先週の木曜日、支部稽古会には新入生と思わしき顔ぶれも含め、大変多くの参加者で賑わいました。フレッシュな人と稽古をするとタイミングが違い、かなりの確率で打たれてしまいます。打たれることで新たな発見や昔を思い出すこともありますが、稽古後に打たれながら何かしらアドバイスするのは気恥ずかしさがあります。
さて、少し前の話ですが、平成27年5月10日頃に黙行会HP来場者数が23万人を突破していました。
振り返ると平成16年に黙行会HPをリニューアルするまでの延来場者数は9000人、それ以降、平成17年5月18,000人、平成22年7月12万人、平成24年1月15万人、平成26年1月20万人、平成27年5月23万人と推移しています。
ということは近年では年間延約2万人以上の方が黙行会HPをご覧頂いていることになります。ありがたいことです。今後ともご贔屓にお願い致します。
第48回群馬県社会人剣道大会が下記の日程で行われます。
記
日時:平成27年7月26日(日)
AM8:30開場、AM9:30開始
場所:高崎市中央体育館 (高崎市栄町11-1・高崎駅東口方面)
申込期限:平成27年7月5日(日)
詳細は高崎支部のホームページ
http://www.kendo-takasakishibu.com/に掲載してありますので、要項・申込書等をご覧頂き、奮ってご参加ください。
以上
火曜日の黙行会、やや湿度が高かったものの気温はそれほど高くなかったので「まぁ何とかなるかなぁ」と楽観していました。
ところが、回り稽古が20回目に差し掛かる頃にはかなり汗が吹き出て、最後の方になると足の張りも感じるようになりました。会場校の先生によれば「途中でクーラーを入れたと」話されていましたが、もしクーラーが入らなかったらもっと大変なことになっていたでしょう。
まだ5月だというのに…。これからの梅雨時期にかけて暑さに慣れるまで稽古がきつくなりそうです。
来月の黙行会は6月23日(火)と決定しました。皆様のご参加よろしくお願い申し上げます。
先週末から日曜日まで高校生は試合、大人は全国審査会がありました。結果が出た方におかれましては大変おめでとうございました。
何でもそうですが、上手くいく時もあれば、いかない時もあります。得意淡然・失意泰然です。
さて、19日の火曜日は黙行会となっております。皆様のご参加、よろしくお願い致します。
木曜日支部稽古会は先週に引き続き、市武道館隣にある高校をお借りして2回目の稽古会が行われました。
やや遅れて道場に入るとY県の名札の先生がいらっしゃいました。ある先生からその方についてお聞きした記憶があり、ご挨拶しようと思いましたが、すぐに稽古時間になってしまったのでお話する機会に恵まれませんでした。次の機会にお話を伺おうと思います。
稽古はいつも通りでしたが、移って2度目ということでまだ新鮮な雰囲気。市武道館よりもやや奥行が短いため、元立ちと掛り手の距離が短く凝縮感もあります。稽古後の黙想の際、静まり返る道場内にケロケロとカエルの歌声が聞こえてくるのもまた一興。いろいろな場所で稽古をすること自体、良い経験となるはずです。
道場をお借りしている高校の先生方には色々とお世話になります。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
ここのところ、台風で雨だと思ったら快晴になったり、午前中は穏やかだと思えば午後からは強風が吹いたりと天候が安定せず、おまけに地震で揺れたりするので落ち着かない日が続いています。
比較的涼しかった火曜日はM署の稽古会に行ってきました。久しぶりにI田八段にお願いすると、ほんの数合しか打突動作をしていないにも関わらず、顔から汗が滴り落ちます。打ち出す前段の攻防でかなり体力が消耗するのはI田八段の攻めの圧力を受けているからなのでしょうね~。
その後、中学生と大人の先生合わせて7名といい稽古が出来ました。ただ、演武大会で得た経験の成果が出ず、思い通りに打てないどころか、逆に乗られてしまった場面も結構あり、あの経験は何だったのか?と自問したくなりました。(地震じゃなくて)自信が揺らぎます。
