本県のマスコットキャラクターが見事、ゆるキャラ日本一に輝きました。地元紙によれば優勝報告会には400名もの県民(県外民含む)が集まったそうです。今年は午年、世界遺産登録もあったので是が非でも優勝したかったのではないでしょうか?ゆるくない努力が実を結び、優勝されたことに心よりお祝い申し上げます。ただ、ゆるキャラ優勝で経済効果もあるやに聞きましたが、勝ち馬に投票した我が家には今のところ何の恩恵もありません。これからに期待しましょう。
さて、火曜日のM署稽古会や木曜日の支部稽古会では本県選手や本選の様子が話題の中心となり、現場で見ていた私に「どうだった?」というお尋ねもあって、私なりに思ったことを述べてみました。本当のところは本人に聞いてみないと分かりませんけど。
後日、録画した全日本の映像を見て感じたことは武道館の臨場感は画面ではなかなか伝わりづらいということ。ある場面で会場が一斉に沸き立った時は地鳴りがしましたが、映像では大きな拍手と少しの歓声が流れていたに過ぎませんでした。また、不思議なことですが、会場全体がどちらを応援しているかが分かるときがあります。明らかに「判官びいき」であったり、その逆であったり…。
剣道の試合はもし可能であるならば現場に行って観戦することをお勧めします。特に若い人にとってはあの日あの時あの場所で見た経験が後々の優勝に繋がるかも知れませんからね。
3日は全日本選手権大会。複数の先生方からS道範士の剣道形の映像をご所望されるリクエストがあり、撮影する前にはこれから自分の試合か!というほど緊張しました。撮れなかったら責任重大、手の震えを抑えながら何とか最初から最後まで撮影が終わり、試合前にも関わらず既に「本日の業務終了」気分となりました。
1回戦は延長戦が多く、予定よりかなり長引いてお昼でお弁当を食べた後はウトウトと寝てしまうこともありました。しかし、1回戦の最後に本県代表選手が登場する頃には目が覚め、期待をしながら観戦しました。残念ながら本来の持ち味をお相手に封じられた形となりましたが、まずは本選に出場することが大事。普通の人は1回でも出られないのですから。
全般を通して結果通り若い選手の活躍が目を引きました。特に優勝した選手には悲壮感は全く感じられず、背負うものがない「軽さ」が責任感の強い選手の「重さ」を凌駕しているように映りました。
新聞各紙は史上最年少優勝の記事を大きく取り上げて、ニューヒーローの誕生を祝っているかのようです。自分としては最年少出場が出来ない以上、こうなったら最年長出場を目指すしかなくなりました。しかも、理論的には年齢を増す毎に更新できる訳ですから俄然やる気になります。目標に向かって心躍ります(ちょっと無理やりですね)。
日曜日は爽やかに晴れ渡り、屋外で行われた子供の剣道大会には絶好の大会日和となりました。会場には手入れの行き届いた芝が敷き詰められ、転んでも痛くないので自ら転がりたくなるくらいでした。
去年は台風の影響で中止だったことを思うと、天候というハイリスクを負いながらも他では味わえない気持ち良さはハイリターンと言えるかも知れません。
気持ちが良いと言えば、土曜日は午前中のK庁稽古会に引き続き、午後はT八段らと一緒にご招待された稽古会にお邪魔してきました。長い一日でしたが、気を詰めて稽古した後のお風呂や懇親会はまさに至福のひと時。
美味しいお酒や料理をお腹一杯頂いたにも関わらず、翌朝体重計に乗るとやや減っていました。久しぶりの2部練はカロリー消費が激しかったようです。予想通り、心躍る土日になりました。
先日、仕事で他県の温泉地に行ってきました。その地域の紅葉が見頃だというので軽い気持ち行ってみると、川に向かって渓谷になっていて途中でダウンしている観光客もいるほど急な石段が長く続いていました。気温は決して高くなかったにも関わらず着ていたワイシャツと下着は汗ビッショリ。もちろんスーツに革靴で登り降りしている姿に不審な視線を向けられていたのは言うまでもありません。
さて、火曜日のM署稽古会ではI田八段、そして木曜日の支部稽古会ではT八段と最近では珍しく一週間に2度も八段の先生にお願い出来ました。
余計な力も入り、体勢も崩れがちになりますが、思い切っていけるのはうわてに掛かる醍醐味でもあります。奇しくも両先生から同じようなお言葉を頂いたことにはちょっと驚きました。取り組んできた端緒を大事にしてこれから身体に染み込ませていこうと思います。
さあ、今週末から連日剣道行事が目白押しになります。面白いことや心に残ることがあれば後日カキコします。
私の剣道部の後輩(かたづけ士)が出ていたTVを見ました。片づけの鉄則はまず「物を減らす」こと。その方法は必要な物と不要な物を振り分け、不要な物を捨てる作業をすることだそうです。
散らかっている人は「必要な物を探している時間が長く、無駄な時間を浪費している」とも指摘していました。
今年に入り、T支部参与の先生がお2人ご逝去されました。また、出血熱拡大の懸念、御嶽山の噴火から1か月経ったなど病気や自然災害などのニュースを聞く度に人間は限られた時間を過ごしているのだと実感させられます。
この限られた時間をどう有効に使うか、取捨選択(つまり片づけ)する必要がありそうです。無駄な時間を浪費している暇はありません。自分にとって楽しく有意義な時間を増やしていきたいものですね。
群馬県剣道連盟高崎支部参与の福地信先生がご逝去されました。
謹んで哀悼の意を表し、下記お知らせ致します。
記
通 夜:10月25日(土) 18時から
告別式:10月26日(日) 13時から
場 所:高崎市斎場(通夜、告別式共に)
高崎市寺尾町1239番地
℡ 027-324-0680
23日は二十四節気の一つ霜降(そうこう)。露が冷気によって霜となって降り始めるこれから季節は徐々に寒さが増していくのでしょうね~。
木曜日の支部稽古会は中高生がいつも以上に多く、あまりの混雑ぶりに「ここは黙行会か!」と突っ込みを入れたくなる程。ここ最近ではまた最高人数を更新したのではないでしょうか?
