2月26日に県内で都道府県予選会が行われました。直近で試合に出場した昨年の4月上旬から約11か月ぶりの試合になります。
トーナメント表を見たとき、初戦で八段の先生との対戦が分かったので、審査のイメージも念頭に置きながら、胸を借りる気持ちで臨むことができました。
しかし、いざ対戦してみると、応じ技の卓越した選手相手に捨て切る技を出せず、機会でないところで中途半端に打ち出すことが多くなってしまいました。結局は打ち気に逸ったところに出小手をもらい、一回戦敗退。
自分の姿をビデオで見返すと、どっしりとした構えが出来ておらず、歩幅が広くなり、胸の広がりが狭く、身体の重心が前がかりになっていて、イメージしていた姿とはかなりのギャップが映し出されていました。更に、自分で機会を作ることができていないことや打突の弱さも気になります。
5月審査に向けての課題の一つが明確になったという部分では試合に出て収穫があったと思えるところです。今は試行錯誤していることが結構な楽しみ。また頑張ります。
新年明けましておめでとうございます。
私の稽古始めは支部の元旦稽古でした。コロナ禍の影響で参加者が大学生以上など制限された中でしたが、多くの先生方がお集まりになり、盛況に行われました。
初稽古はT範士にお願いし、急くことなく機を見て打ち出そうとした瞬間、初太刀を範士に見事に打ち抜かれてしまいました。機を見るつもりが、いつの間にか見入ってしまい待ちに繋がったのでしょう。常に先をかけてこちらが主導権を握るくらいの気持ちと身体の備えがないとダメですね。
9日は級審査のお手伝いに行き、中学生を中心とする受審者を見ながら基本の大事さを再認識しました。打ち方の問題、強度や冴えのある打ちが出来ていない自分の基本をもう一度見つめ直して改善しなければ…。しっかりと身体に染み込ませる一年にしたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いします。
今年もあっという間に年の瀬を迎え、一年の早さを感じています。いつもは年末まで慌ただしく、掃除一つできなかったのですが、今年は大掃除に挑戦です。
まずはざっと溜まったホコリを払い、不要物の選別に取り組みます。私の習性なのか、いつか使うかも知れないと思い、不要かなと思う物もついつい溜めてしまっています。不要と思う物もいざ捨てるとなるとちょっと勇気がいりますね。次に整理整頓と行くこところですが、捨てるだけでかなりの時間を費やしたので整理整頓は翌日にしておきます。
コロナ禍にあって黙行会はこの1年(通算約2年近く)開催されず、この間に稽古もご昇段された先生方のお祝いもできないことは残念でした。いつか実現できる日を待ちたいと思います。
自分自身はコロナ禍でも剣道ができたことはありがたいことでした。ただ、成長できたかどうかと言えば、全く実感はありません。これは稽古不足以外にも継続的な練習や工夫不足を意味していますので、この辺りはちゃんと整理して新年を迎えたいと思います。
今年も一年間、お世話になりました。皆様も良い年をお迎えください。来年もどうぞよろしくお願いいたします。
PS:動画サイト「剣道まっしぐら」にT範士関連動画がアップされています。どうぞご覧ください。
かなりのご無沙汰の更新となりますが、皆様お元気でしょうか?
緊急事態宣言が解除になり、稽古したり、飲んだりできる日常が戻ってきました。そんな日常が送れるという有難さを実感しています。
仲間がいる素晴らしさもしみじみと噛みしめている今日この頃です。
さて、剣道まっしぐらの公開情報(11月1日19:00プレミヤ公開)がありましたのでお知らせします。是非ご覧ください。
一気に涼しくなって、真夏からいきなり秋になった感じです。
ワクチン接種が進んでいるにも関わらず、相変わらずコロナの猛威が収まらず、国体中止のニュースはとても残念でした。
しかし、先日の昇段審査で見事合格された先生も支部内にいらっしゃり、こちらは嬉しいニュースでした。
嬉しいニュースと言えば、黙行会に関係される先生やお世話になっている先生が4日の寛仁親王杯や5日の東西対抗に出場されます。動画配信されるようですので是非WEB観戦しましょう!
また、既にHPで告知していますとおり、今年中の黙行会は中止となりました。残念ですがもうしばらく辛抱ですね。
真夏だからでしょうか、暑い日が続いています。身の危険さえ感じる酷暑を避けることと、まん延防止法が発出されたことで不要不急な外出を控えています。
外出を控えている間、朝から晩までやっているオリンピックのTV中継を暇があるときに見ています。チャンネルを回すたびに筋書きのないドラマに感動したり、ガッカリしたりと感情が大きく揺さぶられます。楽しんだオリンピック観戦がもうすぐ終わると思うとちょっと寂しい気分になります。
それに引き換え、まだまだ終わりそうにないのは新型コロナウイルス。まん延防止により今後の剣道行事にも影響がありそうです。
黙行会も例外ではなく、8月まで中止だった予定が、まん延拡大傾向により更に長引きそうになってきました。正式に決定され次第、お知らせします。
6月も下旬となり、今年の上半期が終わろうとしている中、高齢者からワクチン接種が進み、世の中が少しずつ落ち着いてきた印象を受けています。
とは言え、まだ油断ならない状況には変わりなく、剣道の完全活動復活までにはなお時間がかかりそうです。
さて、6月24日発売の剣道雑誌にI原八段の記事が載るとのこと。テーマは「起こりをとらえて打て」だそうで、I原八段が八段に昇段されたときの1次審査の小手の捉えどころはまさにテーマ通り「起こりをとらえた出小手」でした。
どんな感じで誌面で語られているのか楽しみです。ちなみに取材でI原先生のお相手をした先生は「緊張した!」と言っていたのでどんな表情で写っているか、興味を持って読みたいと思います。
お待たせしました。
下記ご覧ください。
コロナの影響で世の中が停滞している中、本県ではまん延防止法が適用され、益々先行き不透明感が増しています。
そんな中、土曜日に行われた七段審査会で本県の先生が合格されたと、ある先生からご連絡を頂きました。こういう嬉しいニュースは沈みがちな気分を吹き飛ばしてくれます。
同日、大学の後輩からも七段合格の知らせを貰い、話を聞くことができました。電話での印象では2人とも完璧な立合いだったように思えました。
ポジティブなニュースはこちらも力を貰えます。自分なりの完璧を目指して頑張ろう!
先日お邪魔した道場には神前の側面に大きな扁額が飾られており、T範士がF岡S範士から頂いたというその書には「不動心」と揮毫されていました。
流麗さの中に力強さがあり、書き出しから最後まで切れない気の繋がりは見るものを惹きつけます。T範士に稽古後頂いたお言葉は、当然のことながら「心が動いている」でした。
さて、4日は国体予選。私の試合は延長に入って面に出たところ小手を打たれ、一回戦負け。詰まる所は実力不足です。主たる要因は覚悟の足りなさ、打突力や迫力不足等が敗因だろうと分析しています。ただ、全てがダメダメでもなく、今までは恐くて面に行けなかった場面で何本か捨てた技が出せたことは、試合に出て良かったと思える瞬間でした。
仮に捨てるステップはクリアしたとしても、相対(あいたい)の中で溜めるとか、覚悟を決めるとか、腰から打突力のある打ちを決めるとか本番で発揮することの難しさをしみじみと感じています。陽の目を見るまで、まだ地中生活が続きそうです。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)