先月末、友人が学生時代にアルバイトをしていた「ふぐ料理店」が閉店となると聞き、その友人と後輩とで最後の晩餐を味わってきました。ふぐの刺身に白子、鰹のたたき等々など定番ものから旬のものまで大将が気合を込めて出してくれた一品一品はどれも美味しかったです。
アルコールが回ってきたところで閉店の理由を大将に聞くと、「体力が持たなくてさぁ、営業時間内に倒れても迷惑がかかるだろ~」とのことでした。もちろん大病して入院していたことまでは知りませんでした。今まで閉店するイメージがなかったので未だに実感が沸きません。
さて、木曜日は支部稽古会。この日は小学生から70代のベテランの先生まで元立ちも掛り手も非常に大勢の方がお集まりになりました。しかも、高校生に至っては常連校以外の高校からも参加があり、とても賑やかな雰囲気になりました。T支部は現在、小中学生の剣道人口が激減しており、いつまでこの光景が見られるのか分かりません。
自分の稽古では春の六段審査で昇段したばかりの若手実力者の先生にお願いしました。稽古終了の間際、その先生と私だけになり、何十人からの視線が注がれている中で強烈な諸手突きを食らい「参りました」で終了。本当は自分が打って終わりにしたかったのですが、公衆の面前で自分の弱さを晒してしまったという意味ではちょっと恥ずかしかったかも…。まぁ、そういう部分もありながら目の前のお相手に精一杯向かっていくことが大事でしょうか。
『「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」「散る桜 残る桜も 散る桜」(良寛句・諸説あり)』私自身はしばらく散る予定はないのであと数十年は頑張りたいものです。
群馬県剣道連盟高崎支部事務局より群馬県社会人剣道大会の案内がありました。
要項等は高崎支部のホームページにアップしてありますので詳細はそちらからダウンロードして所定の期限までに小池事務局長宛メールでお申込みください。
締切日は7月3日(日)です。
日曜日は段別選手権大会があり、選手として参加してきました。
残念ながら初戦敗退。勝つための心技体が全く足りないことを実感しました。試合のビデオを見ると以前よりも上体の力は抜けたものの、気迫も抜けてしまったような姿に…。姿・形を気にせず、勝てばいいと思っていた時の方が気迫はあったように思います。
でも、姿・形を意識すると今度は違う欠点が出てしまいます。その上、咄嗟に足幅が開いたり、腕が上がったりするクセも直っていません。
試合後にある若手選手と話していると「先生(私)に稽古をつけて頂いたから結果がでました!(*注:全くの冗談です)」と軽口を叩きます。「こっちの方が勝ち方を教えてもらいたいわ!」です。
選手役員審判の皆様、長時間お疲れ様でした。
5月28日午前10時55分頃、他県の支部様より黙行会への参加の希望がありましたので、表記のメールアドレスに返信しましたが、宛先不明で返ってきてしまいました。お心当たりの方はご一読ください。
質問:S県○○支部ですが参加可能でしょうか?
