次回は19日(火)6時30分から

今回から開始時刻が10分早まった黙行会は皆さん概ね予定時間にお集りになり、通常通りの稽古会となりました。

自分の稽古は受審資格が再来年に到達するということで、審査会場で立ち合うことをイメージして稽古に臨みました。2分刻みの回り稽古はシュミレーションするには丁度良く、上手くいったり、いかなかったりで、合格レベルである4人連続して自分の立ち合いができるというラインにはほど遠い印象を受けました。

稽古後のT八段の講話は「いかに基本どおりの打ちが本番で出せるか」でした。簡単そうで実に難しい。相手の攻めに圧力がある場合は尚更です。「相手がいなけりゃ俺もそこそこ強い」とおっしゃっていたある先生の気持ちがよく分かります。

第2道場に集まったのは近年稀にみる少数精鋭の4名。少数でも少数なりに濃いお話もできたのでそれはそれで楽しく過ごせました。

さて、次回の黙行会は12月19日(火)6時30分からとなります。稽古後に場所を変えて忘年会を行いますので是非皆様のご参加よろしくお願いします。

土日の剣道行事お疲れ様でした

土曜日は全国的に有名な実業団チームのMS保険の方が何名か来県されました。午前中はK稽古会、午後は本県の社会人を中心とするチームと白熱した練習試合が展開されました。MSチームはインハイ優勝経験のある選手3名を擁する強豪ということもあり、内容が素晴らしかった!見習うべきことが多かったです。その後の稽古や飲み会等も含めて交剣知愛を深めることができました。

翌日の日曜日は地区大会。U兄弟先生が打った剣道形は稽古時より数段見応えがありました。長時間に渡り選手、審判、役員、付き添いの皆様、お疲れ様でした。

また、この土日の昇段審査で昇段された先生方、大変おめでとうございます!遠方の大学の先輩からも昇段のご報告を頂き、何百キロ離れた先輩が住んでいる方向に向かって祝杯を挙げました。

さて、21日(火)は黙行会です。黙行会参加者で合格された方は稽古後にご披露したいと思いますので事前に事務局までご報告をお願いします。

毎年恒例のお願いとして11・12月で下期分の道場使用料をお1人様1000円にてお願いしています。前回同様、集金箱と芳名帳を用意しておきますので皆様のご協力を賜りますようよろしくお願いします。

イタリア人ご一行様来県

木曜日の支部稽古会はここ近年見たことがないほど参加者が集まり、大盛況な稽古会となりました。いつものメンバーに加え、イタリア人6名、県外の八段の先生、地区大会の選手に選ばれた小中高生などなど、まさにごった返していました。

最初の30分は小中高生の元立ちを務め、その後の30分は八段の先生方にお願いするという贅沢なひと時。K山八段の列に並んでいるときに拝見していた見取り稽古では支部の実力ある先生方に対して長身から繰り出される面に加え、小技も自在に遣われるという印象が強く残りました。

思い切って行くしかないと稽古をお願いすると拝見していた印象以上に面の出が早く、予想通りの冴えの利いた小手も沢山頂戴しました。稽古後のお話では「出稽古は普段の何倍も自分の力を上げてくれる」と出稽古の有効性を説いておられました。

第2道場もこれまた盛況で20名以上の参加。イタリア人との会話では数年前に比べると片言の単語は出るようになったものの、思った以上に英語での会話ができず、コミュニケーション不足を痛感しました。イタリア語はハードルが高いのでまずは英語をもっと勉強せねば!終わり際に「Do you know ASAMI 先生?」と聞くと「Crazy ASAMI?」とイタリア人からなぜか笑みが漏れたことがせめてもの救いでした。その場にいらっしゃらない浅見先生に救われた?ようでした。

久しぶりのM署稽古会

火曜日はかなり久しぶりにM署稽古会にお邪魔しました。先日、来県された八段の先生に稽古をつけて頂いたイメージで臨むも、そうそうイメージ通りにできるものではなく、主に高段者の先生の動きに動じてしまう場面が多々ありました。

それでも10名を超える方々に稽古をつけて頂いたため、ゲッソリ絞られました。それ以上にT原先生はI田八段にみっちり鍛えられていたご様子。T原先生は「足がガクガクして膝が笑っている」とおっしゃっていましたが、何とも羨ましい限り。年齢が上がると鍛えて貰える機会はそうありませんからね。

次回は私がしっかりI田八段に鍛えてもらうことにします…と、その前に16日木曜日の支部稽古会にイタリア人剣士6名の他、県外の八段の先生が3名いらっしゃいますのでその先生方にまずは鍛えて頂くことにします。

なお、O範士については「○○時代2014/10号P50~」に講話が載っています。ご参考まで。

20140604000628.1

木曜会ご一行様の来県

木曜会と黙行会、発音が似ている?都内の「○○木曜会」の皆様が来県されるということで、私も稽古会に参加させて頂きました。

何人いらっしゃったかは不正確ながら、木曜会の方が30人程度、本県からも概ね同数が集まったでしょうか、大変盛況な稽古会となりました。

まずは六~八段受審者のための模擬立合い。木曜会と本県受審者が交互に立ち合うように配置され、約1時間半の間、範士や八段の先生から1人1人細かいアドバイスが与えられていました。その様子を拝見していた私はあまりの的確なアドバイスにメモ帳を取り出してメモを走らせました。それをご覧になっていたある先生から「そのメモ、剣道談義場に載せておいて、後で見るから」とプレッシャーになる一言。

