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失敗を恐れず

9月に入り、ほとんど晴れ間がないと思っていたところの大型台風。本県はもとより隣県でも多大な被害が出ており、心よりお見舞い申し上げます。

台風の影響はあったものの木曜日の支部稽古会は通常通りに行われました。剣道を見学したいとメールを頂いていた外国の方が稽古前にお見えになり、お互いに自己紹介した後、稽古を見学してもらいました。

海外で剣道指導された先生が「外国人の方が日本人より武道に対する姿勢が真摯だ。」とおっしゃっていたことを思い出し、稽古後に話をしている中で「How about that?」(この稽古、どうでしたか?)と聞いたところ、「とても面白かった」と日本語で答えてもらいました。実はその方は日本語も堪能なのです。

帰宅後、英語の質問が正しかったのか調べてみると「How about that?」は(どうだ、すごいだろ!)という意味でかなり恥ずかしい気分になりました。正しくは「How was the kendo (lesson)?」。

こういう赤っ恥をかかないようにもっと英語の勉強をしないといけませんね。まぁ、勉強は赤っ恥を掻くと記憶に定着するという説もあるので失敗を恐れずに機会があれば積極的に話していきたいと思います。

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全日本予選会に出ず…

日曜日は全日本予選会が行われ、結果はどうあれ毎年懲りずに出場する予選会も何年か振りに連続出場が途切れることになってしまいました。若い世代の選手が活躍したと聞き、次回出場するか微妙な感じ…、でも、ある先生から最高齢出場者を伺ったところ、自分と同年の先生が出場していることが判明。その先生が出場しているなら!と勇気を貰いました。

予選会に出場しない代わりと言っては何ですが、同日に行われた2・3級の支部審査会のお手伝いに行ってきました。内容は木刀による基本稽古法で、全体講習会と班に分かれての講習を行った後に続けて審査会。主に中学生初心者が受審します。学校で指導を受けているからか、全く出来ないという生徒はおらず何とか形だけにはなっていました。

休憩時間にある先生から「全く話を聞いていない受講者がいる」とお聞きました。途中休憩があるとは言え、講習会と審査会通して約4時間は中学1~2年生には多少きつかったかも知れません。しかし、そんな時、講習会の全般を仕切る先生が剣道形で使用する模造刀を持ってきて生徒に見せたところ、今まで集中力を欠いていた子も興味津々に見入っていました。

先日も子供達が多く参加している稽古会にT八段らとお邪魔した際、T八段がお手本で小手打ちを実演されたところ、その場の空気が一瞬で変わりました。言葉では理解できない子供達でも違いは感じられるということなのでしょう。

最近ではK久保範士が「リズム剣道」と称して音楽のリズムに合わせて楽しんで剣道をさせる方法や海外での指導経験の長い浅見先生のゲーム的要素を取り入れた指導方法が喜ばれているようです。初心者が剣道を継続していくには、厳しいことと共に遊びなどの楽しいことや興味を持たせる工夫が必要かも知れませんね。

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海の向こう

土曜日は中体連の試合があり、審判として参加してきました。試合と言っても「シード決め」という名の練習試合と公式戦の中間のような試合でした。

午前中は11コートに分かれ、団体戦が4~5試合行われたので、多くの試合が出来ただけでも一定の効果はあったのではないでしょうか。ただ、本来3審制で行われるべき審判を1審制で行ったので判定においては確実性にやや疑問が残ったかも知れません。

3年生が引退して新チームとなったばかりなので打ちの強度が一本の基準に満たない選手が多く、機会はいいけれども旗を上げにくい場面が多々ありました。機会が良ければ軽くても一本とすると今度はどこまでの軽さを一本にするのか試合毎で極端なブレが生じてくる可能性もあります。練習試合の性格から本当はその都度、短時間でも審判目線から選手にアドバイスできれば良いのでしょうがね。

種々の制約がある中で折り合いをつけながら、試合数をこなして経験値を高めさせたいという主催者側の意図は十分理解しつつも、自分としては色々な意味で苦しい審判となりました。