稽古では当然、初めてお手合わせする中高生もいて、その人たちの個性を見ながら楽しく稽古しました…と言いたいところですが、こちらも自分の目指す剣道をしようと必死です。
先日の朝稽古での反省を踏まえつつ、気を切らない稽古を心掛けていたら汗だくになり、最後は気力だけで立っていました。外気は霜降でも身体はポカポカで汗ダラダラ。出し切った気持ち良い稽古となりました。
火曜日は仕事で山間部に行ってきました。標高が高い地点では既に紅葉が見頃を迎え、里山では熟した柿や稲木干しされた田んぼがあちらこちらで見られ、これから出回る美味しい新米が楽しみになります。
山間部を回っている時にある先生からメールが入り、そこには「全日本の開会式後の公開演武でS道範士が剣道形を打たれるらしい。」という内容が書かれてありました。本県代表選手は1回戦最後に登場するため今年はブランチなどしてゆっくり見に行こうとした目論見が見事に外れました。予定を変更して早起きすることにします。
告知ついでと言っては何ですが、私の剣道部の後輩が10月25日(土)17時55分~18時25分、Eテレ エデュカチオ「お片づけの悩み カタつけます!」に出演します。内容は教育テレビにふさわしく、どうすれば子供がうまく片づけられるかを指南するそうです。もし、よろしければ是非ご覧ください。
この土日は朝晩冷え込んだものの、昼間は行楽日和の穏やかな気候となりました。休日でこれだけ良い天気だとお出かけしたい気分になります。
日曜日は久しぶりの朝稽古。世話人のT原先生は怪我で見学されており、参加者は全5名。切り返し、基本打ち、地稽古で約1時間、しっかり稽古をさせて頂きました。実は前日の稽古会である先生から「左肩が下がり、右肩が上がって首が左に傾いている」というご指摘を受けたので急遽ビデオを持参して自分の姿を撮影することにしました。
自分の稽古を撮るのは数か月ぶりということで内心、上達を期待していましたが、指摘された点の他にも気になる箇所が続出しました。良くなったところ1に対しダメなところ5といったところでしょうか。たまには自分の姿をビデオで撮るのは良いものですね。
帰ってから、TK太郎さんご出演の某民放TVの録画を見ると大先生のような雰囲気に思わず笑ってしまいました。お元気でご活躍されているようで何よりです。
また、国体成年男子は1回戦が開催県と対戦するということで大変だとは思いますが、是非とも頑張って頂きたいものです。
来る11月9日(日)に行われる県民大会の結団式が水曜日、T市役所でありました。光栄にもT支部の団体選手として出場させて頂くことになりましたので私もその結団式に行ってきました。各競技の支部代表選手とは直接話すことはありませんでしたが、競技毎の代表者あいさつでは上位進出を目指す言葉が多く発せられました。こういう前向きな発言を聞いているとこちらもモチベーションが上がります。
さて、木曜日恒例支部稽古会はテスト期間中なのか高校生の姿はまばらで、その代わり中学生の姿が多く見られました。前回の支部稽古会で参加者があまりにも多く、事務局長から「段位に関わらず大人の先生方が元立ちに立たれるようにお願いします。」とおっしゃっていたため、今回もその流れで何名かの大人の先生が元立ちに立たれ、効率的な稽古会になったように思います。
質も大事ですが、量も大事なことです。中学生にとっては良かったのではないでしょうか。おっと、中学生だけでなく、量が大事なのは中年の私も同じでした。もう少し稽古量を増やして来る大会までしっかり調整していかなくてはなりませんね。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)