お盆が過ぎた17日は夏の終わりを感じさせる涼しい一日となりました。この日を境に季節が変わっていく予感がします。
さて、お盆の最中にK原先生、T範士、U兄先生とK大に、T範士、U兄先生とW大の夏合宿にお邪魔してきました。K大は師範のF本先生をはじめ錚々たる顔ぶれの先生方がお出でになり、地元の先生方も数名参加されていました。本県国体女子チームも参戦し、前半に行われた練習試合では切れのある動きを見せていました。
後半の地稽古では「本質を追求しなければ価値はない」と言わんばかりに真っ向勝負で挑んでくる学生さんが多かったように思います。こちらも負けじと先をかけることに終始し、終わった頃には汗びっしょり。
次の日はW大。今年から交代となった新監督にお話を伺うと私と同じ年。しかも、大企業の要職を務めながら既に八段に合格されており、見習うべき点が多数ありました。学生さんとの稽古では「結果を出さなければ意味がない」という執念を感じ、こちらもそれを上回る気持ちで「出し切る、捨て切る」を意識して稽古に臨みました。前日同様、体力の限界付近までは行けたようです。
この夏合宿、両校のカラーの違いを感じることを含めて自分の糧になりました。後で思うと17日くらいの涼しさであればもっと動けたかも?と少し負け惜しみのような複雑な心境が残っているのが不思議です。