ある新聞のコラムに6年後に行われる東京オリンピックの金メダル目標数が載っていました。過去最多の16個を上回る25~30個の金メダルをめざすと、文部科学白書にうたってあるそうです。
「日本人が活躍しそうな場面は大騒ぎ、あとは野となれ…というアンバランスもそろそろ改めてもいい。もっとおおらかに、もっと視野を広げて…」と、新聞のコラムは金メダル至上主義に対するアンチテーゼ風な論調になっていました。
先日のW杯で「自分たちのサッカー」を標榜して戦った日本代表に対して予選リーグの敗退が決まると、「自分たちのサッカー」って何?という批判が巻き起こっているようです。勝てば今年の流行語、負ければ散々な言われようというのは私自身、かなりの違和感があります。もちろんメジャースポーツの宿命とか商業的な側面もあるかも知れませんけど。
それに比べて「打って反省、打たれて感謝」という剣道の精神は成熟した安定感があります。一喜一憂せず、打って(勝って)も自省し、打たれて(負けて)も相手から自分の至らなかったところを指摘してもらったという思想のほうが自然で楽かも知れません。しかし、スクランブル交差点では「剣道を見習った方が良い」とはDJポリスも言えないでしょうね~。
話は変わり、平成26年度の黙行会の写真をスマホで撮影されていたW辺先生から画像を頂き、アップし直しました。思いの他、写っていらっしゃらない先生が多かったですね。全35名という6月の黙行会でした。