木曜日は支部の新年初稽古会。いつもの参加者に加え、ご無沙汰の若手K先生が女性を連れて道場に入ってきました。女性はK先生の教え子か?と一瞬頭をよぎりましたが、いらぬ詮索はよそうとすぐに頭の中を消去しました。
稽古は小学生から大人の先生まで幅広い年齢層の方に渡りました。いつもながら難しいのは高校生。ちょっと油断すると一方的に打たれるし、自分本位では気持ちが通わないつまらない稽古になるし…。このどちらでもない微妙なラインを一刻も早く見つけることが今後の課題の一つです。
大人の先生では久しぶりにK先生と稽古ができました。私の攻めが通じず、打ち気がはやって右足に体重が乗った瞬間に打ち切られること数回。打たれるたびに「あぁ~!いつもT八段に指摘されているところだ~」と同じ失敗を何度も繰り返していることに反省です。
稽古後、K先生とお話しする機会があり、お連れの女性剣士は結婚した奥さんで大学の同級生だと紹介を受けました。情報通のM子先生によればK先生の奥さんは県外の強豪高校から名門大学に進学したバリバリの剣道専門家だとか。
「こいつは(新)春から縁起が良いわい!」と歌舞伎のように言い放ちたい気持ちをグッと抑え「お幸せに」とだけK先生に伝えました。ただでさえ人口減少の昨今、若くて有能な人材には地域に貢献してもらえるよう温かく迎えたいものです。