2015GW(その4)

5日の朝稽古の参加者は4日までの4割減。この日は教士の先生方にお願いしようと国旗から離れた場所でスタンバイ。

すぐ近くにK崎先生がいらしたのでお願いすることにしました。先生の構えの圧力に対して以前よりは挙動不審にならずに立ち合えたものの、こちらの攻めが通用している感じはまるでなく、最後に小手を頂戴したときには完全に参りました。

今年の朝稽古は人数こそいつもより少なめでしたが、剣を通して自分の欠点をご指摘頂き、実りあるものとなりました。

最終日の八段教士・範士の立合いは一度も席を外さず朝から夕方までタップリ拝見させて頂き、見事な立合いを堪能。その中で滅多にお目にかかれない珍しいことがありました。それはK崎先生がお相手の竹刀を巻き上げると手から離れた竹刀がクルクルと天高く舞い上がり、放物線を描きながら落ちる間際、主審の先生の胸にスッポリ収まってナイスキャッチ。その光景に会場中がどよめき、拍手と笑いが沸き起こりました。

その他にも素晴らしい立合いが随所に見られましたが、残念ながら書き切れません。しっかりと心に刻んでおこうと思います。

今年は質の高い剣道に触れる機会が多く、自分にとって新たな課題も見つかりました。そうありたい姿やあるべき姿をそこに見出せることは幸せなことです。また来年も同じ場所に居たいものですね。(終わり)

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