演武大会(前編)

このGW、演武大会に出場してきました。この期間の話題の中心は最年少八段合格が本県から出たこと。全国各地の先生から「N田先生凄いですね!」と挨拶代わりにその第一声を聞くことが多かったです。

私は審査2日目の午後から見学に入ったため、合格の立ち合いを拝見できませんでしたが、ある先生曰く、「1日目、2日目の両日を通して間違いなく1番の立ち合いでした。」ということでした。実力があっても本番で力を出せないのが審査の難しいところなのに一発で越えていくというのは本当の実力者の証と言えるかも知れませんね。

さて、3日の朝稽古は稽古時間が30分繰り下がった影響で範士のほとんどが途中で切り上げられたため、2人の先生しかお願いできませんでした。しかし、F川範士の圧力を味わったり、八段選抜3位になったこともある栗T教士に初めてお願いできたりといつも通り濃い朝稽古を堪能することができました。

3日の午後は毎年行われている中堅剣士同期と10期上の合同稽古会で、名だたる八段の先生方に稽古をつけて頂いた上に飲み会までご一緒させて頂きました。稽古では「甘い、もっとほとばしる気合を出せ!」と厳しいご指導を受けつつ、飲み会では冗談を交えて審査合格体験を熱く語られるなど、毎回本当にいい勉強をさせてもらっています。(続く)