全ては書き切れないのでO範士の「所作事の大事さ=(抜刀する際の日本刀を扱う意識)」と「鶏卵の握り」、「足は水鳥の如く」などを記しておきます。また「一刀は万刀に化し、万刀は一刀に帰す」のお話しもありました。

自分の稽古ではO範士から間合いについて有難いアドバイスを頂いたり、I藤八段からキレのある稽古を頂戴したり、他の先生方との稽古も含め、交剣知愛が実現しました。

20140604000628.1

今年はPC観戦

今年の全日本選手権大会は会場に行くことなく、PC観戦となりました。本県代表F選手の試合はリアルタイムでは見逃してしまいましたが、動画としてアップされていたのでやや遅れて見ることができました。

F選手が早々に小手を決め、おおっ!と歓声を上げた次の瞬間、相手選手の面が決まり、またもやおおっ!よしこれからだ、と思ったのもつかの間、お相手の大技が決まりました。

選手権大会において1分30秒足らずで3本決まるのはとても珍しいことではないでしょうか?小細工をせず、お互いの良いところが全て出たように思います。と言うか、F選手の思い切りに相手選手が感化されたようにも映りました。

勝ちに拘ればもっと違う選択肢もあったはずなのにあえてその選択肢をとらなかったのかも知れません。いずれにしても記憶に残る試合になりました。

なお、虎の穴稽古会は10日(金)があり、13日(月)は中止ということです。

20140604000628.1

虎の穴稽古会

10月が終わりに近づき、今年もあと2ヶ月となりました。ハロウィンパーティーや仮装をする暇もなく、何となく慌ただしく過ぎていきます。

月曜日はN曽根道場の「虎の穴」稽古会にお邪魔してきました。T八段から腰の入れ方、機会の作り方など貴重なお話しを伺いながらの充実した稽古会でした。

頭で分かっていても本番になると緊張したり、気持ちが動いたりするもの。それは審査に限らず、試合や審判でも同じこと。トレーニングを積んでどんな状況でも理想型を体現できるようになりたいものです。

なお、11月13日(月)の「虎の穴」稽古会は中止だそうです。

20140604000628.1

おんたけ講習会2017

先週末から台風の大雨の中、2泊3日でおんたけ講習会に参加してきました。日曜日には業界団体の会合があったため早朝稽古が終わると大雨の中、隣県会場に移動して仕事をしてきました。帰りは晴れたものの高速道路の通行止めがあり、迂回することになりました。この寄り道でちょっとした出来事があったのでいつか暇なときに顛末を書いてみます。

講習会ではS道範士をはじめとする豪華な講師陣に加え、地元の子供から県外の高齢の先生まで多くの方がお集まりになりました。ただ、悪天候や各種行事とバッティングしたこともあってか、例年に比べると少な目だったような気がします。

S道範士との稽古では「いいのだけれど、もう一つ」とお言葉を頂戴しました。この「もう一つ」という表現はここ何年か続いており、「もう一つ」の後ろには「迫力がない」と続くのではないかと想像しています。何度言っても理解できないからか、今回は具体的なヒントとして気の収まり(体幹への溜めと爆発)と下半身への落とし込みという表現でご教示頂きました。

私が強いと感じる先生は皆、構えに迫力が備わっており、自分にはその迫力が欠如していると自覚しています。構えに迫力が出るための要素は何となく理解できたのですが、何をどうすればよいのか理解するレベルにはまだ至っていません。

今回ご指摘頂いたことを意識しながら、また一から見直してみます。きっとどこかに何かがあるはずですからね。

20140604000628.1

群馬県少年剣道錬成大会中止のお知らせ

10月22日(日)群馬県剣道連盟高崎支部主催の「群馬県少年剣道錬成大会」は台風の影響による悪天候が予想されるため、安全等を考慮し中止と決定しました。

現在、複数の支部役員で順次、責任者の方に電話連絡等をさせて頂いており、詳細につきましてはその際ご説明いたします。

楽しみにしておられた皆様には残念なこととなりますが、本大会は屋外で行われる行事であるため、何卒ご理解頂ければ幸いです。

次回は11月21日(火)7時前から

寒暖差で体調不良の方がいらっしゃるのか、10月の黙行会はいつもよりやや少なめの参加者となりました。それでも初参加者1名を含め30名近くが集まり、不足を感じるということは全くありませんでした。

自分の課題としては上体が浮かないように、特に無駄な力が入りやすい右腕を柔らかく遣うよう心掛けています。しかし、相対(あいたい)関係の剣道では必ずしも自分のペースでできるとは限らず、お相手の動きに惑わされて瞬間的に力むことがあります。瞬間的に力むということはまだ自分の身についていないということでしょう。

稽古後のT八段の講話では「基本練習」の重要性が説かれました。基本打ちを行うと身体が整い、稽古や試合、審査に生かされるという内容でした。基本稽古を取り入れるといざという時に身体が勝手に反応してくれるような気がします。やっぱり基本は大事ですよね~。

さて、諸般の事情により、次回の黙行会から座礼が午後7時前に始まり、7時50分頃に稽古が終了となります。ご不便をおかけしますが皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

20140604000628.1

群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)