回答:この度はメールありがとうございます。黙行会へのご参加については黙行会HPのトップページに掲載してございます「初参加の方に向けてのご案内」http://www.rea.co.jp/mokugyou/pdf/20150402information.pdf
をご一読ください。
稽古スペースが限られているため、参加者多数になりますと稽古が困難となる場合がございます。出来ましたら、3名以内で参加して頂けると助かります。お手数ですが、予定が決まりましたら、参加者人数・氏名等をお知らせください。以上
高崎支部事務局より6・7段受審者研修の案内がありました。
要項等は高崎支部のホームページにアップしてありますので詳細はそちらからダウンロードして所定の期限までにお申込みください。
高崎支部の締切日は6月1日(水)です。
火曜日は予定通り黙行会が行われ、今回もお忙しい中、また遠方から大勢の先生方がお集まりになりました。
めでたく七段に昇段されたN西先生もご参加頂きました。恩師であるN岸先生は「私と(N西先生は)一緒の段になっちゃった!というか、女性七段は男性八段と同じくらいの価値があるからね~。越されちゃったかなぁ~?」と茶目っ気たっぷりにおっしゃるその表情には嬉しさがにじみ出ていました。
稽古では相変わらず気の抜けない厳しい回り稽古が展開され、汗がしたたり落ちます。益々暑くなるこれからの季節が怖いところです。自分の稽古ではM田八段よりご指導を賜り、至らぬ点がまた一つ判明しました。常に心掛けたいと思います。
第2道場ではT八段が演武大会の際に購入した「ある物」を中心に話が盛り上がりました。いつものことですが、飲んで食べて剣道談義をする楽しい時間はあっと言う間に過ぎてしまいます。
次回の黙行会は6月21日(火)と決定しました。皆様方のご参加、よろしくお願い致します。
先週の金曜日から日曜日にかけて高校生の大会が行われ、その結果が地元紙スポーツ面に大きく取り上げられていました。関係された先生方も多かったのではないでしょうか。
また、土日に行われた全国審査会では多くの先生方が挑戦されました。合格された先生方におかれましては大変おめでとうございます。
さて、試合、審査の余韻が残る17日(火)は黙行会となっております。結果が出た方もそうでない方も稽古あるのみ。
ご参加の程、よろしくお願い致します。
土曜日に行われた全国審査会において黙行会に参加されている「S玉N西先生(女性)が見事七段に合格されました」と近しい先生からご連絡を頂きました。おめでとうございます!
早速、審査速報を見ると合格率は13.8%。男女差を設けない審査会において女性が合格するのは至難の業です。
N西先生は遠方にも関わらず、毎回のように黙行会に参加されていらっしゃいます。また、N西先生はS玉N岸先生が教員に採用されてまだ間もなかった時代の教え子とのことでN岸先生もさぞお喜びのことでしょう。
HPでの氏名発表が18日なので黙行会に参加されている先生で合格された方はご面倒でも5月17日(黙行会)までにご連絡頂ければ幸いです。
演武大会から一週間以上経つのについ昨日のことのように思い出されます。現実逃避でしょうか?
木曜日の支部稽古会は中高生をはじめ、他支部の先生方や黙行会に参加されている県外の先生方も複数参加され、盛況に行われました。わざわざ他支部や他県から時間をかけて稽古に来て頂けることは有難いことです。
気温が高くなり、息が上がるのが早くなります。5月からこの調子では梅雨場が心配です。
さて、週末は高校春季総体、六・七段審査会が予定されています。出場される選手、受審される先生方のご武運をお祈りいたします。
演武大会最終日、八段及び範士の立合いです。近年の演武大会は最終日が大盛況で武徳殿の中は押すな押すなのすし詰め状態になります。八段位は剣道を目指す人達の憧れであり、間近でしかも無料ということもあってそうなるのは当然と言えば当然かもしれません。
練度のある立合いは魅了され、他の観客もほとんど固唾を飲んで見守っています。張りつめた空気感は武徳殿の立合いならでは。有名選手同士の立合いや八段取得後間もない先生の立合いは特に関心が高かったように思います。本県のN山先生が面を見事に捉えたシーンは印象的でした。
大トリを務められたT﨑範士の立合いも相変わらず素晴らしかったです。93歳を超えてまだまだ大丈夫という意気込みが伝わってきました。
厚労省による平成25年発表の男性の「健康寿命」は71.1歳だそうです(平均寿命は80.2歳)。剣道家は健康な方が多いので仮に剣道人生を80歳とすれば私の剣道人生は既に折り返し地点を過ぎています。
帰りの新幹線では八段の先生方の立合いを思い出しながら「限られた時間、悔いのないように一日一日を精一杯取り組まなければならないなぁ」と心新たにしつつ、いつもより大きめのビールと缶チューハイを何本か空けて帰ってきました。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)