行う時は講釈より何回も繰り返して身体で覚える方法が得策と思い、マンネリにならないように工夫しながらグルグル回して回数を重ねました。受審者の皆様には是非とも審査会で頑張って頂ければと思います。
御嶽山近くの剣道の先生とようやく連絡が取れ、先生の無事が確認されました。村の一大事だということで先生は昼夜フル回転されているそうです。1日も早い平穏をお祈りします。
土曜日は晴天に恵まれ、市内各小学校では正に運動会日和となりました。私はK庁稽古会に剣道形から参加し、先日の講習会で教わったことを心に留めながら精一杯打つことに努めました。稽古でも久しぶりにK原先生にお願いでき、充実した稽古会となりました。
夕方、家に帰り、仕事をするためインターネット接続をしたところ、「御嶽山噴火」のニュースが飛び込んできました。先週講習会でお邪魔したばかりの場所なので他人事とは思えず、直ぐにお世話になった先生に電話しましたが、繋がりません。ご無事であることを祈るばかりです。
現地のことを思うと居ても立っても居られないのですが、闇雲に行動を起こしてもはじまらないので自分がお役に立てることを考えたいと思います。
被災された皆様、御嶽山周辺地域の皆様、登山客の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
木曜日は雨が降ったり止んだりのぐずついた天候となり、支部稽古会が行われる夜になっても相変わらず湿度の高い状態でした。
支部稽古会には東西対抗に出場されたT八段をはじめ多くの方が参加されました。そのT八段からは東西対抗の試合内容や試合に臨むまでの体調管理についても伺うことができ、神話の国で行われた全国大会に思いをはせました。
稽古では中学生が多く参加し、先日の黙行会並の驚きがありました。盛況なのはとても結構なことですが、あまりの多さに参加される皆様が納得する稽古会だったか若干疑問に感じました。多過ぎたときの稽古の仕方は今後の課題かも知れませんね。
自分の稽古ではS道範士やK久保範士等の講師の先生からのアドバイスを頭に入れ、時には繰り返し唱えながらお相手に臨みました。打たれることもありましたが、今までより打てることもあり、方向性が正しいことを確認しました。身体に沁みつくまで忘れないようにしたいと思います。