そうそう、ここ数日でアクセス数が飛躍的に伸びました。多分、あっちゃんのブログで『「黙行会」で検索!』と書かれていたためと思われますが、その瞬間最大風速、恐るべし。
土曜日はM澤道場の落成式典にお招き頂きました。翌日の地元紙によれば出席者は約130人。その中には範士・八段の先生のほか、テレビでしか見られないような県外の有名な先生もいて、豪華な式典となりました。
神主さんの修祓式から始まり、館長挨拶、来賓祝辞それに床を施工した業者さんの挨拶までありました。施工者の話によれば全国の武徳殿を回って研究を重ね、剣道をするのに最適な施工をしたとのこと。剣道形の披露は県を代表する七段の先生が打たれ、流麗かつ迫力のある演武で式典に華を添えました。
その後、3部制の稽古会が行われ、1部には選手権大会等で活躍したT鍋選手、Y屋選手、M夏選手など…超有名選手がズラリ。思わずカメラを取り出して撮影をしてしまう程見惚れてしまいました。
私は2部に参加させて頂き、M崎史先生、K野先生、K田先生など若手八段の先生方に稽古をお願いすることが出来ました。各先生、それぞれ独特の剣風を持っておられ、それを体験しただけでも来た甲斐があったというもの。杉板の床も踏み込みがしやすく、抜けやすい。さすが施工者が自信をもってスピーチするだけのある床材を味わいました。
場所が変わっての祝宴は普通の披露宴を軽く凌駕する規模。T崎範士が揮毫された道場の看板が披露され、思わずT崎範士にお話しを伺うとただ一言「頑張るしかないよ」とスマートなお言葉。例えるなら肩に力が入った面をさりげなくかわされた感じ。それはさておき、祝宴は終始お祝いムードで進行され、歓談の際には剣道家らしく、円卓のあちらこちらで剣道談義に花が咲いていました。
同席された方の中には駐車場係やテント張、氷の入った飲料水の提供してくださった先生方、席次表の準備、引き出物の詰め込み作業などの裏方作業を黙々とされた先生もいらっしゃいました。色々な方の献身的な協力を拝見したり司会者の心のこもった語り口を聞いたりすると、「M澤先生、何か持っている?(ちょっと古いか!)」と今度会った時に伺ってみたいと思います。
「機会があれば是非稽古にご参加ください。」という社交辞令を真に受けて厚かましく稽古にお邪魔するかも知れません。今後ますますのご発展を心よりお祈りいたします。
5日の朝稽古の参加者は4日までの4割減。この日は教士の先生方にお願いしようと国旗から離れた場所でスタンバイ。
すぐ近くにK崎先生がいらしたのでお願いすることにしました。先生の構えの圧力に対して以前よりは挙動不審にならずに立ち合えたものの、こちらの攻めが通用している感じはまるでなく、最後に小手を頂戴したときには完全に参りました。
今年の朝稽古は人数こそいつもより少なめでしたが、剣を通して自分の欠点をご指摘頂き、実りあるものとなりました。
最終日の八段教士・範士の立合いは一度も席を外さず朝から夕方までタップリ拝見させて頂き、見事な立合いを堪能。その中で滅多にお目にかかれない珍しいことがありました。それはK崎先生がお相手の竹刀を巻き上げると手から離れた竹刀がクルクルと天高く舞い上がり、放物線を描きながら落ちる間際、主審の先生の胸にスッポリ収まってナイスキャッチ。その光景に会場中がどよめき、拍手と笑いが沸き起こりました。
その他にも素晴らしい立合いが随所に見られましたが、残念ながら書き切れません。しっかりと心に刻んでおこうと思います。
今年は質の高い剣道に触れる機会が多く、自分にとって新たな課題も見つかりました。そうありたい姿やあるべき姿をそこに見出せることは幸せなことです。また来年も同じ場所に居たいものですね。(終わり)
木曜日の支部稽古会は場所をお隣の高校に移動して通常通り行われました。私立高校だけあって設備の充実ぶりが伺え、小高いグランドから見るキラキラした市街地の夜景に少し見入ってしまいました。
さて、続きです。
