怪我もなく、O体大の寒稽古から日曜日に無事帰還しました。今回もG玉軍勢合計6名で訪れた寒稽古は想像以上の語るに尽くせないほど素晴らしいものでした。
その一つは最高のワインを頂いたことでしょうか。稽古とは全く関係ないですね…。稽古の感想文は時間のある時に書くことにします。
とりあえず得られた成果を稽古や試合に反映できるように頑張りたいと思います。
ところで八段選抜の組み合わせが発表になりました。是非ご覧ください。http://kendo.or.jp/competition/senbatsu-8dan/14th/tournamentlist/
高崎支部から春季全国審査会および三・四・五段審査会の案内がありました。
要項等は支部のホームページhttp://www.kendo-takasakishibu.com/
にアップしてありますので受審希望者はそちらから申込書・確認書・要項等をダウンロードして所定の期限までにお申込みください。
2月3日は節分。朝の冷え込みと日中の暖かさの気温差が大きく感じられる今日この頃です。
火曜日になってようやくJ大寒稽古の筋肉痛が治まってきました。日曜日に行われた中学生の試合の審判をしている時は会場が寒かったこともあって筋肉が硬直しているのが分かります。しかし、それで旗を上げられないという事態にならないよう試合を受け持つ前にストレッチなどしてみました。
火曜日のM署ではかなり身体が動くようになって次の寒稽古(O体大)に向けて体調が整ってきています。しかし、毎回楽しみにしている支部稽古会を諸般の事情から今週は欠席予定です。でも、その代わりと言っては何ですが自分の剣道の質を高めることで少しでも還元できるように今週末からの寒稽古で再度厳しく鍛えられてきます。
そうそう、J大寒稽古のバーチャル体験をしてみたい方は浅見先生のブログ http://gkendo.exblog.jp/ に載っていますのでそちらをご覧ください。
予告通り、G玉一行は金曜日の夜からJ大入りし、土曜日の寒稽古をして帰ってきました。
到着してすぐに大学の先生方による酒宴のおもてなしを受けることになり、近くのお店に伺ったところ、そこには顔がほんのり桜色になっている浅見先生もいらっしゃいました。
浅見先生は当剣道談義場をよくご覧になっているそうで、「ここでの話をどう(当談義場で)表現するか真価が問われるぞ。」と飲食に夢中で酔いが回っている私に厳しい課題を課せられます。浅見先生と谷先生との会話のやり取りの中で多岐にわたるヒントが垣間見えましたが、一番印象深い言葉としては「どう感じるかだ」という一言。大病して人生観が変わったという浅見先生だからこそ発せられる重みのある一言です。
ご指導を受ける、良い剣道を見る・体験する等々についてどう受け取り、どう感じるかは千差万別。感じ方によって上達速度も違ってくることでしょう。浅見先生ご自身は既に「浅見流」を確立されておられる点においては自分のスタイルを早く確立することを見習う必要があるかも知れません。文書表現能力も剣道実力も不足で上手く表現できませんでしたが、浅見先生には近日中にご指導を受けるチャンスがあるのでそこでまた学ばせて頂きます。
早朝の寒稽古には「自己流」の言葉で有名になった大学生で日本一の選手も参加しており、注目を集めていました。寒稽古の内容はいつも通りで一生懸命な大学生に負けないように私も集中力を切らさないように努めました。案の定、終わった頃には声がかすれ、汗まみれで腕は上がらなくなり、足腰もガタつきました。特に切り返しや体当たりを受ける影響でふくらはぎの辺りがパンパンです。
でも終わると気持ちがいいものです。心境としては祐さんの剣道手帖の中にある「剣道に学ぶ・サトウハチロー」http://yusannokendo.blog.fc2.com/blog-entry-110.html
に通じるものがあります。*ジバンとは「ジュバン・襦袢」つまり剣道着のこと。
剣縁に恵まれ、こういう場所で寒稽古ができただけでもありがたいことです。関係者の皆様には大変お世話になりました。
月曜日のI島道場は先週行われるはずだった道場開きがの雪の影響で25日に延期されたことからタイミングよく私も神主さんにお祓いをして頂きました。この行事に参列するといつも気持ちがピリッと引き締まります。
火曜日のM署は大人の先生が極端に少ない反面、中学生が極端に多い珍しい光景となりました。中には初心者に近い人もいて、ぎこちない動きがあるものの、ほんの少しアドバイスするだけでそのぎこちなさが解消する人がいました。なかなか上手く出来ない人でも不器用な私に比べれば飲み込みが早いうちに入ります。
木曜日の支部稽古会も中高生と多く稽古し、反省点として中高生相手に捨て切れない自分がいるということです。しかも無駄打ちや正確さに欠ける打ちが何本もあり、そういう意味でもまだまだ修行不足です。
という訳で、自分の修行のために今週末は本県からT八段、U兄弟先生、S玉県からN岸先生と共にJ大寒稽古にお邪魔してきます。足腰が立たなくなるくらいこってり絞られるだろうなぁ~。
日曜日は記録的な寒さだそうで、本県でも身に沁みる寒さとなっています。
土曜日は初二段講習会のお手伝い。午後から雪の予報だったので「ひょっとして中止?」という淡い期待を抱きつつも予定通りに行われました。
