塞翁が馬

「木曜日の支部稽古会は…」との書き出しで始まることが多かった文面を最近はめっきり使わなくなりました。それもそのはず、なぜか決まって毎週木曜日に出張や会議、勉強会などが入り、8月頃から支部稽古会には一度も参加していないのです。

先日の中体連審判会議の時に同席したM先生から「最近支部稽古会で見かけないね。どうしたの?」とご心配頂きました。「仕事で行けないんですよ。」と言うと、「稽古しないとすぐに力が落ちるから稽古場所を見つけてやった方が良いよ。」とのアドバイスを頂戴しました。

これまでは比較的自由が利いたため、木曜日の支部稽古会や土日の剣道行事を最優先にしていましたが、仕事での役割や立場を優先せざるを得ない状況に追い込まれています。少なくとも5年の任期はある模様。来年から昇段審査を控えているのに何ということでしょう!

剣道に見放されたかと悲観していたところ、木曜日の夜遅くに始まるK池道場があると教えて頂き、昨日は仕事を終えた後、急いで9時頃にお邪魔してきました。I田八段をはじめ七段の先生方も多数参加されており、かなり充実した稽古会。しかも昇段審査を意識していらっしゃる先生が多いのも特徴です。私としては稽古できるだけでも有難いことです。

「人間万事塞翁が馬」のことわざのとおり、禍福転々とするのが人生!と心得てポジティブに精進していきたいと思います。