4日の朝稽古も満員御礼の人気ぶり。しかもS道範士がお見えになったのでS道範士の下座周辺は大混雑になっていました。
面の早づけしてS道範士の列に並ぶも約15番目。ある程度の予想はしていましたが、お願いできたのは稽古開始から45分後のことでした。
S道範士にお願いする時は知らず知らずに余計な力が入ってしまうので今回は呼吸と無意識を心がけて臨むことにしました。そうは言ってもS道範士の構えの圧力からか、呼吸の乱れと強い意識が芽生えてくるのが分かります。それを抑えつつしっかりとした溜めを作ろうとして面に出ると自然に身体が出て打ち抜けられました。打突部位は捉えられなかったものの、S道範士から「あれで良い」との言葉を頂戴することが出来ました。ここ数年「もう一つ」という言葉が定番だったので方向性は確認できたように思います。
朝稽古が終わり、午前中の立合いに向かいます。お相手は相当な剣歴の持ち主でこの場で立合えるだけで運が良かったと思わざるを得ない先生。胸を借りるつもりで臨みました。
初太刀、予想通りスピードのある面が飛んでくるのを何とか凌ぎ、2合目は打ち合いに。3合目はここか!と思ったところで出るとまだ機が熟しておらず空振り。厳しい八段審査であればこの時点で不合格間違いなしと落胆するも、まだ大丈夫と自分を励ましつつ気持ちを立て直し4合目。
緊迫した間合いの攻防の中で思い切って面に出たところ、偶然?当たって一本。打突感はありましたが、お相手の剣先が喉元につき、打ち抜けられなかったのでまさか一本になるとは思いませんでした。二本目は残り時間が少なく、またもスピードのある面が飛んできたところに遅れ気味の返し胴が運よく決まり、自身本大会初の二本勝ちを納めることができました。
本大会は勝利にこだわる大会ではなく、勝ち負けにあまり意味はありません。しかし、前々から試合中に煽らないスタイルを意識してからずっと結果がでなかったので実力ある先生を相手に自分なりの剣道ができたという面においては大きな自信になったように思います。(続く)
3日の朝稽古はN先生夫妻と共に体育館入り。そこでまず驚いたのは参加者の出足しが早く、しかも整列時には例年の3割増し?の人で溢れていました。多分、今年は2日が土曜日で遠方からの移動がしやすかったためでしょうね。
整列した際に、目の前にS野範士がいらっしゃったので早速お願いすることにしました。初太刀、気合と溜めを作って面に打ち出すものの会心の小手を決められ、打ち出したタイミングは機会ではなかったことを反省。何合かあって、またも出小手をバックリ決められてしまいました。ただ、面に出る体重移動は徐々にしっくりくるものがあり、自分としては良い感じで終わることができました。
お次はK井範士。今度の初太刀は溜めに溜めて出ると珍しくK井範士の面をかすりそうになりました。自分でもそうなるとは思っていなかったのでお互い顔を見合わせ苦笑い。その後は小手が切落とされるくらい強烈な担ぎ小手を2本頂戴し、最後にまた初太刀のような面が出て終了。K井範士の相手を引き出す絶妙な打たせ方と高度な打ち方を拝見させて頂きました。
午後には柳生同期の先生のご尽力により、合同稽古会が催され、A県のH先生、T都のS先生など錚々たる先生方にお願いしました。各八段選抜大会で優勝された先生方で実力の違いに只只唖然とするばかりなのですが、剣を交えると観客席で見ていた印象とはまた違う感じ方をするのが不思議です。 貴重な体験をさせて頂きました。
稽古の合間に初めて行った市場は色々な店が建ち並んでいて、外国人も多くいる狭い路地をかき分け、前に進みます。熱気、匂い、色彩、会話など市場独特な雰囲気がありますね。ちょっと油断すると買い食いしたくなる衝動に駆られるのも市場が持つ力なのでしょうか?
こういう所に来ると市場も稽古も体験してみるのが重要と感じます。質を高めるには高い質を知らないと高められないということもよく分かります。やっぱり経験して良かった!明日の朝稽古も頑張ろう。(続く)
群馬県内で行われる剣道稽古会の黙行会(もくぎょうかい)