3月に入って風の強い日が多く、私の周りでも「鼻水が止まらない!」と花粉症と思われる症状の方がかなりいらっしゃいます。これから5月位まで辛抱が続きますかね。
さて、月曜日はI島道場へお邪魔し、主に小中学生と稽古をしました。初めてお手合わせする小中学生もいて、大人と同じか…いや、トリッキーな動きを見せる子供もいるので大人以上に手こずりました。
指導稽古だけであればそう打たれることもないのですが、こちらからも機を見て打つと、待ってました!!とばかりに応じ技を出してきて結構バックリ打たれます。この動きは当然私の頭にもインプットされるので次は簡単に打たせません。
ところが、試合経験が多いからか巧みに竹刀を使って防御体勢を取るため、こちらも会心の打ちが出せません。相手と気持ちを合わせつつ一本を決めるのは試合慣れした子供相手の方が難しいかも知れませんね。手強い手強い。何人かと稽古しているうちに汗ビッショリになってしまいました。
幅広い年齢層の人と稽古するのは脳の活性化(ボケ防止)にも大いに役立っていることでしょう(多分)。

先週の土曜日、隣県のT県において某企業の剣道部創部30周年を記念する行事が行われ、ある先生のお声がかりで私も参加させて頂きました。午前中は小中高生の試合、午後は大人の練習試合と稽古会という内容で、もちろん私は午後からの参加。
一通りの説明が終わるとすぐに試合が始まり、本県の大人6名に本県出身の大学生1名を加えて7人のチーム編成でT県選抜チームと対戦。何故か年齢順という話となり、実年齢が一番上の私が大将を命ぜられました。
先鋒の大学生は動きが良く、幸先よく1勝をもたらしてくれ、これを弾みに副将までに2勝1敗のスコアで私に回ってきました。たとえ、ここで私が2本負けを喫したとしても本数で引き分けになるので気持ちが優位であったことから、何とか勝利を手にすることが出来ました。その後の1試合は本県の若手選手とT木県のベテランで構成された混成チームがS県の実業団チームと対戦し、1勝2敗とこちらは惜しい結果でした。
全試合が終わり、七段以上が元立に立っての地稽古が約30分、お互い稽古が約20分へと移ります。来賓で来ておられた本県のW邉八段曰く「打った打たれたではない、交剣知愛だ。」の言葉通り、多くのお相手にかなり打たれましたがほとんど初めてお手合わせする方ばかりだったので頭はフル回転し新鮮味は抜群。稽古の最後には黙行会に参加して頂いたこともあるT県のS山先生ともお手合わせができ、充実した稽古会となりました。
段位、年齢、男女関係なく稽古が出来るのは剣道の良さでもあり、普段と違うタイミングのお相手に打てない自分の未熟さも認識できるので自分の剣道を高めるきっかけになるかも知れません。機会があったらまた参加したいものです。

早いもので2月も終わりに近づき、冷たい雨も心なしか緩んでいる感じがしました。
木曜日恒例支部稽古会には試験が一段落ついたのか、多くの中高生が参加し、老若男女問わず大いに賑わいました。その中に先日のフルマラソンに参加した先生もいて、話によれば6時間を切るタイムで見事完走したそうです。日曜日にフルマラソンを完走してなぜ木曜日の支部稽古会で普通に稽古が出来るのか?驚くばかりです。稽古後にはT支部の事務局長からpapasさんに激励が贈られ、祝福の拍手に包まれました。
家に帰って経済番組を見ているとある社長が「努力しなければ勝てないし、勝とうとする気迫がないと勝てないのはスポーツも事業も一緒。」という話をしていました。努力している人や企業が結果を出すというのは自然の摂理のようです。
以前に複数の範士の先生から「まだ稽古が足りない」という言葉を頂戴したことを思い出しました。本番で結果を出せないのはつまりはそういうことなのでしょう。優勝した先生やフルマラソンを完走した先生を見習って頑張らなくてはいけませんね!

火曜日の黙行会は参加者が25名程度で回り稽古としてはほど良い人数で行われました。ひと頃と比べ、若干寒さが和らいできたためか足元の冷えを感じることもありませんでした。
およそ2分間で1回りすると46分間で23人の先生方と稽古ができます。昨日はほぼ全員と稽古が出来た計算になります。全国審査会での立合い時間とほぼ同じ時間の中でどの先生に対しても自分の持ち味を発揮できるように心掛けなければいけませんね。
稽古後には都道府県対抗出場のpapasさんへ花束の贈呈式がありました。花束贈呈のため有志の皆様から浄財を募ったところ、多くの皆様からご協力を頂き、中には、来られないため立替の申し出をされた方、このためにわざわざ稽古に参加された方、一口以上の金額を出された方などお1人お1人の温かい気持ちが伝わってきます。
黙行会はこうした参加される方々の「気持ちで成り立っている」ことが改めて確認できました。本県の大将であるpapasさんには本選で大いに力を発揮されますよう心よりご祈念いたします。
さて、3月の黙行会は17日(火)午後7:00~と決定しました。来月もよろしくお願い申し上げます。

