O体大寒稽古2018 その2

翌日の朝は4時半に起床し、5時過ぎに道場入り。大学生を中心に子供から大人までたくさんの人が「ワッショイ!」の掛け声を掛け体育館内を走ります。

座礼後、切り返しを30分程度受け続け、掛稽古に入ってしばらくしてS道範士の列に並びました。Y師寺先生の話によれば、近年、S道範士は朝稽古しか出られないため長蛇の列ができるということだったので、早めに切り上げたのです。案の定、既に長蛇の列になっており、約40分並んでようやく自分の番になりました。

毎年変わらないS道範士の圧力は壁のようです。にっちもさっちもいかなくなったところで面に飛ぶといとも簡単に胴に返されます。それでも気を取り直して向かうも本日一番の切れ味のある小手で「パクっ」と切り落とされてthe end。ものの2・3分?で終了となりました。しかし、全く物足りなさは感じず、ただただ自分の力不足を反省するばかりでした。

その後、S道範士の列に並んでおられたT八段やN尾先生の立ち合いを拝見して自分の稽古ぶりとの違いに目を奪われました。稽古後、S道範士にお礼に行くと「力が入っている。もっと抜くこと」とご指導頂きました。

その日の午後練でK﨑先生にお願いし、稽古後にお礼に行くと「伸びのある面が出た。」と一言。有難いお言葉ではありますが、何となく違和感を感じたので宴会の席で掘り下げて伺おうと心に決めました。(つづく)