3月と言えばひな祭り。どこかのTV番組でお内裏様は男雛と女雛の両方を示し、お雛様は雛人形全部を指すとのこと。お内裏様は男雛、お雛様は女雛と勘違いしていたのはサトウハチロー作詞の「うれしいひなまつり」の歌詞の中の「お内裏様(だいりさま)と おひな様 二人ならんで すまし顔」というフレーズが勘違いをもたらした原因の一つと考えられているそうです。
そのサトウハチロー、以前にも紹介したとおり「剣道に学ぶ」という詩を書いています。情景がすぐに目に浮かび、剣道愛好家にとっては馴染みやすい詩です。詳しくは「祐さんの剣道手帖 http://yusannokendo.blog.fc2.com/blog-entry-110.html」をご参照ください。
「剣道に学ぶ」と言えば、今月号の○○時代にT範士が載っていましたのご覧になりましたか?主に高段者向けに書かれていて、分かりやすく、普段からT範士がおっしゃっていることそのままでした。それを読んで、長い間ご指導を頂いているのに進歩が遅いのは稽古不足だ!とややハードめのトレーニングを開始したところ、今度はふくらはぎに違和感を感じ、M澤整骨院に直行。またまた稽古をお休みしなければなりません。
季節は啓蟄。虫たちが活動し始める時期なのに私はまた少しの間、引きこもります。でも、黙行会までには何とか間に合わせたいものです。
かんりにん のすべての投稿
都道府県予選2019
日曜日は都道府県予選会が行われ、私も参加しました。結果は1勝1敗。1試合目は黙行会にも参加されている先輩で、試合開始からわりと早く私に旗が上がり、その後逃げ腰になって辛勝。2試合目は一瞬、下がったところを突き→面を打たれ、あえなく敗退しました。
コンディションは良く、勝ちに徹するスタイルで臨んだのは良かったのですが、あまりにも勝ちたい欲が出過ぎて策を弄し、その結果、自分の格まで下げた剣道になってしまいました。試合後の審判長(T範士)講評では「格」の問題、攻め切る、攻めさせないなどかなりの部分、私の試合をご指摘頂いているような内容でした。
覆水盆に返らず。自分としては精一杯やったつもりでも、振り返ると一本取った後にも攻め続ければ良かったとか、勝ちたいだけではなく、格を意識して試合をすれば良かったとか、反省ばかりです。
しかし、こんなダメダメな私でも応援してくれる人はいるし、ご指導してくださる先生方もいる(ちょっと他力本願的か?)のでこの反省を踏まえて修正していきたいと思います。
春間近
日に日に春を感じさせる暖かな陽気が続き、これで風がなければ3月か4月のような暖かさになります。
仕事で都会に行く機会や英語でのやり取りに四苦八苦する時間が増え、それはそれで楽しかったり希望が持てたりして、チャレンジャー(この歳で?)として新鮮な時間を過ごしています。が、逆に稽古時間は減っており、以前と比べて更に稽古時間が確保できない中、少ない稽古量でどうすれば内容が濃くなるか目下思案中です。
この前の稽古でT範士から指摘された「いかに捨てていけるか」は長年指摘を受け続けているところですが、思っていても機会が作れなかったり、頭と心が一致せず、反応が遅れたりします。
金曜日のI島道場では出遅れないことを念頭に入れ、先をかけると、今度は「まだ早い!」とのご指摘。秒数にしたらほんの僅かの溜めが出来ておらず、相手の心の変化の前に出てしまいます。
季節は春の足音が聞こえているのにまだ「溜めと捨て」の「ここ」というタイミングが体得できません。仕事も剣道も季節のように早く春を実感したいものですね~。
訃報20190222
笠原洋一先生の 義母内田俊子様が2月19日にご逝去されました。 謹んで哀悼の意を表し、お知らせ致しす。 記
告別式:2月22日(金)13時から
喪主:笠原洋一様
場所:天国社VIPハウスミラノ館
〒379-2154 群馬県前橋市天川大島町1325
TEL:027-263-1059
バレンタインデー
建国記念日までの土日月の3連休、一段と冷え込み、平野部でも少し雪が降りました。とは言え、予想していたほどではなく、若干肩透かしにあった気分です。
その3連休のどこかで遊びに行ければ楽しい休日になったはずですが、生憎、貧乏暇なし。電話も鳴らない事務所の中で3日間フルに仕事に没頭できました。お蔭で締め切りに間に合う目途がつき、一安心です。
長時間の仕事の最中、たまに睡魔と食欲に襲われます。特に脳を使うと甘い物が欲しくなり、バレンタインデーの名目で頂いたチョコレートの封を開けると日本刀の模様が刻まれた板チョコが出現しました。よく見ると「TUWAMONO(強者)」の文字が書かれていて、剣道愛好者向け?のチョコレートでした。早速、味わってみると、硬めで歯ごたえがあり、甘さ控えめのビターテイスト。チョコレート好きにはたまりません。
これからバレンタインの時期でチョコレートをもらう機会が増えます。食べ過ぎると「強者」ではなくなってしまうかも知れませんのでご注意を。あっ、言うほどもらわない私は食べ過ぎの心配はありませんが…。
3月の黙行会は12日(火)
2月の黙行会は告知から稽古日までの期間が短く、調整がつかなかった先生方が多かったせいか、いつもより少な目の人数で行われました。それでもやることはいつも通りの回り稽古なので物足りないということは全くありませんでした。
