第54回全日本剣道選手権大会 群馬県予選会
平成18年8月20日(日) 場所:ぐんま武道館
優 勝 |
準優勝 |
3位 |
3位 |
赤尾 和彦
(群馬県警) |
井口 裕史
(群馬県警) |
猪熊 義武
(勢多支部) |
藤多 大輔
(群馬県警) |
寸評
ベスト4に警察官3人、しかもそのうち2人が上段を執っているという、上段の選手の活躍が目覚ましい昨今の全日本大会の傾向を映し出している予選会となりました。
準決勝の第一会場では国体・都道府県大会出場の常連同士の対戦。お互い知られた試合巧者の戦いぶりを存分に発揮し、相互譲らず延長戦へ。ここでも双方疲れを見せず、惜しい打ちが出るもののしばしの膠着状態。最後は飛び込み面で決着となりましたが、勝敗はどちらに転がってもおかしくない名勝負でした。
準決勝の第二会場では大型上段2人が激突。お互いの手の内を知り尽くした警察官同士の戦いは、静かな中にも打ち出せば強烈な打突の連続で、見応えのある試合となりました。
決勝戦は両者特錬の中心選手。序盤から激しい打ち合い。中盤に一瞬井口選手が居ついたところ赤尾選手が見事に左小手を仕留めるとあとは完璧な防御体勢で時間切れ。
教員の参加者が少なかった本大会の中で、出場者の多かった警察官が席巻した大会でした。
おめでとうございます
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