工夫せなあかん

日曜日の朝、久しぶりに鑽士会にお邪魔しました。大人と中学生合わせて10数名が集まり、基本打ち&打ち込みで約30分、地稽古約50分の稽古。この稽古会に参加するにあたり、普段の地稽古ではなかなか修正できない部分を基本打ちで修正したいという気持ちが強くありました。

ところが、いざ基本打ちをするとイメージ通りに打てません。あれあれ?試行錯誤して徐々に回数を重ねていくと何となくしっくりきたところもありますが、それとて最初からできないということは正確な打ちが身体に染み込んでいない証拠です。

先日の国体強化合宿で〇橋範士に稽古をお願いしたところ、「打ち込みせえや」とのお言葉を頂きました。更に懇親会では「床を踏む(稽古)回数や」とか「ただ床を踏めば良いじゃなく、工夫せなあかん」など一般論にも関わらず一言一言が心に響きました。

私自身、色々なお役目や仕事関係で稽古量が低下する反面、加齢やこのところの暑さで疲労度は増すばかり。その中でいかに稽古量を確保し、質を高めるか、鑽士会に参加された先生方と稽古後に反省話をする中で意識を新たにしました。