小心翼々

17日の土曜日は高校生大会が行われている会場が気になりつつも、足はKS稽古会に向かいました。驚いたのは七段以上の先生方の元立ちの人数。選手の2倍以上の人数が参加され、座り切れず溢れた私などは空いている下座の末席でも良かったくらいです。

私から見ればいつも拝見する先生方ばかりなので何も感じなかったのですが、数年ぶりにお会いした元選手は「これだけ求めて来られる先生がいらっしゃるのですね~」と目を丸くしていました。

日曜日は県連主催の講習会。範士の先生お2人を講師に迎え、朝9時から16時まで濃い講義を頂きました。講義の中で特に印象に残った言葉は「小心翼々」。現在では小胆、気が小さいことを意味するようですが、「事未だ成らず小心翼々」で使用される際の意味の一つとしてN範士は「心を小さく使う」と表現されました。大上段に振りかぶって大ナタを振るうというよりは細かくナイフで切り刻むというイメージでしょうか。とても抽象的な表現なのに私の心にはスーッと染み入りました。

講義が終わって帰る途中に他支部のある先生が「講習会が終わるととても良かったと思うのに、会場に向かう朝は気が重いんだよね~」と語っておられました。全く同感です。その辺りは試合や稽古が終わってから元気になる多くの子供とあまり変わりませんね。

20140604000628.1