全く話は変わり、同日、海外組(T八段をはじめとする3名の先生)のW先生からメールを頂きました。文面からセミナーの充実ぶりがよく伺えます。FBに写真がアップされているそうですので閲覧可能な方は是非ご覧ください。

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週末は全国審査ですね。

木曜日の支部稽古会は夏休み期間ということもあり、中学生は数名参加したものの、それ以外は大人の先生方が中心となりました。

一頃よりも気温が低いうえに弱冷が入っていたので梅雨時期の過酷さに比べれば稽古環境としては悪くはありません。掛り手に回り、数名の先生方にしっかり稽古をつけて頂きました。

先日のN光大会に選手として参加した先生2名も稽古会に参加されていたのでその内の1人の先生に感想を聞いたところ、特別な場所だったというお話でした。武徳殿には神様がいる気配すら感じさせる場所なので私のお勧めする観戦スポットの一つです。

さて、今週末から全国審査会が始まります。受審される先生方のご武運を心よりお祈り申し上げます。

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夏合宿第二弾

先週の土曜日はT八段、若手の先生2名と私の4名でW大の夏合宿に参加させて頂きました。先日お邪魔した大学と今回の大学は日本を代表する双璧の私立2大学となります。

参加したのが午前中の稽古だったにも関わらず、週末だったこともあってOBは相当な人数に上り、大勢いた30代以下のOBは現役生に交じって基本打ちから参加していました。私も負けじと素振りだけは同じ本数を振ったものの、すでに股割で筋肉痛。張り切り過ぎたことに少し後悔しました。

午前中の稽古終了約40分前から地稽古に入り、私は10名近くの学生さんと先日お邪魔した大学との剣風の違いを感じながら剣を交えることが出来ました。

帰り道、近くの日帰り温泉で風呂に入ってノンアルビールで乾杯。一杯目が何とも言えない美味しさです。最近のノンアルビールは以前より味が良くなっているのかも知れませんね。

稽古から風呂、一杯までがセットになっているのが最も贅沢な時間。今回も至福のひと時となりました。

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訃報

群馬県剣道連盟事務局次長新井利昇先生の同居の義父様がご逝去されました。

日時:通夜8月16日18時~、告別式8月17日13時30分~

場所:ベルセレモニー藤岡、藤岡市藤岡2434

電話:0274ー24ー4444

 

夏合宿参加第一弾

本県は都心から比較的近い上、涼しい合宿適地が多いことから大学の夏合宿があちこちで行われているようです。

今回、S道範士がある有名私立大学の師範に就任されたというご縁もあり、A柳先生、K原先生、T八段以下、総勢9名で合宿にお邪魔してきました。

昼間の暑さは下界よりやや低いかなぁという程度。地稽古40分だけの稽古だったにもかかわらず、汗が止まりません。約10名の学生さんたちと剣を交え、自分にとっては良い稽古になりました。

それにしてもT八段、今度は足の小指を骨折したというのに普通に稽古をされていました。普通人は稽古できないはずですが…。

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立秋が過ぎました。

立秋を過ぎ、ここにきて記録的な猛暑から普通の暑さに変わってきたように思います。35度を超えなければ凌ぎやすく感じるのは私だけでしょうか?

さて、月曜日は久しぶりにI島道場にお邪魔してきました。そこに何と!病気で療養されていたSN先生が「よお~」と入って来られました。かねがね、子供相手にリハビリに励んでいるという噂は聞いていたのでいつかは再開されると思っていましたが、予想外の早い復帰に驚きました。

ウェート減で一回り小さくなった身体でも稽古は相変わらずの強さを発揮されていました。私も負けずに頑張らなければなりませんね~。

今週はご縁のある大学の合宿に参加してきます。元立ちとして立ち切れるのか、はたまた掛り手として鍛えられるのか、どういう顛末になるかは行ってからのお楽しみです。

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高崎支部からのご案内20150810

1級・初二段審査案内、3~5段審査案内、6・7段受審者研修の案内がありました。要項等は高崎支部のホームページhttp://www.kendo-takasakishibu.com/

にアップしてありますので受審希望者はそちらから要項等をダウンロードして所定の期限までにお申込みください。また、高崎支部稽古会は8月13日(木)がお盆休みとなります。