この日の第2道場は先週の土曜日に行われた予備審査があったからか、剣道技術に関する話題が多く上りました。2会場に分かれて行われた予備審査ではちょうどN田八段が私の会場の立会人だったことから私の立ち合いの印象を聞くことができました。
「よかったです」と素っ気ない言葉に「どうでもよかった?」と聞き返すとようやく本音で話してもらえ、色々とご指導を受けました。印象深かったのは「打つ現象面はもちろん大事なことだが、そこに至るまでの過程が大事」ということでした。
「そこに至るまで」の意味合いは立ち合いの際の攻めや組み立てのみならず、そもそもの基本打ちの正確さまで遡るように思われ、私自身について逆算してみるとある程度の形になるまではしばらくかかかる計算になります。
今さら実力不足を嘆いてもしょうがないので、今自分の出来ることを精一杯取り組むだけです。立春を過ぎて年も改まったことだし、くよくよしないで一歩でも半歩でも前に進んでいきたいものです。
来月の黙行会は3月12日(火)です。皆様のご参加よろしくお願いいたします。
予備審査と寒稽古と黙行会
土曜日は昇段審査の予備審査が行われ、10年ぶりに私も参加しました。本番と同様にABCDの4人1組で1人2分間の立ち合い。立ち合った2人とはしょっちゅう稽古をしているのでお互い手の内は熟知しています。
このところの稽古不足で自信はなく、一方的に打たれることを覚悟して臨みました。結果的には思ったよりは一方的に打たれずにすみましたが、機会でないところで出ることも多々あり、講評を頂いたI立範士からは「以前よりはマシになったが、物足りない。」とのこと。要するにまだ実力不足と言われた訳ですが、思ったより動けたことと、I立範士に顔を覚えてもらっていたことに嬉しさを感じて道場を後にしました。
その足でT範士、U兄弟先生の4人でJ大の寒稽古に向かい、途中でN岸先生とJ大のN村先生と合流し、いつもの居酒屋で夕飯を共にし、寒稽古に備えました。
翌日、寒稽古にしては暖かく感じられる早朝5:30からスタート。30~40分間の切り返しから始まり、掛稽古30~40分間、地稽古30~40分間。昨年の掛稽古で規格外の大型選手に身体ごともっていかれたことが思い出されます。今年もその彼と掛稽古でこちらが飛ばされました。しかし、今年はT範士やU兄弟先生にさんざん「ご指導」を受けた後だったようで体力が弱っていたのが不幸中の幸い。なんとか凌げました。その代わり、私に掛稽古だけで6回!もかかってきた学生がいて(物好きなのか?)、実力の高い選手なのでこちらが全精力をつぎ込んで体当たりをしても、腰砕けることなく、逆に有り余る体力で押し込んでくることが何回?か何十回?かあって、彼と鍔迫り合いでおしくらまんじゅうをしながら太鼓の音(終了の合図)を聞きました。
寒稽古で出し尽くして弱っているところ(私事で恐縮です)で5日(火)は黙行会です。皆様のご参加をよろしくお願いいたします。
2月の黙行会は5日(火)
黙行会の日程につきまして、2月は2月5日(火)と決定いたしました。また、3月は3月12日(火)と決定しましたので併せてお知らせいたします。
この度は日程調整が遅れたことに加え、告知日から黙行会開催日まで期間が短く、慌ただしい日程になってしまいますが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2月の黙行会は日程調整中
先日行われた今年最初の黙行会は八段の先生2人をはじめ、遠路からも多くの先生方が参加され、盛況な稽古会となりました。道場内がちょっと窮屈めなのが最近の黙行会になりつつあります。
初参加者の先生は2人。その内のお1人の先生はこの日のために休暇を調整して来られた様子でした。感想を伺うと、普段では味わえない貴重な体験ができたと満足そうに話されていました。私自身も出稽古に行くことがあるのでその気持ちはとても分かります。
稽古後に図らずもT範士から「その道に入らんと思う心こそ 我身ながらの師匠なりけれ」と千利休の言葉を引用し、講話されました。まさに「稽古に行こう」と思い、行動することが大事だと感じました。
会場校の先生がお休みされましたので2月の黙行会の日程はまだ決まっておりません。決まり次第HPにアップしますのでもうしばらくお待ちください。
講習会と黙行会
日曜日は県剣連主催の講習会があり、県内各地から多くの受講生が集まりました。講師のN田範士は剣道形について特に丁寧な説明をされ、なるほど!と合点することも多く、理合いについて知識が深まったように感じました。
剣道形はおんたけでも講習を受けたはずなのに日が経つと忘れている所もあり、「木刀による…」はそれ以上かも知れません。やらないと何事もレベルが落ちていってしまいますね。
さて、22日(火)6:50分~は新年初の黙行会です。心機一転、今年から黙行会に参加してみようと思っておられる方など、遠慮せず是非足をお運びください。皆様のご参加、よろしくお願いいたします。
黙行会HP来場者延30万人を突破しました(平成30年1月18日頃)。皆様のご愛顧に感謝申し上げます。