暖房が入った道場内は日差しもあって、今までにない快適さ。午前中の講習は剣道形で論点整理の指示があった後に班に分かれて各講師による班別指導となりました。
私は初段女子班を受け持つこととなり、人数が少なかったこともあり受講生と一緒に形を打つことにしました。何回も回数を重ねていくと、脳裏にあの時あの先生にこういう風に指摘されなぁと記憶がよみがえってくることがあります。それをそのまま受講生にフィードバックできるという点では一緒に形を打つという方法も悪くないかも知れません。
午後からの実技も「ワンポイントアドバイスしてください」という指示に出来るだけ沿うようなアドバイスを心掛けました。それが受講生にとってプラスになったのかどうかは後日行われる審査会で明らかになることでしょう。
一部にインフルエンザが流行っているところもあるとか。喉をしめらすだけで予防になるという話もありますので、うがいなどして予防に努めたいものです。
年初めの黙行会は平野部にしては大雪の影響からか、概ね普段の2~3割減の参加者となりました。が、しかしそこは黙行会。T八段、M田八段の両八段が顔を揃え、中身は決して薄くなることはありませんでした。個人的には道場が広く使えた分、打ち抜けを意識してみたり、多様な技を出そうと心掛けたりと若干の工夫をしてみました。
稽古終わりにT八段から「師匠に見てもらえる有難さ」という内容のお話がありました。自ら出身大学の寒稽古に赴き、稽古を師匠や先輩に見てもらい、指摘された点を心に留め、自分の剣道を見直そうと思ったとのこと。一流の先生が一流の先生に教えを受けるのはどんなものなのか興味深いものがあります。
第2道場では剣道談義の他、これから向かうであろう大学の寒稽古の日程調整も行われました。「寒稽古」という響きだけでも身震いがしてきます。いつものことながら「行くも地獄、行かぬも地獄」の心境です。
毎年、寒稽古に行って後悔したことはないので今年も実り多きものになりそうですが、いかんせん、この時期が精神的に一番不安定になります。「安心して下さい。」と誰かに言って欲しいものです。
次回の黙行会は2月16日(火)19:00~となります。
1月20日(水)の県剣連主催合同稽古会中止のお知らせがありました。雪で路面が凍結している影響によるものだそうです。FB等でお知り合いの方で参加される可能性のある先生に伝えて頂けると助かります。よろしくお願い申し上げます。
日曜日、県連主催の剣道講習会が行われ、E範士とK田教士が講師として来県されました。講話はそれなりに面白く、剣道形も勉強になりましたが、やはり真骨頂は稽古です。私は両講師に稽古をお願いでき、それぞれに剣風は異なるものの、やはり強い!身をもって剣風を味わうことこそが最高の経験のように思います。
受講生の中で「八段の先生同士で模範立合いが見たい。」という声がささやかれ、心の中では私も諸手を挙げて賛成。実は過去の八段戦で今回の講師K田先生とT八段が対戦した試合を拝見したことがあり、とても印象深い試合でした。しかし、「本県であの戦いをもう一度見たい。」とは小心者の私の口からは言えるはずもなく、妄想だけにとどめておきました。
月曜日の朝は久しぶりの大雪で雪かきに追われました。前日の講習会で素振りをした筋肉痛に加わり、水分の含んだ雪をかくたびに身体がギシギシ言います。火曜日の黙行会は大丈夫かなぁ?
という訳で道路等に雪が残っていますので交通安全にお気をつけて新年初の黙行会、是非ご参加ください。
金曜日の朝、TVをつけると本県に近い国道でのバス事故の痛ましいニュースが大々的に報じられており、上空ではヘリコプターや小型飛行機が目的地目指して飛んでいき、家の中にいても時折プロペラ音が聞こえてきます。犠牲になったのは将来のある若い人たちが多いと聞き、本当にお気の毒な限りです。心よりご冥福をお祈りいたします。
木曜日の支部稽古会はようやく通常モードに戻った感じで中高生をはじめ多くの参加者で賑わいました。元立ちの先生方が少なく私は元立ちとして稽古をさせて頂きました。1番手から女子高生が若さ全開で掛ってきます。こういう時は受けに回りがちになりますが、そこはこちらから先を掛けるつもりで臨みます。
しかし、初っ端の女子高生からかなり打たれ、ガチンコで臨んでいるだけに「自分が弱くなった?」と心の動揺を隠し切れません。その後に続く別の女子高生にも良いポイントでしっかり打たれ、心が折れそうになりながらも徐々に調子が戻ってきたのがせめてもの救い。後から考えれば「若い人の成長を目の当たりにして嬉しい。」と捉えたほうが正しいのかも知れませんね。精神衛生上も落ち込まなくて済みますし。
稽古が終わって、ある先生から使わなくなった方が所持していたという「木鶏」と揮毫された竹刀袋を頂戴しました。「木鶏」は横綱双葉山が69連勝でストップした時に「未だ木鶏たりえず」と打電したことで有名になった言葉です。その双葉山の69連勝がストップした日がなんと!1月15日ということで何かの因縁を感じます。まるで剣道の神様から「もっと精進しなさい!」と叱咤されているかのようです。
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)