22日(日)は都道府県対抗の県予選会があり、当剣道談義場でもお馴染みのpapasさんが見事!大将の部で優勝し、本選出場権を勝ち取られました。大変おめでとうございます。
タイミングが良いことに今週の24日(火)に黙行会が行われますのでお祝いをしたいと思います。そこで誠に勝手ながら有志の皆様には1人200円のお花代を頂ければ幸いです。何卒ご理解とご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

19日は二十四節気の雨水。寒さのピークですが、この時節から寒さも峠を越えて徐々に暖かくなっていくことでしょう。先日も天気予報では雪が降るというこでしたが、平野部では雪ではなく雨だったので助かりました。しかし、交通に支障のない範囲で少しくらい雪が降ってもよかったかなぁと残念な気持ちになったのも事実。何とも身勝手ですね。
水曜日の夜は飲み屋街に出かけ、ひと気の少ないメインストリートを通り、昔ながらの風情ある店に入りました。そこで出された品の一つが「焼きネギ」。メニューでは「天麩羅ネギ」だったものを「焼きネギ」に変更して出してもらいました。ネギはご当地自慢のあの太いネギです。白い部分と緑の部分の葉はそれぞれ3センチ位で、こんがり焼き目がついてきました。白い部分は切り餅のようにも見え、外はカリカリアツアツ、中はトロトロ、とろける甘味は病みつきになります。美味しく食べていると「ネギももうそろそろ終わりだよ。」と言う店員の声に冬の終わりを感じました。
さて、木曜日恒例支部稽古会はいつも通り盛況に行われ、特に若手の先生方が多く、来る予選会の調整をされているように見えました。そう言う私も試合を意識しての稽古。本番に向けてどうピークを持っていくか考えることも大事なことです。この歳になるとタイムラグで疲れが出るので調整が難しいのです。
ということで、明日も試合の調整の名目で街に飲みに出るかなぁ~

去年の今時分、大雪が降って大変な騒ぎとなりました。この前後の期間を含めて「平成26年豪雪」と名付けられているようです。
本県平野部ではまだ積雪という積雪に見舞われないので今のところ救われています。土曜日は何となく雪で白っぽくなっている北の山々を見ながらK庁稽古会に参加しました。
午後から八段受審者講習会もある予定ということで先生方が多く参加され、かなりの盛況ぶり。私は来週行われる試合を念頭に置きながら先生方にお願いしました。
試合と言えば八段選抜の組み合わせが発表になりましたね。残念ながら本県から出場される先生はいらっしゃいませんが、組み合わせを見ると相変わらず豪華なメンバーが顔をそろえています。稽古や試合をするのも楽しいし、レベルの高い試合を観戦するのもまた楽しみの一つです。

火水と朝はかなりの冷え込みとなりました。それでも日中は割と気温が上がり、日一日と春の気配を感じてきました。
火曜日にM署稽古会に行くと当談義場をご覧になった先生方から「寒稽古どうだった?」と問われました。私としては言葉よりも稽古でお示ししようと頑張ったのですが、残念ながら思った程の成果は発揮されず仕舞い。すぐに成果が出るほど簡単でないことは重々承知のつもりでもやっぱり成果が出なかったと分かるとショックは残ります。
その寒稽古の思い出の一つは、懇親会で浅見先生が海外から持ち寄られたワインを一口飲ませて頂き、その美味しさに思わず感嘆の声を漏らしたことです。本場のワインは一味もふた味も違いますね。皆様にもワインの海外産地に行った際には是非ご賞味されることをおススメします。ええ、いつでもお土産を頂く準備は整えております。
その他の思い出としては、初めて数多くの大学生と地稽古をさせて頂きました。特に主力選手との地稽古はたくさん打たれたものの、表現が適切かどうかは別にして率直に面白かったです。
この貴重な経験が何年か後に成果として表れてくれればいいですが、全く成果が表れなくても有意義な時間を過ごせただけでもう十分です!

O体大の寒稽古内容は例年とほぼ同じ。
自分にとって今回の寒稽古を端的に述べると、「身ぐるみ剥がされ、丸裸にされた自分がそこに居て、思った以上に進歩しておらず、とてもちっぽけでした。しかし、終わってみれば充実感だけが残りました。」
マイナスとプラスの相反する2つの感情が渦巻いていること自体、貴重な体験ということでしょうね。なかなか説明しにくいのであとは皆様のご想像にお任せします。

暦の上では立春が過ぎたものの、外は冷たい雨が降っていて、これから雪に変わっていくと聞くと春はまだまだ先のようです。
先日の地元紙スポーツ欄に「県内最年少女性七段が誕生」という記事が載っていました。いつも木曜日支部稽古会で顔を合わせている先生なので今更?という感じもなくはないのですが、おめでたいことには違いありません。一言、「新聞デビューおめでとうございます。」と申し上げました。
その木曜日支部稽古会では先日の稽古ビデオを省みて、反省材料を意識して臨むことにしました。腰砕け、打ち抜け不足、上体あがりなど意識しないとすぐにまた元に戻ってしまいます。まだまだ刷り込みが足りないということでしょうね。
週末からO体大の寒稽古に参加します。寒稽古では自分の足りない部分を意識をして直そうとしつつも、何も考えずに体力の続く限り出し尽くしてこようと思います。今は期待と不安に満ち溢れています。

群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)